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講座8:ワイドレンズ&UFL-1を使おう

講座8:ワイドレンズ&UFL-1を使おう

ワイドコンバージョンレンズの利点

ワイドコンバージョンレンズは、このレンズを付ける事で、通常より広い範囲の画角で撮影することを可能にさせるアクセサリーです。
水中写真の成功のコツは「被写体にできるだけ近づいて撮影すること」ですが、被写体に近接して撮影した場合、画角が狭いと周りの様子が写らなくなるばかりか、被写体が大きいと全体像を捕らえることが出来ません。
このように、景観や大きな被写体を狙う撮影にはなくてはならないアクセサリーが、このワイドレンズです。このレンズの特徴はレンズ径が、かなり大きくなることです。
この大きなレンズを、防水プロテクターに取り付けると、内蔵フラッシュでは、フラッシュ光がレンズに邪魔され、被写体へ正しく照射することができません。
そこで、レンズに干渉されない位置に新たに外部フラッシュを増設しなければなりません。
ワイドコンバージョンレンズとUFL-1を使って撮影
ワイドコンバージョンレンズとUFL-1を使って撮影
ワイドコンバージョンレンズ
ワイドコンバージョンレンズ
ワイドコンバージョンレンズとUFL-1の組み合わせ
ワイドコンバージョンレンズとUFL-1の組み合わせ
 

ワイドコンバージョンレンズの威力

左の写真は防水プロテクター単体で大きなウミウチワを撮影したものです。内蔵フラッシュの照射はされているものの、光量が十分ではないのでウミウチワの美しい赤色や全体像を描写することは叶いませんでした。

右の写真は同じ距離からワイドコンバージョンレンズと外部フラッシュUFL-1を使用して撮影したものです。周りの景観も入れ込みながら画面全体にフラッシュ光が回りウミウチワの赤色も再現できています。
ワイドコンバージョンレンズ&UFL-1未使用
ワイドコンバージョンレンズ&UFL-1未使用
ワイドコンバージョンレンズ UFL-1使用
ワイドコンバージョンレンズ&UFL-1使用
 

ワイドコンバージョンレンズのセット方法

ワイドコンバージョンレンズを防水プロテクターに取り付けるには、レンズとプロテクター のレンズ径を確認し、調整が必要な場合はステップアップリングを使用して装着します。また実際に水中で撮影する前に、水中で一度レンズを外して空気を抜き、プロテクターとレンズの間を水で満たす作業を忘れないようにしてください。
ここで注意が必要です。28mm等の広角レンズを搭載したカメラは、画角が28mmと広いため、他社製のワイドコンバージョンレンズやUN製のPWC-01を装着した場合、画像にケラレが生じます。ケラレが出た場合、ズームをややテレ側にシフトさせれば症状は消えますが、本来の画角は確保されません。これらの機種には、28mmレンズを使用することを考慮して設計された純正のワイドコンバージョンレンズPTWC-01をぜひ使用してください。
水中プロテクターのリング径とワイドコンバージョンレンズのリング径を確認し、調整が必要な場合はステップアップリングを使用する
水中プロテクターのリング径とワイドコンバージョンレンズのリング径を確認し、調整が必要な場合はステップアップリングを使用する
カメラに合ったワイドコンバージョンレンズを選択する
カメラに合ったワイドコンバージョンレンズを選択する

外部フラッシュ接続のポイント

カメラと外部フラッシュの接続には、正確なフラッシュ信号のやり取りにより安定した露出が得られる光ファイバーケーブルを使用してください。

購入する前から、外部フラッシュを使ってみたいと思っている方は、光ケーブル用アダプターが同梱されてる防水プロテクターもありますので、そのような機種を選んでおくと後々、アクセサリーの追加装備が手軽にできます。
光ファイバーケーブルにより正確な信号を送信できる
光ファイバーケーブルにより正確な信号を送信できる
光ファイバーケーブルで接続できるプロテクターや外部フラッシュを選ぼう
光ファイバーケーブルで接続できるプロテクターや外部フラッシュを選ぼう

フラッシュ接続用アームの選択

右下の写真のようなシチュエーションでは、外部フラッシュは、出来る限り後方から被写体から離して照射させると、光束も拡がり画面全体にフラッシュ光が行き渡ります。

短めのアームは、景観など遠方の被写体を撮影するようなシーンではコンパクトで取り回しが良い組み合わせですが、大きなワイドコンバージョンレンズPTWC−01を使用し、被写体に十分に寄った場合に、レンズ自体が外部フラッシュの光を遮る事や、被写体との距離が保てず、全体にフラッシュ光がまわらず陰が出る事があります。

長めで自由度が高いアームは、フラッシュと被写体との距離も十分にとれ、好きな角度から照射できるので、好みの陰影を演出したり、被写体全体にフラッシュ光を照射することができます。

持ち運びに多少不便さはありますが、大きなレンズを使用するワイド撮影には長めで自由度の高いアームをお勧めします。
短いアームの場合レンズ自体がフラッシュ照射を妨げる場合がある
短いアームの場合レンズ自体がフラッシュ照射を妨げる場合がある

長い自由度の高いアームが有効的
長い自由度の高いアームが有効的

ワイドコンバージョンレンズと外部フラッシュを使った撮影の注意点

ワイドコンバージョンレンズ&UFL-1を使った撮影では、次のことに注意して、内蔵フラッシュでは撮影出来なかった作品にぜひ挑戦してください。
  • 被写体にできる限り近づいて撮影する。(被写体から離れて撮影すると、フラッシュがフル発光状態になり、浮遊物に反射してノイズを拾いやすくなります。)
  • 水中に入ったら一度レンズを外しエアーを抜く作業を忘れずに行う。
  • ケラレが発生しないようにフラッシュの位置を確認する。
  • 自分が思い描いた陰影が演出できるように照射角度や出来上がりイメージを想定する。
できるだけ近づいて撮影することが成功の鍵!
できるだけ近づいて撮影することが 成功の鍵!

ワイドコンバージョンレンズ&UFL-1使用の作品

image01
カメラ:
μTOUGH-8000
撮影モード:水中ワイド1
絞り値 : F3.5
シャッター速度:1/500
ISO感度 : ISO80
露出補正 : -0.3EV
image02
カメラ:
μ1030SW
撮影モード:水中ワイド1
絞り値 : F3.5
シャッター速度:1/180
ISO感度 : ISO80
露出補正 : -0.7EV
     
image03
カメラ:
μTOUGH-6010
撮影モード:水中ワイド1
絞り値 : F3.5
シャッター速度:1/200
ISO感度 : ISO64
露出補正 : -0.7EV
image04
カメラ:
μTOUGH-6010
撮影モード:水中ワイド1
絞り値 : F3.5
シャッター速度:1/125
ISO感度 : ISO100
露出補正 : -1.0EV
安全に関するご注意 安全に関するご注意
正しく安全にお使いいただくため、ご使用の前に必ず『取扱説明書』をよくお読みください。
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