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プロが教える 被写体別 昆虫撮影テクニック

プロが教える 被写体別 昆虫撮影テクニック

多くの写真愛好家が昆虫の写真を撮るために、フィールドに出かけますが、プロの写真家が昆虫達を撮る時にどんなアプローチや撮り方をするのかは気になるものです。ここでは、昆虫写真撮影の入門編として、代表的な被写体別に簡単な撮影テクニックや虫たちの特徴を紹介します。
さらに詳しい情報は、昆虫好きが集まるコミュニティ「フォトパス 虫コミュ」でプロに気軽に質問ができますので、ぜひ「虫コミュ」もご利用ください。

1.チョウの撮り方

撮影機種:OM-D E-M5M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

昆虫の中でも人気の高いチョウですが、撮影となると難しく感じられる方も少なくないのではないでしょうか。しかし、ちょっとしたポイントに気を付けると撮影のチャンスが広がります。花に止まった瞬間を狙う時には、焦らずにストローのような口を伸ばして蜜を吸い始めるのを確認してから、近付くと成功率がアップします。作例のベニシジミやヤマトシジミは、飛んでもあまり遠くまで行かない事が多いので、じっくりとチャンスを狙ってみましょう。60mmマクロレンズならばインナーフォーカスでレンズが繰り出さないので、脅かさずにしっかりと近付けるところも良いですね。

(写真・解説:黒柳 昌樹)

2.トンボの撮り方

撮影機種:OM-D E-M5M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7

水辺の昆虫、その代表的な虫がトンボですね。夏場から秋にかけて、池や川の岸辺で、よく見かけるのですが、いざ撮影となると、近寄るとすぐ飛んでしまい、なかなかうまく撮影しにくいと思います。
そこで役に立つのが、75-300mmのような超望遠レンズです。 35mm判換算での焦点距離が150-600mm相当ですので、ほぼトンボの全身をとらえることができるレンズで、遠くからの手持ち撮影が簡単にできます。また、右の写真のように、アートフィルター機能を使っての美しい1カットも面白いですね。

(写真・解説:北添 伸夫)

3.ホタルの撮り方

撮影機種:OM-D E-M5M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0

夏の夜、水辺を魅惑的に彩るのがホタルですね。この昆虫は、カメラを持った方々が必ず撮影したくなる被写体のひとつです。でも、ほのかな光のホタルを撮影するのは、難しいと思っている方も多いと思います。
作例1(左)の星とホタルは、OM-Dと12mmレンズを三脚に乗せて1ショットで撮影したカットです。そして、たくさんホタルが乱舞している作例2(右)は、同じアングルの複数カットを撮影後にレタッチソフトで画像処理して仕上げました。

(写真・解説:北添 伸夫)

4.ハチの撮り方

撮影機種(左):OM-D E-M5M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
撮影機種(右):OM-D E-M5ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye

ハチを撮影するのは、ちょっと怖い気がするかもしれませんね。しかし、スズメバチ等の攻撃性が強い種類以外は自分から刺して来ることはありません。中でも花で蜜や花粉を集めているハチは指でつまんだりしない限り安全な上に、動きも比較的ゆっくりしているので絶好の被写体になってくれるでしょう。
60mmマクロレンズで背景に木漏れ日を入れて丸ボケを狙ったり、8mmフィッシュアイレンズで思い切り寄って周囲の景色と一緒に切り取ったりと、表現の練習にもぴったりですよ。

(写真・解説:黒柳 昌樹)

写真・解説

写真家 北添伸夫
1956年愛媛県生まれ、環境コンサルタント業務など経てフリーの写真家として独立。昆虫や植物、顕微鏡、風景、天文等の分野を得意としている。
著書に「たんぼのいきものたち タガメ」 農文教(共著)、「愛媛の人里野草図鑑」 愛媛新聞社(共著)「シジミチョウ観察辞典」 偕成社(共著)、「アゲハチョウ」 リブリオ出版 等がある。現在、「フォトパス 四国コミュ」の管理人としても活動中。
>フォトパス 四国コミュへ

写真家 黒柳昌樹
1969年東京生まれ、南西諸島をおもなフィールドとして 自然写真や広告写真を撮影。
ライフワークとして蝶をはじめとする昆虫の飛翔写真に力を入れている。現在、「フォトパス 虫コミュ」管理人としても活動中。SSP日本自然科学写真協会理事。
>フォトパス 虫コミュへ

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