あごひげデビルさん、韓国 PENイベントへ
本日の撮影機材:OLYMPUS PEN Lite E-PL1、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
撮影者:あごひげデビルさん。
昨年、E-PL1のデザインの話をしてくれた、デザイナーあごひげデビルさん。 第三世代PENのデザインも担当されました。あごひげデビルさんが韓国のユーザーイベントに出席して、デザインのお話をしてきたというのを聞きつけ、がっつりとPENデザインのお話、そして韓国のお話も聞いてきました!
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- AMY:こんにちは!ちょっと聞きましたよ〜。韓国の発表イベントでデザインのお話をしてきたとか?どんな話をしてきたか教えてください!
- あごひげデビル:韓国のPENファンやデザインに興味がある方々の熱気に押されまくった時間でした。デザインの話が終わったあとも質問がつきなかったなぁ。皆さん、PENのデザインに興味深々でしたよ。

イベントは韓国のオリンパスホールで行われました♪
- あごひげデビル:ここからは韓国でしてきたお話をしますね。 もう皆さんはご存知の話かもしれないけど、まずは初代PENの目指したもの、次にE-P1以降のPEN、最後にE-P3のデザインコンセプトをご紹介しました。 ご紹介した内容のほんの一部になりますが、実際に使った資料とともにお伝えしますね。
〜初代PENの目指したもの〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・
- あごひげデビル:まずはフィルム時代のPENが目指したもの。
「いつでも、どこでも、だれでも使えるカメラ。まるで筆記具のペンのように。」
これは初代PENの設計者がPENの理想として語った言葉です。これが、全てのPENの理想としてデザインしています。
小型・軽量、そして高画質。それから、エレガントな弧を描くラインと、均整をもたらす水平垂直ラインでPENは構成されています。
このデザイン的にPENを構成する要素は、今も変わりありません。
〜E-P1以降のPEN、PENとは〜・・・・・・・・・・・・・・・・
- あごひげデビル:DIGITAL世代のPENが生まれ、おかげさまで世界中のたくさんの人々に支持してもらっています。
PENは皆さんにとってどんな存在なのでしょう?
PENはただのカメラではないと思っています。自分の生き方があり、趣味があり、芯のある人たちがいます。PENはそんな多くの方々に選ばれてきました。年代や性別を超えて。それは「PENを選ぶ」という生き方。PENを選ぶということが、すでにその方のライフスタイルになっているような気がします。
Creativity ≒ Imagination + Action + Knowledge
言葉の知識があるか、ないかだけで、素敵な写真(創造性)が撮れるかどうかが決まるわけではありません。
想像力(Imagination)と行動力(Action )と知識( Knowledge )が一緒になることで、創造性(Creativity)に繋がるのではないでしょうか。この行動力というのはシャッターを押した時点でもう始まっています。
「そうそう、こんな写真が撮りたかった!」「いやもうちょっと明るく・・・」
シャッターを押して、そう思った瞬間に貴方はもうイメージの断片をつかんでいます。
そしてまた撮りたくなる。イメージが生まれ、その為に行動を始める。そうすると、知らなかった言葉にふれ、その言葉を知識として覚えます。
それまで知らなかった表現方法に、もっとチャレンジしていきます。
そうやってカメラに気持ちをサポートしてもらいながら、素敵な写真を撮るという創造的な行為に発展していく。PENが皆さんの創造的な写真生活にお役にたてれば嬉しいですね。
〜E-P3のデザインコンセプト〜・・・・・・・・・・・・・・・・・
- あごひげデビル:まるで自分自身であるかのように、大切にしてもらっているPEN。
次は、その最新機種のデザインについてお話していきましょう。
開発当初から、E-P3にはその性能に相応しいデザインが必要であると考えました。
それはまさにPENを代表するデザインであり、PENそのものと言って良いでしょう。
何枚も何枚もスケッチを描いて、検討した結果、我々は一つの答えにたどり着きました。
それは、初代PEN-FをモチーフとしたE-P1をもとに、さらにデザインの完成度を極限まで高めるという方向性。
全ての要素を一から見直し、まったく別のデザインですら幾つも検討したからこそ、たどり着いた答えです。
そして完成度を高めるときの判断基準となるキーワードを策定しました。
それは上質(High Touch)であるということ。
高品質感と、高級感も内包するキーワードです。
E-P3は「上質」を目指してデザインしました。
- AMY:ここでいう上質(High Touch)とは何でしょうか?
- あごひげデビル:我々はリアリティ(Reality)の積み重ねだと考えました。
英単語そのままの意味だと、実在、現実といった内容になりますが、そのあたりを含みつつ、半分造語だと考えてください。
我々の定義したRealityとは、「お客様にとって、あるべきところに、あるべき表現がある」ということです。
例えば皆さんが誰か大切な友人にプレゼントをするとします。
そのギフトボックスにはリボンがかかっているんじゃないでしょうか?
そしてもしかしたらそのギフトボックスの紙の質感や、リボンの素材や色、結び方まで拘って考えるかもしれません。
大切な友人にプレゼントをする皆さんの気持ち。
その気持ちに対してそのリボンの色や質感があるべき表現としてそこにあるのです。
それがRealityです。
上質(High Touch)とはそのRealityをいくつもつみかさねて実現できるものです。
シャッターボタンのフィーリングにも、スタイリングデザインにも、触ったときの感触にも、様々なところにRealityはなければならないのです。 - AMY:E-P3を使ってくれるお客様にとってのリアリティ、例えばモードダイヤルについてはどんな感じですか?
- あごひげデビル:モードダイヤルとかの操作部って、カメラの雰囲気や性能を感じてもらえる重要なポイントなんですよ。E-P1のモードダイヤルも特徴的でしたから、比べたときどちらも良いねって言ってもらいたくて、コストよりも質感を重視しました(笑)。
金属から削り出したダイヤルに、彫刻文字を施し、墨入れで仕上げるなどして質感を高めています。その一つ一つに気づかなくても、見たとき、触ったときに 「なんか良いね」 と感じてくれる事に繋がると考えてデザインしました。
- AMY:なるほどー。見たとき、触ったときに、「なんか良いね」 と、感じる。AMYはこの感覚とても好きです!
細部までリアリティを追求する。メニュー画面のインターフェースであったり、レンズも同様に追求されていったのですね。
上質=Reality + Reality + Reality…
Realityとは、あるべきところに、あるべき表現(素材、カタチ、質感、色など)があること。そうやって細部にこだわっていったことで、PENの魅力は受け継がれ、さらに新しい時代でも洗練されたものになったのですね。 - あごひげデビル:はい、カメラ、レンズ、インターフェース、アクセサリー。PENというシステム全部がつながるときのデザインを考えています。それぞれが響きあう、お互いの旋律が重なり合う和音の美しさがPENにはあります。そして旋律を奏でるのはお客様です。個々のライフスタイルと目的にあった、和音を奏でてください。そして写真の喜びを感じていただければ幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日のお話を伺ったときに、最初にあごひげデビルさんから言われたのは「AMYはPENを自分好みにカスタマイズしている?」という言葉。なぜカスタマイズの話?と思ったけれど、そこからデザインのお話や韓国話に発展していったの。
手に触れたときに「なんか良いね」と感じてもらえるデザイン。良いねと感じてもらって、自分のカメラにしてくれたら嬉しい。でもPENは手に入れて終わりではなく、そこからがスタート。写真を楽しむ生活があってもいいし、カメラが好きな人はグリップやアクセサリーなどでカスタマイズして、自分らしいカメラにしていくことも出来る。そんなPENを手にしたあとの広がりも考えて、皆さんの大切なPENになるよう、心をこめてデザインされていきました。
あごひげデビルさんの言葉で、とても心に残った言葉があります。
「ペンを持つ人のクリエイティビティって、写真はもとよりカメラに着せ替えをカスタマイズしたりと広がっています。それぞれが思うように写真もカメラも楽しむ生活が始まるんですね、PENを手にしたその日から・・・」
そう聞いたら、手元のPENがとても愛おしいものに思えてきて、写真を撮りたくなったんですよねぇ。単なるカメラで終わらないところがPENの魅力なのかも。
そうそう、韓国では自分なりのPENにカスタマイズしている方が多かったとか。 もちろん、外観だけのカスタマイズだけではなく、その方らしいPENの使い方、創作の世界を楽しんでいらっしゃるようです。 カスタマイズするのも個性、しないシンプルなのも個性。どんな撮影をするのか、どんな風に写真のある生活を楽しむのかも個性だと思います。 日本でも自分なりの楽しみ方でPENライフをエンジョイしましょう!
最後にオマケ☆韓国のオリンパスサイトも楽しいんですよ〜。
PENのブログが盛り上がっています。AMYは韓国語がわからないけど、写真を見るだけでも楽しい雰囲気が伝わってきます。
オリンパスブログラフィーはコチラ
ふふふー♪ブログラフィーの中であごひげデビルさんが参加したイベントが掲載されているページですー。イベントの様子が動画でリンクされていますよ〜。ぜひご覧ください。
イベント当日のブログラフィーはコチラ
来週15(月)は夏休みをいただきお休みします。
かわりに?今週12(金)に韓国のお話の続きをアップします。
また遊びに来てくださいね(^^)/よろしくお願いします!
今週も写真を楽しみましょう!


新緑が綺麗ー。
石楠花(しゃくなげ)に…、右側のお花はなんでしょう?どなたかご存知でしょうか?
このお花よく見かけますね!!シャガという山草。
左も木漏れ日を活かして撮影していますねー。

左:ミヤマオダマキ













デザイナー:
デザイナー:
デザイナー:
ボディカラーのところで触れた、ヘアライン加工。
カメラ上部のここの部分です。
他にも・・・。モードダイヤルや、シャッター、ズームレバーなどなどコダワリは全部と言っていいほど。
最後に触れるのは”フォント”。
左画像のレンズ周り、わかりますか??
正面から見て、レンズの周りに書いてある表記。XZ-1は “i.ZUIKO”という名前を使っているんですよね。
もう気がついた方、いらっしゃいますか?? そうなんです。一眼のZUIKOレンズとレンズ周りの文字配置などが同じなんです。一眼になれている方がXZ-1を持つと、いつの間にかしっくりくるのはこういう細かい部分があってこそだったりして?!



