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オリンパス社員 AMYのPEN BLOG

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テーマ:あごひげデビル

 

12mmF2.0のデザインのお話 と 旅時間

Day2011年12月26日 11:00

2011年最後のブログ記事となりました。
一年間ご愛読いただき、ありがとうございました!

※画像は、クリックすると拡大表示になります

本日の撮影機材:OLYMPUS PEN E-P3M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8*TOP画像は12mm F2.0にて撮影しました。


こんにちは!AMYです。
最近はイルミネーション、神楽と、12mmF2.0のレンズに沢山使いましたねぇ。 手に触れたことのある方には、あぁ、あの感覚!と感じていただけるかもわかりませんが。 レンズや外装の金属、この鉱物感といいますか、良いモノ感と言ったらいいのかなぁ。手、そして視覚から伝わってくる感じ、なんとも言えないものがあるんですよねぇ。

そうそう、E-P3をデザインしたあごひげデビルさんが12mmF2.0のレンズデザインも手がけたんですよ。 今回の撮影で、写りはもちろんですが、手に触れる質感やデザインに改めて魅了されたAMY。12mmF2.0がどうデザインされていったか、あごひげデビルさんに聞いてみました! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  • あごひげデビル:カメラの本体が技術の進化によって常に代変わりする傾向にある中で、中古カメラ屋さんの店頭をみてもわかるようにレンズは残り続け、E-P1の発売以降、そういうレンズを使いたいという方が増えてきました。なるべくなら手放さないでほしいですが、持ち主が変わっても変わらない普遍的な価値の提供がレンズのデザインには必要と考えています。 それは、この世の真理といったら大げさかもしれませんが、そうした真髄に迫る描写力を体現できるようなデザインです。 12mmF2.0レンズは金属を使用しています。金属の元は鉱物(=ミネラル)です。鉱物には「パワーストーン」などという表現もあるほど独特の引力がありますが、そのミネラルの力を「光学」「カメラシステム」と響き合わせ、一枚のレンズの焦点に結び付けることを目指しました。 細部まで繊細に仕上げたフルメタルレンズボディの質感、総彫刻墨入れ文字の表記、使いやすさと個性にこだわった無駄のないスタイリングで、「これを使えばとんでもないものが撮れるかもしれない」というゾクゾクした感覚を抱いていただければ幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ >「これを使えばとんでもないものが撮れるかもしれない」というゾクゾクした感覚・・・
納得!もしまだ触ったことがないよー!って方は、店頭やオリンパスプラザなどで一度お手に取ってみてください。

って、これでお終いではないですよー。
今日は神楽撮影に行ったときの昼間の写真をご報告。

撮影レンズ:12mm F2.0

左:皆さんなら、なんてタイトルをつけるでしょうか。「緑のベットにまどろむ貴婦人(猫)」といった雰囲気。目がとても魅力的な猫でした。
右:左の猫と目元が良く似ていました。家族かな。

移動日に鹿児島に美術館を見に行ったりと少し足をのばしてみました。でもカメラを向けるのは、東京や神奈川で撮っているのと同じような被写体。気になるものは、どこに行っても同じな様です。

神楽撮影が終わった後、不眠不休で別の撮影に。左はパワースポットとして女性誌に良く出てくる”霧島神宮”の神楽殿。本殿の建物は改装中でした。朝日の影になる葉が気になり、そちらを主役にしてみました。12mmは主要被写体の他に、ボカした背景に情報を色々配置できる構図をとれるのも面白いですね。
中央と右は、夜通し撮影した後、お腹がすいてすいて・・^^;。道の駅みたいな場所で売っていた温泉でふかしたお饅頭、とうもろこし、卵。温泉が素材をさらに美味しくさせるのかしら、美味しかったー。霧島神宮から近い、霧島温泉の地です。AMYは光を入れた構図で撮ることが多いので、ゴーストも入りやすくなります。ゴーストは光を感じる効果として構図の一部にするので、ペンブログにも気にせずアップしています。でも、12mmは良い意味で出にくいレンズでしたね。

左:今は別の場所にある霧島神宮が昔あった場所、古宮址。新燃岳の活動で、入山規制や通行規制がかかっていますが、この場所までは行くことが可能でした。ここから近くに見上げる、高千穂の峰も神々しいものがありました。(写真では小さくなってしまいましたが^^;)
中央・右:“日本で最も美しい村連合”と、いうのに加盟している宮崎県高原町。なんだかほっとする光景が広がっています。

ここは45mmのレンズで撮りました♪

撮影レンズ:45mm F1.8

宮崎にて、45mmで撮った時間。
和モノの、デザインてなんて美しいのかしら・・・。と、目を向けた時間でした。

レンズが変わると、違う自分を見つけられます。

そして再び12mm♪

撮影レンズ:12mm F2.0

2011年最後は縁起物の話題で!
以前、テレビで見かけ気になっていた神社に行ってきました。
運玉投げで有名な鵜戸神宮(うどじんぐう)。日南の美しい海を見渡す場所にあります。言い伝えがあるお乳岩だとか、見所満載の神宮。少しゆっくり目に時間をとっておくのがいい場所かも。

ところで“運玉”って?!
左:「運玉」は5個ワンセットで購入。男性は左手で、女性は右手で、願い事をしながら亀の形をした岩の穴(しめ縄の中でも可)めがけて投げます。入ると願いがかなうのだとか。
中央:いっきまーす!!
右:しめ縄の中に穴があります。これが・・簡単そうに見えて、意外と難しいんです。投げているうちに夢中になって、願いごとが、運玉が穴に入ることに変わってきちゃうので注意!AMYは入るまでやめられなくなり、3セットの最後15個目でようやく穴に入りました。入るまで帰れなくなります。。。願いが無事にかないますように。

左はクリックして拡大していただけると読めますが、なんと今どきのおみくじって四ヶ国語もあるんですねぇ。ちょっとびっくり。

以上、ついつい掲載画像も増えてしまう、撮っていて楽しいレンズ二本でした(^^)。



今日もご覧いただきありがとうございます。年末年始のご予定はお決まりですか?大掃除やお出かけの合間、またはお仕事の合間。年末年始もペンブログ、そしてフォトパスに遊びにきてくれると嬉しいです。皆さまにとって、ほっとできる空間であるといいなぁ、と思います。

次回は、1/10(火)が2012年最初のブログアップとなります。
記事の内容は・・・年末年始のAMYの予定しだい(笑)。何を撮りに行こうかしら・・・。
来年も皆様にとって素晴らしい年でありますよう、お祈りしております。
またご一緒に、写真を、カメラを、レンズを・・・楽しんでいただければ幸いです。
今日も遊びにきてくれてありがとうございます。良いお年を♪

 


PEN×韓国

Day2011年08月12日 11:00

アニョハセヨ〜。“PENia”って知ってる??

今、韓国ではオリンパスPENを愛するファンの方々が熱いんです。
そんなPENを愛し大事にしている方々はPENia(ぺニア)と呼ばれているんだそう。
その盛り上がりぶりは・・・後ほどご紹介させていただきますネ(^^)。
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本日の撮影機材:OLYMPUS PEN Lite E-PL1、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

撮影者:あごひげデビルさん


前回、韓国のPENイベントの話をしましたが、今日はイベント以外の韓国のお話。
韓国ではE-P1の発売時から、白が人気高いんですって。今度のE-P3の白は、グリップを変えると表情がガラっと変わるから、違う魅力でまた気に入ってもらえるかも。グリップをはずしたところ、それから別売りのグリップに変更したところ、いろんな表情を見せてくれるカメラ。AMYも机上で美しいなぁ、と、ついつい眺めてしまうこともあります。って、韓国の話からそれちゃうところでした(笑)。
それでは、先日のあごひげデビルさんとの会話からスタートです♪
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  • AMY:エネルギッシュな街ですねー!韓国のどのあたりなんですか?
  • あごひげデビル:ソウルの繁華街です。
    仕事の合間に街中を眺める程度でしたが、活気があって独特のエネルギーに満ち溢れている印象です。
  • AMY:PENを持って出かけたらスナップに夢中になりそうな街。写真を見ているだけでもエネルギーが伝わってくる感じがします。
  • あごひげデビル:PENiaと呼ばれる、熱烈にPENを使って下さっている方達がいるというのも、頷ける思いでした。
    溢れる色彩、新旧織り交ぜながらひしめく建築物、波飛沫のように飛び交う言葉。たくさんの旅行者を見かけましたが、多くの人々を引き付けるこの街の魅力の一部を見た気がしました。
  • AMY:なんだか、パワーもらえそうな街。海を挟んで、お隣の国なんですよねぇ。PENを持って街歩きしたら、同じPENファンと出会えたりして。そうしたら、言葉は通じなくても楽しいでしょうねぇ。
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美味しそ〜!!食べ物の写真は、キムチとサムゲタン。あごひげデビルさんに聞いたら、どのお店に行っても、自由に食べられるキムチが置いてあって、しかも無料で驚いたそう。それからキムチもお店ごとの味があって、どれも美味しかったんですって。さすが本場!いいなぁ。。食べたいぃ。 現地の人に「土中で発酵させる本当のキムチはもっと美味しいんですよ。」という話を聞いたそうで、深い食文化に感心していました。
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韓国は三方を海に囲まれていて、海産物も豊か。そんな海産物や野菜類をふんだんに使った料理が多いので、日本人には馴染みやすく食べやすいのではないでしょうか。唐辛子の使われ方はちょっと違いますが^^;。 AMYは“話題の新大久保”にはまだ行ったことがないのですが、神奈川で韓国料理店が集まったお店にはたまに行きます。美味しいし、野菜たっぷりで体にも良さそうなのが好きな理由。もちろん肉食の日もありますけどね(笑)。それにしても、「土中で発酵させる本当のキムチ」・・・あごひげデビルさんが現地の方に聞いてきた、この本場キムチが気になるー。誰か食べてきたよ〜♪と、いう方いらっしゃいますか??


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あごひげデビルさんのPEN E-P3、これから、自分仕様のPENにしていくそうです。

冒頭で触れた、“PENia”と呼ばれる、自分たちがペンの文化を作ってお互いに楽しんでいる韓国のファンの方々。このPENiaの方達がPENの本を出しています。なんと、韓国でベストセラーリストにも入っているんですって!すごいですよねぇ。
左のE-P3の後ろに置いてあるのがそのPENの本。しっかりとした装丁で、内容もとてもわかりやすくPENの使いこなし方が出ています。たくさん載っている写真がまたお洒落なの。韓国の本屋さんで買えるそうですが、今はE-P3など新製品を入れた改訂版の準備中だとか。ちなみに本に参加しているPENiaの方々は原稿料をユニセフに寄付しているそうです。写真も多いのでちょっとめくるだけでも大体の内容と、本を作った方々のPEN LOVEな気持ちが伝わってきます。もし韓国に行かれることがあれば、本屋さんで見つけてみてくださいネ。



あごひげデビルさんから韓国の話を聞いたら、いつか撮影に行ってみたくなりました。
ということで、オリンパス韓国のスタッフに「日本からPEN持って撮影旅行に行ったら、おすすめスポットあります??」と、現地ならではのおすすめ情報を聞いてみました☆
日本からの観光客が一番多いところはミョンドンだそうですが(皆さん行ったことあります??)、 “サンチョンドン”、 “アップグジョンドン” というところもきれいな街だそうです。ちょっと検索してみたら、サムチョンドンとも出てきますね。代官山とか恵比寿を思い出す、お洒落カフェなどの情報が出てきます。アップグジョンドンも素敵な感じ。夜景ならハンガンというソウル市内の大きい川もおすすめだそうです。もし、韓国に行ける機会があれば、行ってみようと思います。

今日も見に来てくれてありがとうございます(^^)/。
来週は夏休みでお休みさせていただき、次回は8月23日(火)のアップ予定です。
皆さんはどんな夏をお過ごしですか?健康に気をつけて夏後半戦も楽しみましょう!
 


あごひげデビルさん、韓国 PENイベントへ

Day2011年08月08日 11:00

今日はE-P3のデザインのお話、それから韓国のお話も少し。
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本日の撮影機材:OLYMPUS PEN Lite E-PL1、M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

撮影者:あごひげデビルさん。


昨年、E-PL1のデザインの話をしてくれた、デザイナーあごひげデビルさん。 第三世代PENのデザインも担当されました。あごひげデビルさんが韓国のユーザーイベントに出席して、デザインのお話をしてきたというのを聞きつけ、がっつりとPENデザインのお話、そして韓国のお話も聞いてきました!

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  • AMY:こんにちは!ちょっと聞きましたよ〜。韓国の発表イベントでデザインのお話をしてきたとか?どんな話をしてきたか教えてください!
  • あごひげデビル:韓国のPENファンやデザインに興味がある方々の熱気に押されまくった時間でした。デザインの話が終わったあとも質問がつきなかったなぁ。皆さん、PENのデザインに興味深々でしたよ。
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イベントは韓国のオリンパスホールで行われました♪


  • あごひげデビル:ここからは韓国でしてきたお話をしますね。 もう皆さんはご存知の話かもしれないけど、まずは初代PENの目指したもの、次にE-P1以降のPEN、最後にE-P3のデザインコンセプトをご紹介しました。 ご紹介した内容のほんの一部になりますが、実際に使った資料とともにお伝えしますね。


〜初代PENの目指したもの〜・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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  • あごひげデビル:まずはフィルム時代のPENが目指したもの。
    「いつでも、どこでも、だれでも使えるカメラ。まるで筆記具のペンのように。」
    これは初代PENの設計者がPENの理想として語った言葉です。これが、全てのPENの理想としてデザインしています。
    小型・軽量、そして高画質。それから、エレガントな弧を描くラインと、均整をもたらす水平垂直ラインでPENは構成されています。
    このデザイン的にPENを構成する要素は、今も変わりありません。


〜E-P1以降のPEN、PENとは〜・・・・・・・・・・・・・・・・
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  • あごひげデビル:DIGITAL世代のPENが生まれ、おかげさまで世界中のたくさんの人々に支持してもらっています。
    PENは皆さんにとってどんな存在なのでしょう?

    PENはただのカメラではないと思っています。自分の生き方があり、趣味があり、芯のある人たちがいます。PENはそんな多くの方々に選ばれてきました。年代や性別を超えて。それは「PENを選ぶ」という生き方。PENを選ぶということが、すでにその方のライフスタイルになっているような気がします。

    Creativity ≒ Imagination + Action + Knowledge

    言葉の知識があるか、ないかだけで、素敵な写真(創造性)が撮れるかどうかが決まるわけではありません。
    想像力(Imagination)と行動力(Action )と知識( Knowledge )が一緒になることで、創造性(Creativity)に繋がるのではないでしょうか。この行動力というのはシャッターを押した時点でもう始まっています。
    「そうそう、こんな写真が撮りたかった!」「いやもうちょっと明るく・・・」
    シャッターを押して、そう思った瞬間に貴方はもうイメージの断片をつかんでいます。
    そしてまた撮りたくなる。イメージが生まれ、その為に行動を始める。そうすると、知らなかった言葉にふれ、その言葉を知識として覚えます。
    それまで知らなかった表現方法に、もっとチャレンジしていきます。
    そうやってカメラに気持ちをサポートしてもらいながら、素敵な写真を撮るという創造的な行為に発展していく。PENが皆さんの創造的な写真生活にお役にたてれば嬉しいですね。


〜E-P3のデザインコンセプト〜・・・・・・・・・・・・・・・・・
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  • あごひげデビル:まるで自分自身であるかのように、大切にしてもらっているPEN。
    次は、その最新機種のデザインについてお話していきましょう。

    開発当初から、E-P3にはその性能に相応しいデザインが必要であると考えました。
    それはまさにPENを代表するデザインであり、PENそのものと言って良いでしょう。
    何枚も何枚もスケッチを描いて、検討した結果、我々は一つの答えにたどり着きました。
    それは、初代PEN-FをモチーフとしたE-P1をもとに、さらにデザインの完成度を極限まで高めるという方向性。
    全ての要素を一から見直し、まったく別のデザインですら幾つも検討したからこそ、たどり着いた答えです。
    そして完成度を高めるときの判断基準となるキーワードを策定しました。

    それは上質(High Touch)であるということ。
    高品質感と、高級感も内包するキーワードです。
    E-P3は「上質」を目指してデザインしました。

  • AMY:ここでいう上質(High Touch)とは何でしょうか?
  • あごひげデビル:我々はリアリティ(Reality)の積み重ねだと考えました。

    英単語そのままの意味だと、実在、現実といった内容になりますが、そのあたりを含みつつ、半分造語だと考えてください。
    我々の定義したRealityとは、「お客様にとって、あるべきところに、あるべき表現がある」ということです。

    例えば皆さんが誰か大切な友人にプレゼントをするとします。
    そのギフトボックスにはリボンがかかっているんじゃないでしょうか?
    そしてもしかしたらそのギフトボックスの紙の質感や、リボンの素材や色、結び方まで拘って考えるかもしれません。
    大切な友人にプレゼントをする皆さんの気持ち。
    その気持ちに対してそのリボンの色や質感があるべき表現としてそこにあるのです。
    それがRealityです。

    上質(High Touch)とはそのRealityをいくつもつみかさねて実現できるものです。
    シャッターボタンのフィーリングにも、スタイリングデザインにも、触ったときの感触にも、様々なところにRealityはなければならないのです。
  • AMY:E-P3を使ってくれるお客様にとってのリアリティ、例えばモードダイヤルについてはどんな感じですか?
  • あごひげデビル:モードダイヤルとかの操作部って、カメラの雰囲気や性能を感じてもらえる重要なポイントなんですよ。E-P1のモードダイヤルも特徴的でしたから、比べたときどちらも良いねって言ってもらいたくて、コストよりも質感を重視しました(笑)。
    金属から削り出したダイヤルに、彫刻文字を施し、墨入れで仕上げるなどして質感を高めています。その一つ一つに気づかなくても、見たとき、触ったときに 「なんか良いね」 と感じてくれる事に繋がると考えてデザインしました。

  • AMY:なるほどー。見たとき、触ったときに、「なんか良いね」 と、感じる。AMYはこの感覚とても好きです!

    細部までリアリティを追求する。メニュー画面のインターフェースであったり、レンズも同様に追求されていったのですね。

    上質=Reality + Reality + Reality…
    Realityとは、あるべきところに、あるべき表現(素材、カタチ、質感、色など)があること。そうやって細部にこだわっていったことで、PENの魅力は受け継がれ、さらに新しい時代でも洗練されたものになったのですね。
  • あごひげデビル:はい、カメラ、レンズ、インターフェース、アクセサリー。PENというシステム全部がつながるときのデザインを考えています。それぞれが響きあう、お互いの旋律が重なり合う和音の美しさがPENにはあります。そして旋律を奏でるのはお客様です。個々のライフスタイルと目的にあった、和音を奏でてください。そして写真の喜びを感じていただければ幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今日のお話を伺ったときに、最初にあごひげデビルさんから言われたのは「AMYはPENを自分好みにカスタマイズしている?」という言葉。なぜカスタマイズの話?と思ったけれど、そこからデザインのお話や韓国話に発展していったの。
手に触れたときに「なんか良いね」と感じてもらえるデザイン。良いねと感じてもらって、自分のカメラにしてくれたら嬉しい。でもPENは手に入れて終わりではなく、そこからがスタート。写真を楽しむ生活があってもいいし、カメラが好きな人はグリップやアクセサリーなどでカスタマイズして、自分らしいカメラにしていくことも出来る。そんなPENを手にしたあとの広がりも考えて、皆さんの大切なPENになるよう、心をこめてデザインされていきました。

あごひげデビルさんの言葉で、とても心に残った言葉があります。

「ペンを持つ人のクリエイティビティって、写真はもとよりカメラに着せ替えをカスタマイズしたりと広がっています。それぞれが思うように写真もカメラも楽しむ生活が始まるんですね、PENを手にしたその日から・・・」

そう聞いたら、手元のPENがとても愛おしいものに思えてきて、写真を撮りたくなったんですよねぇ。単なるカメラで終わらないところがPENの魅力なのかも。

そうそう、韓国では自分なりのPENにカスタマイズしている方が多かったとか。 もちろん、外観だけのカスタマイズだけではなく、その方らしいPENの使い方、創作の世界を楽しんでいらっしゃるようです。 カスタマイズするのも個性、しないシンプルなのも個性。どんな撮影をするのか、どんな風に写真のある生活を楽しむのかも個性だと思います。 日本でも自分なりの楽しみ方でPENライフをエンジョイしましょう!


最後にオマケ☆韓国のオリンパスサイトも楽しいんですよ〜。
PENのブログが盛り上がっています。AMYは韓国語がわからないけど、写真を見るだけでも楽しい雰囲気が伝わってきます。
オリンパスブログラフィーはコチラ

ふふふー♪ブログラフィーの中であごひげデビルさんが参加したイベントが掲載されているページですー。イベントの様子が動画でリンクされていますよ〜。ぜひご覧ください。
イベント当日のブログラフィーはコチラ


来週15(月)は夏休みをいただきお休みします。
かわりに?今週12(金)に韓国のお話の続きをアップします。
また遊びに来てくださいね(^^)/よろしくお願いします!
今週も写真を楽しみましょう!
 


E-PL1デザインへのコダワリ 〜 From デザイナー

Day2010年05月18日 11:00

研ぎ澄まされたディティールへのこだわりとか、カメラのデザインの確信とか、新しさとか、そういう作り手のしてのデザイナーの意識はデザインしている途中でカメラに内包されていきました。「楽しんでもらえるカメラになろう。」とカメラが語りかけているようでした。by あごひげデビル

E-PL1のデザイナー“あごひげデビル”さんに、カメラをデザインしたときのコダワリ、それから赤や青のカラーモデルについても聞いてみました。話してくれたのは、発売から少したった今だからこそのメッセージ。あごひげデビルさんから、AMYに届いたメールを皆さんにもご紹介しますね。とても気持ちがこもった心からの言葉なので、ほとんど原文のままの掲載です。少し長くなりますがお付き合いいただけると幸いです。


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  • あごひげデビル:

    AMY、こんにちは。E-PL1のデザインについて連絡をありがとう。コダワリというと幾つかあるけれど、普段話さないようなE-PL1のデザインについての話をしようか。

    言葉を口に出してみて初めて自分が何を考えていたのかわかる、という雰囲気を分かってもらえるでしょうか?言いたい事は先に無く、言葉を発した後に気づくと。 
      先に形があるのです。まだデザインとも呼べません。コンセプトでもありません。 もやもやした雲を形にしてみて、良いかもしれない。違うかもしれない。 それを繰り返していきます。その基準はただ単に、嬉しそうか、つまらなそうか、だけです。 楽しそうか、そうでないか、と言い換えても結構です。言葉は何でもいいのです。 その後にコンセプトが見えてきます。何を表現したかったのか。 どんな使い勝手を望んでいたのか。どんな幸せを感じてもらいたかったのか。 そしてその雰囲気が、PENとしてどうなのか、商品として成立するのかを整合します。

    後付コンセプトというわけではなく、両方の幸せな着地点を探す作業と言った方がいいかもしれません。 
    このアプローチについては、いつもこのやり方なわけではありません、もっと言えばこのE-PL1のデザインに必要な作業だったと思うのです。 こうして曲がりくねり、何度も形を変え、行ったり来たりしながら次第にデザインが出来ました。

    もう一度戻ります。 E-PL1のデザインが出来た今だからこそ、ようやく「ユーザーにどんな幸せを感じてもらいたかったのか」が分かるようになってきたのです。デザイン当初にそれがあったわけではないのです。 デザインした本人が言うのも変な話に聞こえもするでしょうが、素直な気持ちです。
     
    このカメラのデザインは、親しみ易さを一番に感じて欲しかったのだと思います。 
    すみからすみまで完璧なデザインという物ではないから、どこか優しく、どこか愛嬌があり、どこか微笑ましい。100年後も語り継がれるスペシャリティはなくとも、毎日付き合う上で気兼ねなく、気持ちが良い。確信はなくとも「良いかも。」と思えるデザイン。普段の生活の服装や文具、それまでのカメラ周辺機材なんかにも馴染んで溶け込める。決してカメラが中心なわけではなく。

    カメラらしいと感じる人、ユルいと感じる人、可愛いと感じる人、カッコイイと感じる人。デザインのメッセージは先になく、このカメラを手にして感じる事そのものがメッセージなのです。 

resize0019.jpgresize0021.jpg  
  • あごひげデビル:

    色に関してもデザインが次第に見えてきたあたりから意識するようになりました。
    これも色そのものがただ目立つのではなく、個別の色それぞれに役割を持たせて個性を出しました。色ごとに色味や発色を分け、カラーバリエーションで全体のトーンを統一する事を避けたのです。赤が欲しい人は赤が欲しいのだから、その気持ちを阻害しないように注意深く色を選定し、質感を確認し、製品化しています。また青に関してはブルーグレーとも呼べるような渋めの落ち着きある色を選定しています。少しお洒落にしてみたいけど、強すぎる色はかえって選び辛いというユーザーの声を元に、周りに馴染む青を作っていきました。

    改めてデザインを振り返ってみると、よくわかる事が沢山出てきました。 今このカメラを見るとき、なんだかカメラが少し笑っているような気さえしています。

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  • AMY: あごひげデビルさんのカメラに込めたメッセージはいかがでしたでしょうか。AMYはあごひげデビルさんのメッセージをいただいてから、よりE-PL1に親しみを感じるようになりました。本当に横で微笑みかけてくれている気がしてくるから不思議。そんな気持ちは写真にも出てくるのかもしれませんね。

    実はカラーの話があったので、本日発表の 「E-PL1 パンケーキキット受注限定発売」 の話題にあわせて火曜日更新にさせていただきました。一つの色を決定するのにも、こんな風に考えられていたんですね。以前、すごわるあにき&マシューのアニキ達も話していましたが、深みのあるいい色・質感の仕上がりです。写真では伝わりきれないと思いますので、機会があったらぜひお手にとってみてくださいね。
 

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
今日も来てくれてありがとうございます(^^)