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OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真

自然風景写真家 萩原史郎・萩原俊哉

一年間、ありがとうございます

2008年03月31日 11:00  テーマ [ ]

昨年3月からスタートした「OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真」ですが、本日をもって最終回となります。一年という長期にわたって続けることができたのも、ひとえにこのブログをご覧いただいた皆さんのおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

さて、オリンパスはE-SYSTEM第二章の幕開けという位置づけで、この一年の間に3台の新型一眼レフを発売し、このブログでも使ってきました。簡単ですが、その3台のカメラとの1年を振り返ってみたいと思います。

 

桜咲く頃、先陣を切って発売されたのがE-410です。世界最小・最軽量・最薄で、なおかつ高画質という性能は、風景をスナップするのに相応しいカメラでした。

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E-410 福島県 小沢の桜

 

初夏、ボディ内手ブレ補正機構を搭載したE-510が発売されました。アウトドアでも手持ちでガンガン撮影できる頼もしい相棒です。

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E-510 北海道 旭岳とチングルマ

 

秋にはE-SYSTEM第二章の真打としてE-3が登場。風景写真を撮るとき、これほど頼りになる相棒はないと実感した時代の名機です。

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E-3 岩手県 八幡平の紅葉

 

厳冬下でも、雨の中でも、どんな状況においても最高品位の画像を生み出してくれるE-3との撮影行はこの先も続きます。

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E-3 山形県 蔵王の樹氷

 

E-SYSTEMを使い続けて一年。風景写真向きの色、品位の高い画質、ハイレベルな使い心地、信頼のおけるレンズなど、E-SYSTEMの素晴らしさ、それを使う楽しさをお話してきましたが、少しでもお役に立てば幸いです。

 

あらためて一年間おつきあいいただいたことに感謝申し上げます。また別の形でE-SYSTEMについて、カメラについて、写真について、お話できる日が来れば嬉しいと思っております。
ありがとうございます。


萩原史郎・萩原俊哉

    

春の花たち・・・

2008年03月28日 11:00  テーマ [ ]

今週の最後は今回の梅園や梅林を取材している途中で出合った春先の花たちです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

これはオオイヌノフグリ。なんともアレな名前ですが、その実のカタチが名の由来とか・・・ 上の写真は秋間の梅林の近くで見つけたものですがそれにしてもみっしり咲いていますね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro、絞り優先AE(F2.0)、トリミングあり

 

マクロで近寄ってみるとこんな可憐な花なんです。ブルーと白のトーンがとてもキレイですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro、絞り優先AE(F2.8)

 

これはフクジュソウ。背景に別のフクジュソウの花びらがくるような位置を選んで撮影しています。この2つの写真はZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macroで撮影したものですが、どのような撮影であってもマクロレンズは持ち歩くようにしています。E-SYSTEMはレンズに限らずシステム全体が小型なシステムなので、ザックに入れても邪魔にならないし、重量も重くないので、機材をたくさん持っていけることも魅力ですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

この写真はナズナ。ご存知のとおり、春の七草のひとつですがこれだけ伸びると硬くなってもう食べられませんね。撮影ではライブビューを使ってピント位置を詳細にチェックしています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

最後の写真はホトケノザ。ご存知のとおり、春の七草のひとつ・・・ ではありませんのでご注意を(笑)。ご存知の方も多いと思いますが春の七草でいうところのホトケノザはコオニタビラコのことで、このホトケノザとは別種なんです。このような足もとに咲く小さな花たちは、梅や桜のようになかなかクローズアップされにくいものですが、このようにまとめてみると案外カラフルに見えますね。

 

***

 

梅園に限らず桜など、ある被写体を撮る目的で撮影に出かけても、このように周囲に目を向けてみると、また違った世界が見えてきます。思いがけない出合いや、絶好のシャッターチャンスにめぐり合えることもあるでしょう。その出合いを大切にしたいものですね。

    

榛名梅林その2

2008年03月27日 11:00  テーマ [ ]

榛名梅林をあるきながら、ふとその雰囲気が山梨県御坂町の桃畑に似ているような気がしました。もちろん花の色や開花時期は違いますが、やはり栽培している果樹園の環境というものはすこし共通点があるように感じられます。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.1)

 

 さて、今日の画像はそんな栽培目的の果樹園という雰囲気を表現するために徹底的に“道”にこだわって撮影した写真です。上の写真はS字にカーブする道路の向こうに見える梅を印象的に表現するためにZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDを使って撮影したものです。手前の道が程よくボケるよう、絞りは開放F値を選択し、ピントはライブビューを使って詳細に奥の梅に合わせています。道路がうるさくならないように左右の入り方を考えています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

一方、中の写真はZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDを使って撮影したものです。広角レンズらしいパースペクティブを活かすよう、道路の入り方を考えながら微妙に上下に移動させ撮影ポジションを探っています。上の写真は望遠レンズ特有の圧縮効果を、中の写真は広角レンズ特有のパースペクティブをそれぞれ意識しながら撮影しています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.0)

さらに奥まで進むと舗装道路が途切れ、畑の奥に轍が伸びているのを見つけました。そこで2本の轍のラインと一本の梅の木を情緒的に表現したものが下の写真です。

    

榛名梅林その1

2008年03月26日 11:00  テーマ [ ]

秋間、箕郷、榛名。群馬県が誇る3大梅林です。 そのひとつ、榛名梅林は群馬県榛名町中里見周辺に広がる広大な梅林です。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

上の写真は見晴らし広場の駐車場から撮影したものです。取材日(17日)はすべての木が満開、というわけではありませんでした。この写真も比較的開花が進んでボリューム感のある木が前景になるような位置を選んで撮影しています。榛名梅林はこのように比較的街中にも近いので人工物とはうまく向き合って撮影したほうがよさそうですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

駐車場に車を止めてしばらく歩いていると、梅林のリズム感が感じられる場所をみつけました。そこで梅林と中景の杉林を取り入れてリズム感が失われないように構成した写真が中の写真です。それにしても中景に見える杉、たっぷりと花粉を含んでいるようで茶色いですね・・・

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

さらに進んでみるとホトケノザがみっしりと自生しているのを見つけました。そこで地面低く構えて撮影したものが下の写真です。あまり低すぎるとホトケノザの広さが感じられなくなるので、手持ちで見え方を確認しながら撮影しています。

    

福寿草咲く紅梅の林にて・・・

2008年03月25日 11:00  テーマ [ ]

群馬県下仁田町中小阪虻田地区にある紅梅林では今、福寿草が満開を迎えています。切り開かれた山の斜面に紅梅が植えられており、その根元に福寿草が植えられており、県道からも紅梅林があることがわかります。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

まずは望遠レンズを使って紅梅が背景になるような位置を選んで撮影したものが上の写真です。この梅林は冒頭でも述べたように山の斜面にあるのですこし上を向くようなポジションを選ぶとローアングル三脚がなくても撮影できます。前後ボケを大きくするために開放F値を使って撮影するため、ライブビューを使ってピント位置をシビアに決めています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

一方、中の写真はワイドマクロ的な表現をしたものです。それなりに福寿草は手前にもありますが、それでも柵の内側にあるため、ファインダーを覗いては撮影することができません。そこで手を伸ばしてライブビューを使って撮影しています。ピントはカメラ任せのオートフォーカス。位置だけを決めてあとはカメラにまかせて撮影していますが、なんとも気持ちのいいほど正確なピントが得られているのはさすがはE-3といったところですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

すこし移動して振り返ってみると、虻田地区のこじんまりとした町並みが目にとまりました。地区の人たちが愛おしく、大切にこの紅梅と福寿草を守っている、そんなイメージを描きながら福寿草、紅梅、町並みを組み合わせて撮影したものが下の写真です。

上信越自動車道からなら下仁田IC、松井田妙義ICからも、ほぼ同じくらいの距離です。アクセスはそれほど難しくはありませんが、群馬県北部の山林はそのほとんどが杉林。帰り際、車のフロントガラスには黄色っぽい粉のような付着物がびっしりと・・・ 花粉症に悩まされている人は厳重な対策をしてから訪ねたほうがよさそうです。

 

    

一年ぶりに・・・

2008年03月24日 11:00  テーマ [ ]

昨年の3月からはじまった「OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真」ですが、あれから一年間を経過してふたたび春の季節がめぐってきました。このブログをスタートした最初の被写体は梅でしたが、ぜひもう一度、このブログで梅林をと思い、群馬県安中市の秋間梅林を一年ぶりに訪ねてみることにしました。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

昨年は暖冬傾向でしたのでもうこの時期にはすっかり満開となっていましたが、今年は雪も多く昨年よりも遅い開花となりました。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

17日に訪ねたときは観梅公園ではまだほとんど咲いていませんでしたが、ちょうど秋間のエドヒガン桜のある一角の梅が一部だけですが咲いていました。上の写真では御覧のように遠景に見える梅林が咲いておらず、あまりボリューム感もありません。そこで手前の梅林にもうすこし視線が集中するような位置に移動してフレーミングしなおしたものが中の写真です。同じ日の撮影なので当然のように遠景の梅林は咲いていませんが、手前の白梅の存在感が強くアッピールされているのであまり遠景は気になりません。ここでは意識的に手前に畑の空間をあけて梅の木の影も入れています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

「なるほど、影ねぇ・・・」と中の写真を撮りながらふと足元を見てみると手前に伸びている梅の枝っぷりのいい影が目に入りました。そこで影と梅の木をほどよい配分になるよう撮影したものが下の写真です。

 今日の写真を撮影してから一週間ほど経過。秋間梅林はちょうど見ごろを迎えているころでしょう。

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る〜さまざまな出会い

2008年03月21日 11:00  テーマ [ ]

撮影を始めて、わき目も振らずシャッターを切り続け、一休みするまでの約3時間。モンスターをストレートに撮るだけでなく、色々なものにレンズを向けました。

 

ツララとモンスター。ふと目をやった先にツララが見えました。モンスターの庇のような部分から下がっていたものです。これを下から見上げるようにしてフレーミング。小さなツララと大きなモンスターを対比させ、さらに背景には樹氷原を配置し、蔵王らしからぬ風景を作りました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

樹氷のアップです。2月の厳冬期ならばもっと鋭利なえびの尻尾が張り付いていると思うのですが、それでも樹氷らしさは楽しめるのではないかと思います。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

ひしめき合うモンスターが作った雪の洞窟。実際には上部は空へ抜けているのですが、このように画面構成することで洞窟のように見えませんか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

モンスターは斜面の下から見上げると荒々しい表情を見せますが、このように見下ろす位置から眺めるとつるっとした滑らかな質感です。樹氷の成り立ちを考えれば当然のことなのですが、こうした表情の違いも面白く感じました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

休憩をとっている間に天候は急変し、雲が湧き太陽は隠れ樹氷原は重い空気に沈み込みました。回復の見込みがないという予報が出ていたので、ここで撮影を終えることにしました。それにしても見事なモンスター、素晴らしい天気に恵まれ、納得の行く取材ができたのはラッキーでした。下るロープウエイの中で、そんな幸運を与えてくれた神に感謝しつつ、また来年もこの素晴らしいモンスターたちに会いに来ようと心に誓いました。そのときもまたE-SYSTEMで。

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る〜ダイナミックモンスター

2008年03月19日 11:00  テーマ [ ]

モンスターはダイナミックに撮りたい。威風堂々とした姿、威厳ある風貌を生かして撮りたい。もちろん誰でもそう思うはずですが、いざモンスターを目の前にすると、そして厳しい寒さにさらされると、なかなか思うようにいかないものです。

 

上の写真は、大きなモンスターを主役に、その向こうにもモンスターの一群が見えると言う構図で写したものです。大きなモンスターを画面いっぱいにフレーミングしているのでそれなりに迫力はありますが、なんとなく不満が残ったカットでした。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

そこで頭を切り換えて撮影したのが2番目のカットです。大きなモンスターの頭頂部をフレームアウトし、主役は間から見えるモンスターの一群に切り換えました。こうすることでモンスターの迫力が圧倒的に増して、眼前に迫る勢いとなりました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

ある場所から見ると、モンスターが立ち並びその間を細い一本道が抜けていくような風景に遭遇しました。モンスターの頭頂部をカットすることで高さを出しましたが、ひしめき合うモンスターの迫力が伝わるでしょうか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

グニャリと頭を垂れたモンスター。その形を生かすために低い位置から見上げるようにして撮影しました。レンズのワイド端を使っていますが、遠近感が強調されて奥行きの深い風景になっていると思います。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る〜煙るモンスター

2008年03月18日 11:00  テーマ [ ]

麓の蔵王山麓駅周辺では風もなく穏やかだったのに、地蔵山頂駅あたりは青空こそ見えていますが強風が荒れ狂い雪煙が上がっていました。しかしこれこそモンスターをダイナミックに見せる脇役です。あえて雪煙が襲ってくるのを待って、何回もシャッターを切り続けました。

 

画面左に巨大なモンスター、右背景にモンスターの一群を配置するような構図をとり、雪煙が舞い上がった瞬間にシャッターを切ったものです。こういう場合は、連続して何枚もシャッターを切っていくのですが、そうしておけば後から決定的な一枚を選ぶことが可能になります。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

モンスターの左側面に雪が吹き付けて、モンスターが徐々に成長していくというストーリーが見えてくるでしょうか。そういう狙いで画面右にモンスターを配置してみました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

モンスターが作る影を生かしたフレーミングです。この風景を撮ろうと考えフレーミングをしている最中に強風が吹き、雪を巻き上げました。その瞬間を逃さずシャッターを切ったものです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

太陽を画面内に入れてフレーミングしたものです。撮影しているときは気づかなかったのですが、後から画像を見ると舞い上がった雪が良い雰囲気を作ってくれていました。ラッキーでした。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

このように雪煙が舞う状況では、あっというまにレンズの前玉に水滴がつきます。連続撮影中はともかく、撮影の合間合間には必ずクロスや柔らかい布でレンズの水滴を拭き取ることをお忘れなく。この日は左手から布が放せませんでした。それにしてもE-3の防塵防滴性能は信頼がおけますね。

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る〜モンスターとの出会い

2008年03月17日 11:00  テーマ [ ]

3月3日のブログで志賀高原横手山のモンスター(樹氷)には出会えなかったとご報告しました。横手山での借りは2009年に返す予定ですが、それとは別に蔵王へ出かけたときは素晴らしいモンスターに出会えました。今週はそのときの話です。

 

蔵王へ出かけたのは3月11日。前日に観光協会へ電話して尋ねたところ、樹氷は見られると言う話を聞けたので訪れることにしたのです。その日は高気圧が張り出し全国的に春の日和に恵まれ、蔵王も絶好の撮影日和となりました。

 

その日私たちはスノーシューをはき、万全の防寒体勢で出かけましたが、撮影に際してはE-3のボディ内手ブレ補正を信頼し重たい三脚を持たず、手持ち撮影を選びました。またレンズはZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDの一本勝負。身軽な体勢のほうが柔軟な撮影ができるという判断です。

 

ロープウエイを乗り継いで地蔵山頂駅に下り立つと、そこでは巨大なモンスターたちが出迎えてくれました。しかし麓の長閑な日和とは裏腹に地蔵山付近では強烈な風が吹き荒れ、雪煙を巻き上げていました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

3月も中旬にかかりモンスターが見られるとは言え、その見栄えが気になっていたのですが、ご覧のように威風堂々とした姿で迎えてくれました。その威厳ある風貌にすっかり魅了されてしまいました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

ロープが張っていない場所では、近寄ってみることができます。のしかかってくるような圧倒的な迫力を目の前にすると、言葉なんて出てきませんね。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

撮影は地蔵山頂駅から下る「ザンゲ坂コース」に沿ったごく限られた範囲で行いました。もちろん地蔵山頂駅周辺やスキーコースの一部には雪崩の危険があるためロープが張ってあり、「立入禁止」が明言されているエリアがありましたので、そのルールは当たり前ですが厳守しています。一部のカメラマンがロープ内に侵入して撮影していましたが、愚かな行為です。そうしてルール違反を犯し撮影した写真に、たとえ素晴らしい風景が写っていたとしても、“誇るべき価値”は何もありません。厳に慎むべきです。