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OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真

自然風景写真家 萩原史郎・萩原俊哉

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ニッコウキスゲの咲く風景ー志賀高原 東館山高山植物園ー

2007年08月06日 11:00  テーマ [ ]

夏の被写体と言えば何?と聞かれればまず、緑の草原を黄色い絨毯へと変貌させるニッコウキスゲを思い浮かべます。この花には何か魅力、というより魔力のようなものがあって、この季節になると引き寄せられるように群生地へ足を運んでしまいます。

 

関東甲信越エリアには、そんな魔力を持つニッコウキスゲが咲く場所が割合多くて、7月の下旬から8月の上旬まで撮影を楽しむことができます。

 

私たちが毎年撮影しているのは志賀高原にある東館山高山植物園で見られるニッコウキスゲです。ここでは多くの高山植物を観察できますが、なんと言ってもハイライトはニッコウキスゲ。ゴンドラの山頂駅から東側のぶえもん池方面に広がる群落と、西側のリフト方向へ下る斜面に広がる群落の2箇所が見所ですが、今回は西側斜面で撮影してきました。

 

出かけた当日は生憎の曇り空。青空が期待できる天気ではありませんでしたが、逆に霧が味方してくれました。上の写真は山麓方向から駆け上ってくる霧が、背景を半分くらい隠したところでシャッターを切りました。霧の動きが感じられるでしょうか。

070806_1.jpg
E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F11)

 

下の写真は風景全体を霧が覆っているシーンです。普通、空が白い場合はあまり画面内に空を入れないというのが風景写真のセオリーですが、このように霧の存在がハッキリわかる場合は、こんなフレーミングも成立します。幻想的な雰囲気がありますよね。

070806_2.jpg
E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F5.6・プラス0.7EV補正)

 

この日、霧が動いてくれていたおかげで、いろいろな面白いカットが撮影できました。とはいえ霧の動きは速く、三脚に据えてカメラを被写体のほうへとその都度向けていたら、逃げていってしまった風景もありました。E-510の手ブレ補正機能をきかせて、手持ちで攻撃的に撮影していたからこそ、撮れた作品が半分以上はあったかなと、振り返って見て、そう思いました。

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