新レンズの話〜ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD〜その2
ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDは画質が良いだけでなく、焦点距離も絶妙です。昨日もお話しましたが、確かに28〜300ミリをカバーするような高倍率ズームほど万能ではありませんが、逆にワイド端では12ミリ(35ミリ判換算:24ミリ相当)が使えます。これが良いんです。
私たちが撮る自然風景では、後ろに下がれないという撮影条件には日常的に遭遇します。そういう場合、1ミリでも広い画角が使えるのはありがたいものです。ときには、被写体をデフォルメしたいと思うときもあります。そういう場合も、ワイド性能があるか、ないかは大きな表現上の違いを生んでしまいます。そういう意味で、12ミリを持っているZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDは、使い勝手が良いんです。
上の写真は遊歩道を歩きながら見つけた紅葉の風景です。ちょうどこの位置が、主役の見栄え、背景の奥行きの見え方、主役と背景とのバランスが良く、「写したい」と思う場所でした。ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDには12ミリがあるおかげで、このように狙い通りの風景が描けました。

▲E-3、ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、北海道 大雪高原
中の写真は、オレンジ色に黄葉したドウダンツツジに思い切り近寄り、主役と背景の距離感を引き離すようなフレーミングをしたものです。これも12ミリのおかげで、遠近感が強く表現でき、狙い通りに撮れた1枚です。

▲E-3、ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F4・プラス0.7EV補正)、手持ち撮影、長野県 白駒池
下の写真は、画面の端にボートを小さくいれて、風景の大きさを表現したかったものです。この場合も目の前の紅葉は全景をとらえつつ、ボードは小さく表現するのに、12ミリは絶妙は効果を発揮してくれました。

▲E-3、ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11)、手持ち撮影、長野県 白駒池
ちなみに、レンズのワイド域を使う場合、大きさがわかる比較対象物をフレーム内に入れると、効果的です。中の写真では背景に見える建物の屋根、下の写真ではボートがそれにあたります。






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