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Earth Color


Vol.01 宇宙からのメッセージ「オーロラ」を撮る!

2009年11月18日 11:00 テーマ [ オーロラ ]


E-3ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5

こんにちは。フォトライターの小貝哲夫です。12回の予定で【Earth Color】というキーワードで、オーロラを中心に僕が惚れ込んだユーコンの大自然の話しをしていきます。

ある夏、僕はカナダ・ユーコン準州クルアニ国立公園の氷河にいた。ここに2泊して南下、ユーコン鉄道でホワイトホースに戻る予定だった。ところが、天候悪化で氷河の上で足止めを食っていた。


カナダ最高峰のローガン山を抱くクルアニ氷河で足止めを食った結果、素晴らしい出会いに恵まれた。

2日目、3日目と天候は回復せず、帰国予定の日にも下山することはできなかった。

4日目。カナダ最高峰のローガン山は真っ赤に染まり、天候の回復を予感させた。
「やっと下山できそうだ」、安心して寝袋に入った。


深夜。
「凄い、オーロラが出ている!」という仲間の声で目が覚めた。カメラを抱えてテントから飛び出した。夜空に青白く輝くカーテンがなびいている。
ローガン山に掛かるオーロラ。初めてのオーロラ撮影は、惨敗。撮影の要領を得ないまま、静かにオーロラは消えていった。

「これがオーロラだ」
慌てて三脚を立て撮影を始めるが、ドタバタしている間に光は静かに消えていった。
8月の氷河、初めてのオーロラ体験。

無事帰国し、画像をパソコンに取り込んでチェックした。氷河の写真はセンサーに付いたゴミだらけ、オーロラも納得いく写真は一枚もなかった。惨敗だ。


あの夏の夜以来、カナダの原野を歩き、自然の風景や野生動物を追いかけている。埃の中でも雨中でも、どんな環境でも安心して使えるカメラが欲しい。

紆余曲折の後、2007年11月に待望のE-3登場。防塵防滴、ボディー内手ぶれ補正、強力なダストリダクション、視野率100%・・・タフなE-3は僕が求めていた理想のカメラだった。
今、最強の相棒と共にユーコンの自然を感じ、その瞬間を収めることが僕の最大の興味になっている。
グリズリーやカリブー、ハクトウワシなどの野生動物も豊富に生息している。彼ら野生動物の世界に、僕がお邪魔している感覚がたまらなく嬉しい!E-3ZUIKO DIGITAL ED 300mm F2.8
オーロラは、遠く1億5千万km離れた太陽からのメッセージだ。
しかし、そこに行けば必ず出現するとは限らない。渡航の計画を立て、現地に向かう。イメージを想像しながら場所を決める。そして、夜が訪れるのを静かに待つ。太陽風の強弱にも影響されるし、天候が悪ければ観測もできない。
でも、こんなプロセスがあるからオーロラの撮影は面白い。感動は一層深いものになる。

E-3で撮影したオーロラは、生涯忘れ得ない感動的なものだった。
E-3ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5

コメント(1)

小貝さんへ E-3で撮影された、オーロラの写真をたくさんお待ちしております。

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