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Vol.04 オーロラ撮影に使うレンズは?

2009年12月09日 11:00 テーマ [ オーロラ ]

前回はISO感度設定を変えながら撮影するコツを紹介したが、今回はどんなレンズを使えば良いかの話をしよう。
夜空一杯に広がるオーロラをカメラに収めるには、画角は広い方がよい。理想を言えば、35mm判換算で20mmほどあれば、ダイナミックに切り取ることができる。それでは、オリンパスの誇るズイコーレンズ群の中から、オーロラ撮影に適したレンズをピックアップしてみよう。


頭上に迫るオーロラをISO320、シャッター速度を15秒、焦点距離14mmで撮影。ファインダーを覗きながら、臨機応変に画角を変更する柔軟さも必要だ。
E-3ZUIKO DIGITAL 12-60mm F2.8-4.0 SWD

まず、E-3の標準ズームレンズとして汎用性の高い【ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD】(ハイグレード)は、日中は風景を撮影したままオーロラ撮影に移行できるオールラウンダー。山に入って撮影するなど機材を最小限に抑えたい時は、迷わずこのレンズを選ぶ。
加えて【ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD】(ハイグレード)と【テレコンバーターEC-20】があれば、描写と機動性を両立できる最強の組み合わせになる。


絡み合うような複雑なオーロラを、ISO200、シャッター速度10秒で撮影。
E-3ZUIKO DIGITAL 11-22mm F2.8-3.5

ED 12-60mmの登場で中途半端なポジションになった感がある【11-22mm F2.8-3.5】(ハイグレード)だが、11mm(35mm判換算22mm)F2.8の"単焦点レンズ"と考えれば魅力的な存在。焦点距離の差は僅か2mm(35mm判換算)でも、『たかが2mmされど2mm』なのだ。
ズイコーレンズ群の中、画角の広さと明るさを備えているのでオーロラ撮影必携、コストパフォーマンスの高い1本と言える。

それでも、夜空いっぱいに広がったオーロラを表現することはできない。そこで、変化球として使いたいのが【ED 8mm F3.5 Fisheye】(ハイグレード)だ。多用するとワンパ ターンになりがちなこのレンズだが、独特の世界観を表現できるお気に入りの一本だ。

ISO感度を変更しながら撮影するスタイルは、このレンズを使ってどう撮影するかの試行錯誤から生まれた。 視界の広がりを表現したい時は横位置で、頭上の空間的な広がりを表現したい時には縦位置でと、オーロラの出方やロケーションに応じてポジションを変えれば全く違う表現ができる。


ED 8mm Fisheyeを使い、ISO800、シャッター速度25秒で横位置撮影。下の弱い光は微妙な線が出ているが、上の強い光は潰れてしまった。
E-3ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye


頭上に広がるオーロラの優しい光。ISO1000、シャッター速度40秒で縦位置撮影。
E-3ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye

年末、20日から再びユーコンにオーロラ撮影に行くが、今回、是非持っていきたいのが次の2本のレンズ。

まず、明るいレンズの筆頭【ED 14-35mm F2.0 SDW】(スーパーハイグレード)は、F2.0通しなのでオーロラの出方に応じて多彩な画角変化が楽しめる魅惑の1本だ。
そして、是非チャレンジしたい【ED 7-14mm F4.0】(スーパーハイグレード)は、ズイコーレンズ群一の超広角レンズ。こいつの実力の高さは、周知の事実。少し暗いのが難と言えば難だが、小技を駆使してどんな表現ができるかが楽しみ。

合わせて【ED 9-18mm F4.0-5.6】(スタンダード)も持って行こう・・・待てよ、その前にそんなに頻繁にオーロラが出るのか?
それが一番の問題だ!



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