Vol.11 行ってきましたオーロラ撮影ツアー!(その2)
ユーコンの野生動物にふれる!
ゆっくりとブランチをとりホワイトホースへ、郊外にあるユーコン野生動物保護区 (Yukon Wildlife Preserve)と市内観光が3日目のプログラムだ。
ユーコン野生動物保護区は700エーカーの広大な土地に、ユーコンに住むカリブー、エルク、マウンテンゴート、ムース、ミュールディア、ジャコウウシ、バッファロー、ホーンシープ、北極地リス、カナダリンクスなどの貴重な動物が飼育されている。
傷ついた野生動物を保護し完治後野生に戻すプログラムだったが、現在は教育観光施設として運営されている。
ユーコンをドライブ中、野生動物に偶然出会うことはあるが、いざ見ようとすると簡単ではない。しかし野生動物保護区に行けば、身近に、そして確実に出会うことができる。飼育される環境も、本来の住環境に近い環境がそれぞれ提供されているので、野生に近い姿を観察できる。

ユーコンに生息する動物たちが、本来住むべき環境に近い環境で大事に育てられている。12月に雪原を捜してやっと撮影したカリブーもこの通り、毛並みが綺麗で良く肥えているのが唯一の違いか?
(E-3/ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD)

探し続けたジャコウウシも、至近距離で撮影できる。柵などの人工物が入らないようチャンスを待ってシャッターを切るのが、野生っぽく撮影するコツだ。
(E-3/ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD)
野生動物に興味が湧けば、彼らを探して荒野に出る旅が始まる。最初のワンステップとしては、とっても便利な施設なのだ。
僕はここ数年、ジャコウウシを求めてユーコンの荒野を彷徨ってきたが、こんなに簡単にジャコウウシに出会えるとは!(野生のジャコウウシを是非とも撮影したいというモチベーションも高まった!)
ユーコン野生動物保護区では、予定時間を超過して撮影に熱中。あくまで予定は予定、臨機応変に時間を楽しむことが撮影ツアーでは大切だ。その後、市内に戻りバッファロー肉のハンバーグで軽く腹ごしらえ、先ほどみたバッファローが目の前に・・・不思議な気持ちを味わった。
この晩は曇天、時折静かに雪が舞い落ちる。遠くの空にはオーロラの輝きが見え隠れするが、天候は好転することなく最後の夜に望みを託す。

ツアー参加者の皆さんも、−15℃の寒さの中、身を伏せて最高のアングルを追いかける。撮影を始めると、あっと言う間に時間が過ぎていく。
(E-3/ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD)
4日目は、ホワイトホース市内へお土産の買い出しに。ホワイトパスユーコン鉄道の駅舎やゴールドラッシュ時代に使われた蒸気船クロンダイク号、1900年に建てられたログハウスの教会、珍しい4階建てのログハウス、ミュージアムなどを撮影した後、たくさんお土産を買い込んだ。
そして最後の夜。
この晩は、突如として太陽活動が活性化、オーロラ予報も3レベルも上昇し、偶然とは言え完璧な展開に期待は高まる。スプルースの森から見るオーロラを撮影すべく、ロケーションを変えて臨んだ。
ところが、夜が近付くにつれ雲が張り出してきた。曇り空の隙間から静かなオーロラが顔を出したものの、見上げるようなオーロラ爆発が起こることはなかった。
森の中を移動しながら、アングルや設定を変えてオーロラ撮影に興じた。
『よく見るオーロラ写真のイメージばかりが先行していたが、オーロラ撮影の楽しさと難しさが理解できた貴重な体験だった』とは、参加者の声だ。






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