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自然風景写真家 工藤智道 トラベラーのためのデジタル一眼レフ講座


新緑の風景を撮ってみよう

2008年03月13日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

早いものでこのブログは今回で20回目です。数多くの方に見て頂き大変感謝しております。
実は今回でこのブログは最終回となります。

春に自然豊かな場所へ旅に出ると木々の芽吹きや鮮やかな新緑の風景に出会うことができます。目映いばかりに輝く新緑は見た目には綺麗に見えますが、写真に撮ってみると思ったように写らないということがあります。原因の一つは葉の表面に反射する光です。太陽の光に照らされた葉はキラキラと輝いています。この為、そのまま撮影すると新緑の色を撮ることができないのです。そこで光の反射を除去する事が出来る「PLフィルター」というフィルターを使います。

<レンズの前に付けてあるのが「PLフィルター」です。ファインダーを覗きながらフィルターの枠を回すと光の反射を除去することができます。>

PLフィルターはフィルターの枠が2重になっていてカメラのファインダーを覗きながら回転させ、効果を調節しながら撮影します。PLフィルターを使うことで新緑の鮮やかな色を写すことが出来るようになります。こういったフィルターはコンパクトデジカメでは装着できない事がほとんどなので、一眼レフでは用意しておきたいアイテムですね。
vol20_01.jpg
<左:PLフィルターを使って撮影した写真。新緑の鮮やかな色合いが写っています。
右:PLフィルターを使わないで撮影した写真。葉の表面に光が反射しているため新緑の色が写っていません。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
絞り優先オート
露出補正:+0.3EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F11.0
ISO感度:100



また、新緑は写真の明るさによっても大きくイメージの変わる被写体の一つです。暗めに写すと新緑の葉だけが輝くような写真になり、明るく写すと全体がさわやかな印象の写真になります。同じフレーミングのまま露出補正を変えて何枚か明るさの違う写真を撮影しておきましょう。

<やや暗めに写るように露出補正機能を使って撮影すると、葉の輝く部分だけが目立つ写真になります。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
絞り優先オート
露出補正:-0.7EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F4.5
ISO感度:100

<明るく写るように露出補正を行った写真。写真全体に輝く新緑の雰囲気が出ています。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
絞り優先オート
露出補正:+0.7EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F4.5
ISO感度:100



鮮やかな新緑の木々。雪解けの季節でもあり、渓流などと一緒に撮影を楽しむのもいいものです。

< 渓流と新緑の風景。水のある場所では新緑もいっそう綺麗に見えます。春の自然を楽しみに旅に出てみてはいかがでしょうか。シャッター速度を遅くして川の流れを写しています。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
絞り優先オート
シャッタースピード:3.2秒
露出補正:+0.7EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F22.0
ISO感度:100


PLフィルターの使用方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。


約5ヶ月間にわたって行なってきたブログ、いかがでしたでしょうか。ご旅行の際にお役立てていただければ幸いです。
「こんなブログを行なって欲しい」「もっとブログを見たい」など、リクエストがありましたらコメントをくださいね。
ありがとうございました。



早春の梅を撮ってみよう

2008年03月06日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

早いもので春らしくなってきましたね。前回も撮影をしましたが、梅の咲いている日本庭園に行ってみました。梅の花はちょうど見頃で梅の香りに包まれながらの撮影です。梅の花は木の花ですが桜に比べると木の背丈は低く撮影しやすいですね。

木の花の場合には狙い方によって絞りをコントロールして背景をぼかしたり、全体をハッキリと写るようにします。例えば遠くから梅の木を撮るときには絞りをある程度絞って撮影すると全体的にハッキリとシャープに写ります。一方、梅の花をアップで撮る場合には絞りを開けるといいですね。撮影したい花の前後を大きくぼかすと柔らかな印象の写真になって春の暖かな季節感が出ます。

<木の花の全体を撮影する時には絞りを絞って全体をシャープに写るようにします。絞りを絞ったときにはシャッター速度が遅くなりカメラブレしやすくなるのでぶれないように注意しましょう。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F8.0


<綺麗に咲いていた花を見つけたのでアップで撮ってみました。高い位置の花だったため望遠レンズで撮影しています。絞りを開けてピントを合わせた花の前後がぼけるようにしました。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F5.6

カメラの撮影モードを「Aモード」にして絞りを調節し、同じフレーミングのまま露出補正を変えて明るさの違う写真を撮っておきましょう。
ポイントをおさらいすると、
・木全体を撮るときには絞りを絞る 。(絞り値の数値を大きくする)
・花のアップでは絞りを開ける 。(絞り値の数値を小さくする)
・同じフレーミングのまま露出補正を変えて明るさの違う写真を撮っておく。
この3点さえ覚えておけば梅の花も綺麗に撮影する事ができます。

<訪れた日本庭園には五重塔があり梅と一緒にフレーミングしてみました。この写真は梅の花と五重塔の両方がハッキリと写っていますが両方がハッキリと写っていると印象の弱い写真になってしまっています>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F10.0


<こちらの写真は梅の花にピントを合わせ、背景にある五重塔がぼけるように撮影しました。両方がハッキリと写っているより良いですね。望遠レンズを使い絞りを開けることでこういった表現が出来ます。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F4.7


<可憐に咲いた紅梅。竹林が背景になるように撮影しました。広い範囲が写る広角でも絞りを開けて花にグッと近づくと背景がぼけて写ります。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
絞り優先オート
絞り値 :F4.0


デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



小さな旅 港町 横浜を撮ってみよう

2008年02月28日 11:00 テーマ [ 建物・街並 ]

旅にはいろいろな旅がありますね。海外や国内で大自然を堪能する旅、ちょっと知らない街や身近な土地を歩いてみるのも旅ですね。今回は小旅行ともいえる近くの街をデジタル一眼レフを持って旅してきました。

<写真は横浜・中華街。沢山の人が観光に訪れる場所。ライブビュー機能を使って腕を伸ばして高い位置からファインダーを覗かずに撮影。ライブビューならではのアングルです。同時に望遠で撮影する事で沢山の人がいるような雰囲気を出しています。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F13.0
ISO感度:400


小旅行に選んだカメラはオリンパスE-510です。E-510を選んだ理由は、小型軽量で、手ぶれ補正機能が搭載されていて、レンズもコンパクトなこと。そしていざとなれば液晶モニターを見ながら撮影できるライブビュー機能が搭載されているので、確実な撮影ができる点が大きな魅力です。

今回は街の中をぶらぶらと歩きながら撮影を楽しみたかったので、三脚を持って行くのはやめました。三脚はかさばることや、動きにくくなるのでスナップ向きではないからです。その代わりにカメラのISO感度を高く設定してブレをカバーすると同時に、カメラの手ぶれ補正の恩恵に与ろうという撮影方法です。

<身近な場所にも撮る物はいっぱいありますね。建物の上にあるドラゴンがシルエットになるように、露出補正を-側にして撮影しました。すべてが見えるよりシルエットのほうが雰囲気がありますね。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
露出補正:-1.7EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F10.0
ISO感度:400



<歩いてる時に見つけた梅の花。逆光で輝く様子が綺麗でした。マクロレンズを使ってグッとアップで撮影した写真です。逆光なので露出補正を+側にして写真全体が見た目よりも明るく写るようにしました。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
露出補正:+2.3EV
ホワイトバランス:AUTO
絞り値 :F3.5
ISO感度:100



<カモメは渡り鳥だと言うことをご存知でしたか?1列に並んだカモメ、そこへ1羽のカモメが飛んできました。すかさずシャッターを押した写真です。こういったシャッターチャンスをしっかりと撮影できるのもデジタル一眼レフならではです。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F9.0
ISO感度:400


<写真を撮りながら歩いていたら夜になってしまいました。建物の夜景をISO感度800に設定して手持ちで撮影。三脚を持ち歩かない小さな旅の終わりに、夜景も綺麗に撮影できました。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
ホワイトバランス:蛍光灯1
絞り値:F4.5
ISO感度:800


カメラが小型・軽量なので、歩きっぱなしでも撮影は楽しく快適でした。最近は少し暖かくなってきたので、カメラを持ってぶらりと小旅行に出てみるのも良いものですね。もちろん旅のお供には小型で軽量なカメラを連れて。


デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



歴史のある街並み

2008年02月21日 11:00 テーマ [ 建物・街並 ]

旅行では古い街並みや歴史のある建物などを訪れる機会も多いですね。日本だけでなく海外などでもそういった歴史のある名所に行くのも楽しいですね。そこで歴史的なものや風景を撮る時にちょっとした工夫をしてみるといいですよ。

例えばモノクロ(白黒)写真にしたり、古さを感じさせるセピア調の写真も歴史を感じさせる写真になりますね。ただ単にカラーで撮るよりもグッと歴史を感じられる写真になったり、重厚なイメージの写真になります。

<古い街並みをモノクロに設定して撮影すると雰囲気が出ますね。色がなくモノクロだと写真もグッと重みのある格好いい写真になりますね。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
仕上がり:モノクロ
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F8.0
ISO感度:100
絞り優先オート

<セピアで撮影するとレトロであったりノスタルジックな雰囲気の写真になりますね。たまにはモノクロやセピアで撮ってみてはいかがでしょうか。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
仕上がり:セピア
ホワイトバランス:晴天
絞り値:F4.0
ISO感度:100
絞り優先オート

vol17_001.jpg
<モノクロにするには、仕上がり設定をモノトーンにします。
セピアにするには、仕上がり設定をモノトーンにした後、調色を選択してセピアを設定する手順になります。>


デジタルカメラで撮影した写真では、パソコンで後からモノクロやセピアにする事もできますが、撮影時に設定して撮影したほうが、その場で写り具合を確認できるので確実です。
<歴史ある日本の城。こういった重厚な建物はカラーで撮っておくのもいいのですが、下の写真のようにモノクロやセピアで撮ると雰囲気がでますね。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
仕上がり:VIVID
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F9.0
ISO感度:100
絞り優先オート

vol17_mono_sepia.jpg
<同じ場所で仕上がり設定をモノクロ、セピアにした写真。古い写真のイメージになるので、古い街並みや歴史のある建物などに相性がいいですね。>
仕上がり:左…モノクロ、右…セピア


コンパクトデジタルカメラでもモノクロやセピアを撮影できる機種はありますが、撮影する被写体によってその都度モノクロに切り替えたりカラーに戻すのは大変ですね。
デジタル一眼レフなら「RAW」というファイル形式で撮影しておくと、モノクロで撮影しても、後でパソコン上でカラーに戻すこともできます。RAWデータは撮影後に様々な調整が行え写真を綺麗に仕上げることができるんです。コンパクトデジカメではRAWデータで撮影できる機種は少ないですね。RAWデータを扱うには少しソフトの勉強が必要ですが、デジタル一眼レフではこういったRAWデータで撮影できるというのも便利ですね。

デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



テーマパークで生き物を撮ってみよう

2008年02月14日 11:00 テーマ [ 動物・鳥・昆虫 ]

海外や日本でも旅先では普段見られないような動物を見かけたり、テーマパークなどで珍しい動物を見ることができます。
動物や昆虫などは飼われているものでも近づくと逃げていってしまうので、ちょっと離れた場所から撮影する事になりますね。やはり動物などの姿をしっかりと撮るには望遠レンズが便利です。よくあるコンパクトデジカメではズームの限界もあって大きく撮れないことが多いですね。

<テーマパークで出会ったオウム。大きいので結構迫力がありますね。近づくと突かれそう?なので望遠レンズでちょっと離れた場所から撮影しています。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F4.0
ISO感度:100
絞り優先オート

<色鮮やかな鳥を発見!小さな鳥でも望遠レンズがあると大きく撮影できますね。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ホワイトバランス:晴天
絞り値:F4.5
ISO感度:100
絞り優先オート


それとデジタル一眼レフはコンパクトデジカメに比べてオートフォーカスでのピント合わせが速く、動物などにも素早くピントが合うのでシャッターチャンスに強いんです。
旅行には携帯性の良いコンパクトデジカメも魅力的ですが、デジタル一眼レフはレンズ交換が行えます。様々なレンズを使ってこれらの生き物を綺麗に撮ってみましょう。
<林の中にいた鳥。ピンポイントで鳥にピントを合わせるにはコンパクトでは難しいものです。デジタル一眼レフなら素早く狙った場所にピントを合わせられます。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
絞り値 :F4.5
ホワイトバランス:晴天
ISO感度:100
絞り優先オート

<標準ズームレンズでジッとしている生き物なら大きく撮影できる時もありますが、ちゃんと撮影できる確率は低いですね。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
ホワイトバランス:晴天
絞り値:F8.0
ISO感度:100
絞り優先オート

<望遠ではないズームレンズで近づいてフラッシュを使ってしまうと図鑑写真のようになることがあります。フラッシュは使わない方がいいですね。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
ホワイトバランス:晴天
絞り値:F16.0
ISO感度:100
絞り優先オート

<この写真はマクロレンズという近づいて撮影できるレンズで撮影していますが、ちょっと離れて周囲の情景が写るようにしています。同時に絞りを開けることでボケが綺麗になりますね。コンパクトデジカメではこういった感じには撮れないですね。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ホワイトバランス:晴天
絞り値:F3.2
ISO感度:100
絞り優先オート

デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



桜を撮ってみよう

2008年02月07日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

日本を代表する花である「桜」はなんとも美しいものです。
花見もいいですが、桜の花を綺麗に撮るコツをご紹介しましょう。
桜にも色々な種類がありますが、良く目にする桜は淡い桜色の花びらのソメイヨシノでしょう。桜の種類によって花びらの色も白っぽい桜もあれば紅色をした桜など様々です。

この微妙な桜の色合いを綺麗に写すためには「ホワイトバランス」の設定に注意しましょう。ホワイトバランスはカメラの初期設定の状態では「オート(AUTO)」になっています。「オート」のままでは桜のような淡い色合いを再現しにくく、見た目とはやや違った色合いになります。
そこでホワイトバランスは天候に関係なく「晴天」にしてみましょう。「オート」よりも見た目に近い色合いになります。

<オート(AUTO)で撮影。やや不自然な色合いになっています。他の設定にしてみましょう。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
ホワイトバランス:AUTO
絞り値 :F8
ISO感度:100
絞り優先オート


<日陰で撮影。晴れている日に撮影をしているため、日陰の設定ではかなり不自然な色合いになっています。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
ホワイトバランス:日陰
絞り値 :F8
ISO感度:100
絞り優先オート

<曇天で撮影。全体に赤みがかり、桜の色合いが不自然です。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
ホワイトバランス:曇天
絞り値 :F8
ISO感度:100
絞り優先オート


<晴天で撮影。見た目に近く自然な色合いで写っています。桜の撮影ではホワイトバランスは「晴天(5300K)」に設定しましょう。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F8
ISO感度:100
絞り優先オート


また、露出にも少し注意が必要です。
フレーミングや天候、光の状態によって露出の調整の度合いは変わりますが、多くの場合、少し明るめに写した方がきれいに写ることが多いです。
露出補正機能を使って少し明るめに写るように調整したり、同じフレーミングのまま何枚か明るさを変えて撮影しておきましょう。
<露出補正をしないで撮影した写真です。少し暗めに写っています。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
露出補正:±0.0EV
絞り値 :F18
ホワイトバランス:晴天
ISO感度:100

<プラス方向にやや明るめに露出補正を行って撮影したほうが桜は綺麗に写ります。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
露出補正:+0.3EV
絞り値 :F18
ホワイトバランス:晴天
ISO感度:100


<マイナス方向に暗く露出補正をする事は桜の場合は少ないです。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
露出補正:-0.3EV
絞り値 :F18
ホワイトバランス:晴天
ISO感度:100


桜の撮り方ですが、桜は綺麗なあまりすぐに近づいて撮影してしまう人が多くいます。背の高い桜の花に近づくと、いつも見上げる格好になり背景が空になってしまいます。近づいて撮る方がいい場合もありますが、やや離れた場所から望遠レンズで撮影すると、満開の桜の様子がよくわかる写真になります。
<しだれ桜を撮影しました。桜の花をアップで撮る場合にも、望遠レンズがあると便利です。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5
ホワイトバランス:晴天
絞り値:F3.5
ISO感度:100


更に桜の周囲に丘などの高い場所があれば、高い場所から見下ろすようなアングルで撮影すると桜の様子がよくわかる写真になります。
近づいたり離れたりして、一本の桜の木でも様々な方向から撮影してみましょう。
<桜の木を撮るときに、周囲に小高い場所があれば上から撮ってみましょう。桜の木の様子がよくわかる写真になります。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
ホワイトバランス:晴天
絞り値:F8
ISO感度:100

デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



花を撮るレンズ

2008年01月31日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

寒く厳しい冬が終わり花々が咲く春。色とりどりの花が咲く春は旅に出たくなりますね。花の名所を訪ねる旅もいいものです。

花を撮るとき、コンパクトデジタルカメラではマクロモードで簡単に撮影できますね。ただし花の写真はいつもマクロで撮るのがいいわけではありません。

デジタル一眼レフではグッと近づいて撮影できるマクロレンズがありますが、マクロだけでなく広い範囲が写る広角レンズで撮影したり、望遠レンズで撮影すると、マクロレンズとはまた違った雰囲気の写真を撮影する事ができます。

<マクロレンズで撮影したカタクリの花。近づいて大きく撮影する事ができます>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
絞り値 :F4
シャッター速度:1/100秒
ISO感度:100

<広角レンズで撮影したカタクリ。広角レンズで撮影すると花だけでなく周囲の状況がわかる写真になります。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
絞り値:F4
シャッター速度:1/250秒
ISO感度:100


また望遠レンズでは、近づく事ができない花を大きく撮影したり、ボケを生かした写真を撮影する事ができます。
様々なレンズを使って雰囲気の違う花写真が撮影できるのも一眼レフの魅力なんです。
<望遠レンズで撮影したカタクリ。望遠では近づけない遠くの花を大きく撮影したり、背景が大きくぼけたりします。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
絞り値 :F7.1
シャッター速度:1/50秒
ISO感度:100


花の撮影でのポイントをいくつか紹介しましょう。
花のアップでは雌しべや雄しべの先端にしっかりとピントを合わせるのが基本です。
花の種類や状況にもよりますが、シベの先端にしっかりと合わせてみましょう。
<山の中に咲いていたキクザキイチリンソウ。周囲の状況がわかるように広角レンズで撮影しました。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0
絞り値:F5.6
シャッター速度:1/200秒
ISO感度:100

またカメラの撮影モードをAモードにして絞りを開ける(数字を小さくする)とピントを合わせた前後が大きくぼけて柔らかな雰囲気の写真になります。
更に露出補正を使って明るめに写すとさわやかな印象になります。春の花々を綺麗に撮ってみてはいかがでしょうか。
<白く可憐な花のニリンソウ。マクロレンズで近づいて周囲を大きくぼかしてみました。シベの先端にピントを合わせ、露出補正をプラスにして明るく撮影しました。>
使用モデル:E-410
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
絞り値:F2.8
シャッター速度:1/250秒
ISO感度:100
露出補正:+0.7EV

<チューリップ畑の一部分を望遠レンズで撮影しました。ピントを合わせた場所の前後が大きくぼけて春らしい感じになりました。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5
絞り値:F3.5
シャッター速度:1/400秒
ISO感度:100


デジタル一眼レフカメラで花の撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



野生の動物を撮る

2008年01月24日 11:00 テーマ [ 動物・鳥・昆虫 ]

日本では野生の動物に出会うことはあまりありません。今の季節であればツルや白鳥などは見ることができますね。
動物園で見るのとは違って、野生の生き物は近づくと逃げてしまいます。あまり近づくことはできないので、大きく撮影するには望遠レンズが必要です。

<北海道鶴居村のサンクチュアリで撮影した丹頂鶴。
望遠レンズで遠くのツルを撮ってみました。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5
シャッター速度:1/320秒
ISO感度:100
手ぶれ補正機構:ON


望遠は遠くの物でも大きく撮影ができるレンズですが、よく間違われるのがコンパクトデジカメの「デジタルズーム」です。
デジタルズームは望遠レンズとは違って写真の一部分を切り取って大きく拡大しています。この為写真がガサガサとした感じになり、画質が悪くなります。
やはり綺麗に撮るのであればデジタルズームではなく望遠レンズを使うのがいいですね。
<沖縄を代表する鳥「カンムリワシ」を見つけ望遠レンズで撮影しています。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6
シャッター速度:1/200秒
ISO感度:400
手ぶれ補正機構:ON


コンパクトデジタルカメラでも望遠で撮影できる機種もありますが、デジタル一眼レフに比べるとピントを合わせるのが遅く、シャッターチャンスを逃してしまうこともあります。
動きのある野生動物などを撮るには、やはりデジタル一眼レフに望遠レンズをつけて撮影するのがいいですね。
<釧路湿原には早朝や夕方に多くのエゾシカが姿を現します。
近づくと逃げてしまうため望遠で撮影しました。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5
シャッター速度:1/30秒
ISO感度:100
手ぶれ補正機構:ON

<山の中で偶然に出会ったニホンカモシカ。
逃げないように遠くから望遠で撮っています。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5
シャッター速度:1/50秒
ISO感度:100
手ぶれ補正機構:ON


デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



夕日を綺麗に撮ってみよう

2008年01月17日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

新しい年が始まりましたね。
すっかり日本の景色は冬。冬らしい景色といえば雪ですが、雪の降らない場所では被写体の乏しい季節でもあります。花も少なく山の木々も寂しいものです。

そんな中でも冬に撮影しやすい被写体が「朝日・夕日」です。
冬は夏などに比べて空気中の水蒸気が少なく綺麗な夕日が多く見られる季節でもあります。赤く染まった綺麗な夕日は何ともドラマチックです。

<沈んでいく太陽。雲から出てきたところを撮っています。
雲の表情が夕日をよりいっそう引き立ててくれます。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro


夕日を撮る場合には、その時々の夕焼けの様子や撮影場所にもよりますが、素早く撮影したいですね。
太陽の沈んでいく速さは思うよりも速く感じます。刻々と変わっていく夕日ではデジカメの設定を予めしておくようにしましょう。

私の場合、ホワイトバランスはオート(AUTO)ではなく晴天(太陽マーク、5300K)にしています。もしくは曇天(曇りマーク、7500K)にします。
その理由はオート(AUTO)よりも晴天マークにしたほうが夕日の色がしっかりと写るからです。
12_03b.jpg
<ホワイトバランスを晴天マークにしました。赤みが美しい夕日になりましたね。>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5

<綺麗な夕焼け空が広がっていました。シルエットで浮かび上がった富士山。
ホワイトバランスを晴天マークにして撮影しています。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5


また曇天マークでは見た目よりも赤みが強くなります。夕日や夕焼けを見た目よりも赤く写したい時には曇天マークにしてみましょう。
また仕上がり設定も「VIVID」にすると鮮やかになります。

12_05b.jpg
<仕上がり設定VIVID>

<公園の池には夕焼けが映り、オレンジ色に輝いていました。
仕上がり設定をVIVIDにして撮影しています。>
使用モデル:E-3
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5


日が沈むのが早い冬ですが、夕日撮影にチャレンジしてみてはいかがでしょう。

デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。



雪景色を撮る

2007年12月27日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

冬と言えば「雪」ですね。最近では地球温暖化の影響で雪の量も少なくなってきていると言われますが、真っ白な雪に覆われた景色は綺麗です。

<白い雪景色をきれいに撮ってみましょう>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5


雪の撮影に限った事ではないのですが、寒い場所で撮影する時にはバッテリーに注意しましょう。寒い場所ではバッテリーの電圧が低下してしまうんです。車でも寒冷地仕様では大きなバッテリーを搭載していたりしますね。暖かい場所に比べて、寒い場所では早めに電池残量の警告表示が出ます。この為に予備のバッテリーは多めに用意しておくと安心ですね。予備の電池もカバンに入れるのではなく、服のポケットに入れて暖かくしておいたほうがいいんです。
<寒冷地では、予備のバッテリーは多めに用意しておきましょう>

雪景色は白く、晴れていると眩しいですね。カメラは被写体の明るさを内蔵の露出計で測ってくれますが、雪のように真っ白な被写体では見た目よりも暗く写る事があります。暗く写ってしまうときには露出補正をプラス側に補正して撮影すればいいのですが、どの程度の補正を行えばいいのかわかりにくいですね。そういうときにはカメラの「ブラケット機能」を使ってみましょう。

<晴れている日の雪景色は眩しい。露出に悩んだら「AE BKT機能」を使ってみましょう>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-54mm F2.8-3.5
露出補正:+0.3EV


例えば、オリンパスのE-510やE-410など一眼レフカメラであれば、メニュー内に「AE BKT」という項目があります。この機能を使って撮影すれば明るさの違う写真が自動的に3枚撮影できます。
<MENUから「AE BKT」を選びましょう>


露出補正の補正量を変えて一枚一枚撮影するより、素早く楽に撮影する事ができるんですね。雪景色だけでなく露出補正に悩んだときに便利に使える機能です。覚えておくと便利に使えますよ。

<雪原に残された足跡。雪景色らしい印象的な一枚になりますね>
使用モデル:E-510
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-54mm F2.8-3.5
露出補正:+0.3EV


デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。


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