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自然風景写真家 工藤智道 トラベラーのためのデジタル一眼レフ講座

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2008年03月

 

新緑の風景を撮ってみよう

2008年03月13日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

早いものでこのブログは今回で20回目です。数多くの方に見て頂き大変感謝しております。
実は今回でこのブログは最終回となります。

春に自然豊かな場所へ旅に出ると木々の芽吹きや鮮やかな新緑の風景に出会うことができます。目映いばかりに輝く新緑は見た目には綺麗に見えますが、写真に撮ってみると思ったように写らないということがあります。原因の一つは葉の表面に反射する光です。太陽の光に照らされた葉はキラキラと輝いています。この為、そのまま撮影すると新緑の色を撮ることができないのです。そこで光の反射を除去する事が出来る「PLフィルター」というフィルターを使います。

<レンズの前に付けてあるのが「PLフィルター」です。ファインダーを覗きながらフィルターの枠を回すと光の反射を除去することができます。>

PLフィルターはフィルターの枠が2重になっていてカメラのファインダーを覗きながら回転させ、効果を調節しながら撮影します。PLフィルターを使うことで新緑の鮮やかな色を写すことが出来るようになります。こういったフィルターはコンパクトデジカメでは装着できない事がほとんどなので、一眼レフでは用意しておきたいアイテムですね。
vol20_01.jpg
<左:PLフィルターを使って撮影した写真。新緑の鮮やかな色合いが写っています。
右:PLフィルターを使わないで撮影した写真。葉の表面に光が反射しているため新緑の色が写っていません。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD
絞り優先オート
露出補正:+0.3EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F11.0
ISO感度:100



また、新緑は写真の明るさによっても大きくイメージの変わる被写体の一つです。暗めに写すと新緑の葉だけが輝くような写真になり、明るく写すと全体がさわやかな印象の写真になります。同じフレーミングのまま露出補正を変えて何枚か明るさの違う写真を撮影しておきましょう。

<やや暗めに写るように露出補正機能を使って撮影すると、葉の輝く部分だけが目立つ写真になります。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
絞り優先オート
露出補正:-0.7EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F4.5
ISO感度:100

<明るく写るように露出補正を行った写真。写真全体に輝く新緑の雰囲気が出ています。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
絞り優先オート
露出補正:+0.7EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F4.5
ISO感度:100



鮮やかな新緑の木々。雪解けの季節でもあり、渓流などと一緒に撮影を楽しむのもいいものです。

< 渓流と新緑の風景。水のある場所では新緑もいっそう綺麗に見えます。春の自然を楽しみに旅に出てみてはいかがでしょうか。シャッター速度を遅くして川の流れを写しています。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5
絞り優先オート
シャッタースピード:3.2秒
露出補正:+0.7EV
ホワイトバランス:晴天
絞り値 :F22.0
ISO感度:100


PLフィルターの使用方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。


約5ヶ月間にわたって行なってきたブログ、いかがでしたでしょうか。ご旅行の際にお役立てていただければ幸いです。
「こんなブログを行なって欲しい」「もっとブログを見たい」など、リクエストがありましたらコメントをくださいね。
ありがとうございました。



早春の梅を撮ってみよう

2008年03月06日 11:00 テーマ [ 風景・自然写真 ]

早いもので春らしくなってきましたね。前回も撮影をしましたが、梅の咲いている日本庭園に行ってみました。梅の花はちょうど見頃で梅の香りに包まれながらの撮影です。梅の花は木の花ですが桜に比べると木の背丈は低く撮影しやすいですね。

木の花の場合には狙い方によって絞りをコントロールして背景をぼかしたり、全体をハッキリと写るようにします。例えば遠くから梅の木を撮るときには絞りをある程度絞って撮影すると全体的にハッキリとシャープに写ります。一方、梅の花をアップで撮る場合には絞りを開けるといいですね。撮影したい花の前後を大きくぼかすと柔らかな印象の写真になって春の暖かな季節感が出ます。

<木の花の全体を撮影する時には絞りを絞って全体をシャープに写るようにします。絞りを絞ったときにはシャッター速度が遅くなりカメラブレしやすくなるのでぶれないように注意しましょう。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F8.0


<綺麗に咲いていた花を見つけたのでアップで撮ってみました。高い位置の花だったため望遠レンズで撮影しています。絞りを開けてピントを合わせた花の前後がぼけるようにしました。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F5.6

カメラの撮影モードを「Aモード」にして絞りを調節し、同じフレーミングのまま露出補正を変えて明るさの違う写真を撮っておきましょう。
ポイントをおさらいすると、
・木全体を撮るときには絞りを絞る 。(絞り値の数値を大きくする)
・花のアップでは絞りを開ける 。(絞り値の数値を小さくする)
・同じフレーミングのまま露出補正を変えて明るさの違う写真を撮っておく。
この3点さえ覚えておけば梅の花も綺麗に撮影する事ができます。

<訪れた日本庭園には五重塔があり梅と一緒にフレーミングしてみました。この写真は梅の花と五重塔の両方がハッキリと写っていますが両方がハッキリと写っていると印象の弱い写真になってしまっています>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F10.0


<こちらの写真は梅の花にピントを合わせ、背景にある五重塔がぼけるように撮影しました。両方がハッキリと写っているより良いですね。望遠レンズを使い絞りを開けることでこういった表現が出来ます。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6
絞り優先オート
絞り値 :F4.7


<可憐に咲いた紅梅。竹林が背景になるように撮影しました。広い範囲が写る広角でも絞りを開けて花にグッと近づくと背景がぼけて写ります。>
使用モデル:E-410  風景撮影に最適な最新デジタル一眼レフはこちら
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
絞り優先オート
絞り値 :F4.0


デジタル一眼レフカメラの撮影方法をもっと知りたい方は、ハウツー グッド ピクチャーをご覧ください。


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