写真コミュニティフォトパスTOP > ナビゲーターズ写真ブログ > 中野 義樹の写真ブログ 熱帯の森

そこで目をつぶって音に集中してみました。鳥のリズミカルな鳴き声と飛んでいる時の羽音が聴こえてきました。
ゆっくりと目を開け、その方向を見ると花が咲いている木の茂みの中をせわしく飛び交う小さな鳥に気付きました。よく見るとハチドリです。
その動きはとてもすばしっこく、一瞬のうちに目の前に現れたり消えたりします。ファインダーを覗きながらでは追いかけられません。だからこの自分の眼で追いかけ、観察することにしました。
ハチドリは枝に止まらず花のあるほうに向かって飛んで来ました。花びらと向き合って蜂のようにブーンブーンと羽音をたてながら、空中に静止しているではありませんか。羽ばたきのスピードはなんと一秒間に50回以上と言われています。
ハチドリがストローのようなくちばしから舌を出して花の蜜を吸いはじめたその瞬時に無心でシャッターを切り始めていました。
次回は、コスタリカの食事の話です。
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中野 義樹 Yoshiki Nakano
1953年生まれ。写真家。東京写真大学短期大学部写真技術科卒業。篠山写真事務所のアシスタントを経て1982年にフリーランスになる。作家やアーティストの撮影を中心に広告、出版で活動。1985年から旅をした国々で時間をテーマにした作品を撮り続けている。個展に「Just the way you are」「Over the Fence」「Moments paisibles 穏やかな時間」他。
コメント(1)
こんなに小さな鳥だったのですね!
ハチドリと花の色がマッチしていてとても美しいです。