写真コミュニティフォトパスTOP > ナビゲーターズ写真ブログ > 写真家 斎藤巧一郎の料理をキレイに撮る18のレシピ

写真家 斎藤巧一郎の料理をキレイに撮る18のレシピ

 << 前の月 

2008年09月

 

18、キレイに撮れたら発表しよう!

2008年09月26日 11:00 テーマ [ ]

さまざまな撮り方を案内してきましたが、今回が最終回です。
さて、みなさんは撮影した写真はどのようにしていますか?
CD-Rに保管している方、プリントする方、ブログで発表している方など人それぞれだと思います。

今回はキレイに撮れた写真を、額に入れて飾ってみることをおすすめします。
額は立派な物でなくてもかまいません。
額に写真を入れることによって、見た方々が作品として感想をくださいます。
これが思いの外、人によって様々で、とても参考になるのです。

また毎日その写真を見ていると、「今度はこう撮ろうかな?」といった工夫を、自分自身で考えるようにもなります。
いい写真ができる度に写真を入れ替えて、いろんな人に感想を聞いてみましょう。
きっと、家族や友人の方も、次はどんな写真が飾られるのか楽しみになってきます。

自慢の作品がたくさん揃ったら、olio photoで写真集を作ったり、カレンダーにしてみるのもいいでしょう。簡単にオリジナルのものができ、写真の楽しみが広がります。
人にプレゼントするのもいいですね。

さらに、FotoPus(フォトパス)に写真を投稿し、同じ視点の仲間とコミュニケーションを楽しむこともできます。
撮った写真を見てもらうことで、よりいい写真を撮ろうと思うようになったり、見た人からのコメントから自分の作品を客観的に見直すことが、表現力をアップすることに繋がることと思います。
ぜひみなさんも試してみてください。

さて、18回に渡って連載した「料理をキレイに撮る18のレシピ」お楽しみいただけましたでしょうか?ぜひ、おいしそうに見える料理撮影術を実践してみてください。

最後に、リアル講座のお知らせです!
オリンパスデジタルカレッジで、2009年1月9日に料理撮影テクニック講座を開催します。
興味のある方はぜひいらして下さい。
フードスタイリストの方の技を見るのも面白いですよ。
また、機材の貸し出しもしていますので、普段使っていない機材を試してみるのも、新たな発見があるかもしれません。

080926b.jpg


長くおつきあい頂きまして有り難うございました。
皆さんの素敵な料理写真ができあがるのを楽しみにしております。

080926g.jpg


■今週の「食」レポート

何が好きって、大好物は「ちくわ」。
ちくわをかじる僕の姿はよく見かけられます。
移動中にも食べられますし、海に近いところに出かける時は楽しみですね。 

ということで、

徳島から「ちくわ」お取り寄せ
竹に焼かれているのが、本物ですね。


「熊本にて」
「長崎にて」




17、食器を選んでキレイに撮ろう!

2008年09月19日 11:00 テーマ [ ]

写真を撮るとき、料理を引き立てる食器の選び方にはコツがあります。


「深く、黒っぽい色の食器」


「平たく、明るい色の食器」

料理撮影の時、深く、黒っぽい色の食器は避けましょう。
どうしても料理が暗くなってしまって、おいしそうに見えないからです。
平たく、明るい色の食器なら、光を反射し、影を明るくしてくれます。


食器は「深さ・明るさ」だけでなく、「色」も重要です。
なぜなら、食器の色の照り返しが、料理に写り込むからです。
下の写真では、わかりやすくするため、色のついた紙を使用しました。

「黄色い背景」
「部分拡大」
「青い背景」
「部分拡大」
「白い背景」
「部分拡大」


黄色の背景では、カブに黄色の照り返しが写ってしまいます。青も同様に青く写り込んでいます。
白ならそのままのカブの色が表現できますね。
料理や食材を撮影するときは、食器の深さ・明るさ、色に注意しながら選んでみてください。

080919m.jpg


■今週の「食」レポート

今週は大阪に参りました。おいしいものがいっぱいです。


「二度付けはいけません」
「ポン酢で頂きました」


大阪の食べ物はいいですよね、美味しいし安い。




16、光沢を調整してキレイに撮ろう

2008年09月12日 11:00 テーマ [ ]

みなさんが料理の写真を撮影する際に、料理の照り(ツヤ)が光を反射して写真が白っぽくなり、おいしそうに見えなくなってしまったことってありませんか?
お皿やガラスのビンも、反射が強すぎると、写真の雰囲気を台無しにしてしまいます。
カメラを構える際に、撮影をする向きや、高さを変えることで、反射しない位置を見つける方法もありますが、光の反射を調整してくれるフィルタを使うととても便利です。
このフィルタを偏光フィルタと呼び、レンズの先端に取り付けて使います。


「偏光フィルタ」

レンズの先端にフィルタを取り付けられないタイプのカメラでは、フィルタを手で持ってレンズの前にかざし、撮影します。
フィルタを回転させる事で、光沢をほとんど取ってしまったり、少し残したりと加減することができます。


まずはビン。

「フィルタ無し」
「フィルタ有り」

フィルタを付けると、背景も光らなくなり、色が濃く表現されます。


次は、うどんを撮ってみます。

「フィルタ無し」
「フィルタ効果を最大に」
「フィルタ効果を適度に」

フィルタの効果を最大にすると、おつゆがあることが判らなくなってしまいました。
適度にフィルタを効かせて、つゆの光の感じを出します。


酢豚を撮ってみました。

「フィルタ無し」
「フィルタ効果を最大に」

「フィルタ効果を適度に」

これも、フィルタを効かせすぎると、照りがなくなっておいしくなさそうです。
お皿の反射をフィルタで取って、ほどよい光沢を残します。
おいしそうな料理は“照りがある”と言ってほめるように、やはり適度な光沢感があることが、料理をおいしく見せているのですね。

この偏光フィルタはPLフィルタとも言い、いろいろな場面で使えます。
ガラス越しに物を撮ろうとする際にも、ガラスの反射が消せます。
風景を撮るとき使うと、空がより青く写ります。
フィルタ効果は、フィルタメーカーのホームページなどで詳しく説明されているので、そちらも見てみるとよいでしょう。

フィルタをうまく使って、程よい光沢感で撮ってみましょう。

080912m.jpg


■今週の「食」レポート

またまた高カロリー。
以前にも300グラムもパストラミを詰め込んだサンドイッチを紹介しましたが、とんかつサンドも豚カツ屋さんの定食のサイズでそのまんま入っています。
すごい好きなんですと店員さんに無理を言って、とんかつを2枚入れて頂きました。
豚カツ屋さんサイズのカツが2枚入ったサンドイッチ。しあわせでした。




15、ちょっとした裏技でキレイに

2008年09月05日 11:00 テーマ [ ]

光をうまく使って料理をキレイに撮る方法を2回にわたってご紹介しました。
今回は、このブログで写真撮影に使用している、μ1030SWの機能を使った裏技をご紹介します。
μ1030SWには、「ワンタッチライト機能」と呼ばれるLEDのライトが点灯する機能があります。
ワンタッチライトは、MENU内にある「設定」のワンタッチライトの項目を[ON]に設定している時に、DISPボタンを長押しすると点灯します。


「ワンタッチライト機能」


この「ワンタッチライト機能」は、フラッシュほど強い光ではありませんが、逆光でできた被写体の陰を明るくするとき、効果を発揮します。

「ライト無し」
「フラッシュ有り」
フラッシュの強い光だと不自然な感じがする。


「ワンタッチライト有り」
レフ板を当てるくらいの補助的な明るさになる。


フラッシュも、ちょっとした裏技で、自然な光として撮影に利用することができます。

「フラッシュ無し」
「フラッシュ有り」

撮影方法は、まず、フラッシュを強制発光にします。
そのままでは光が強すぎるので、トレーシングペーパーなどでフラッシュを覆って光を弱めます。
その際、トレーシングペーパーは、フラッシュの発光部から少し離しておくと、影がより柔らかくなります。
一眼レフカメラでは、短冊状に切ったトレーシングペーパーを、写真のように少し間をあけて付けるとよいでしょう。

「コンパクトカメラの場合」
「一眼レフカメラの場合」

光を味方につけると、おいしそうに撮れますよ。

080905l.jpg



■今週の「食」レポート

オリンパスの教室の帰りに名古屋に寄りました。
名古屋にもおいしいお料理がありますね。

「味噌煮込みうどん」
八丁味噌の濃い味でごはんに合うので定食で!
「天むす」
調子に乗ってついつい食べ過ぎます。


お食事がすんだら、名古屋なら喫茶店へ。


有名喫茶店の名物「シロノワール」

あったかいデニッシュにソフトクリームが乗っています。最初はびっくりしましたが、いまはこれを食べなくては!と。
今週末も名古屋に参ります。名古屋のみなさん宜しくお願いしま〜す。


ページトップへ戻る