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農業1年生 涼子のドタバタ日記

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市場での出来事

2007年07月30日 11:00 テーマ [ いろんな話 ]

今日は久しぶりに市場に行ってきました。
市場へは小松菜を出荷していないので普段あまり行く機会がないけど、たまにホウレン草を作った時なんかにはお世話になっています。
いつもは父と一緒に行くのですが、今日は一人で行ってみる事にしました。

今が旬!濃厚トマト☆


そして、ドタバタ日記らしい!こんな事がありました。
青果のセリの様子を写真におさめたくパシャパシャ撮っていると、「一般の方は出てって下さい」と、市場の人間に突然注意を受けました。周りは作業着のおじさんばかり、若い女の子がまさか生産者だとは思われないですよね。「いや、一般じゃなくて、生産者なんです。」と、言い返しました。しかし、今日は何も出荷していなかったのであまり強気になれない私。「生産者には、“入場証”を渡してあります。それが無いと入れないよ」と、相手はどうしても私を追い出したいご様子。
“入場証”なんて聞いたことないし、父と一緒の時はそんな事言われた事無かったのに・・・。
腑に落ちない気持ちのまま、この場はとりあえず外に出る事にしました。

セリ真っ最中。このすぐ後に注意を受ける私(涙)


しかし、ここで素直に引き下がる私じゃないのです!!
だって、何度考えてみても私は悪くない!生産者がセリを見に来ただけ。なにが悪い?逆に、“入場証”を全ての生産者に渡していない市場が悪い!と、勝手に自己解決し、市場に逆戻りしました。センターで荷受管理をしているおばさん達に事情を話し、入場証を貸してくれないかと頼んだところ、側で話を聞いていた知らないおじさんが「俺の(入場証)使いな。」と、話しかけてきました。「あんた、孝一(私の父)の娘だろ?いつも孝一には世話になってるんさー。昨日だってコーヒーおごってもらったんてー。」と快く貸してくれました。そのおじさんのおかげで私は堂々とセリを見ることができたのですが、セリを見ながら、さっきまでの出来事を思い返していました。
父と一緒に市場に来た時、入場証無しでも追い出されなかったのは、父の顔が入場証代わりだったということ。農業はいってみれば自営業だけど、いくら市場出荷していなくても、家にこもって仕事ばかりするんじゃなくて他の農家さんと交流するのも大事だな。なんて考えていました。

この格好じゃ一般客と間違われて当然ですね。


これからはできるだけ毎日足を運ぶようにしよう。
作物を育てるプロがいっぱい集まる市場でたくさん勉強させてもらおう。
そして、入場証が無くても追い出されないくらい顔を売ろう(笑)と思った、今日のドタバタ日記でした。

4時44分。市場から見る日の出




友を訪ねてー佐賀県シクラメン農家ー

2007年07月27日 11:00 テーマ [ ともだちの話 ]

ともだちの話、今回は佐賀県までピューっと飛んじゃいました。

木須兄弟(左:木須君、右:お兄ちゃん)後ろに並ぶのは1万鉢のシクラメン


木須友寛君(写真・左)大学の先輩です。彼の家は大規模な米農家で、お兄ちゃん(写真・右)が彼より3年早く就農し、先に家を継いでいます。九州は一年を通して暖かいため二毛作が一般的です。春からの稲作が終わると秋には麦蒔きが始まります。
どれくらい大規模農家かというと・・・例えば、我が家の田植えが3日間で終わるのに対して木須家は約1ヶ月間休み無く田植えをし続ける程です。大規模農家にふさわしい大型機械を乗りまわす、まさにファンタジスタ・ファーマーなんです。

木須家では最近やっと田植えが終わりました。山にモヤがかかって幻想的☆


しかし木須君は小さい頃から花農家になる夢があり、高校時代から本格的に勉強を始め、就農1年目にしてシクラメン2000鉢を作り、家の前に直売所を建て、全鉢完売させた実力の持ち主です。普通、新たな作物を始めるのに1年目ではとても難しいと思います。今までの勉強と努力が実を結んだのですねー。2年目は地元のテレビ局に特集を組ませ、直売2日目で全てのシクラメンを完売させました。凄すぎます。今回私がお邪魔した時はシクラメンの鉢上げの作業をしていました。今年から規模を増やし1万鉢作るそうです。綺麗な花を咲かせる12月頃にまたお邪魔しまーす!

この鉢どこに置く??


それにしてもμ(ミュー)のバッテリーはタフですね。佐賀に滞在した3日間、一度も充電することなく心配いらずでした。マメじゃない私にはホントぴったりなカメラです☆



毎月25日は米の配達日!!

2007年07月25日 11:00 テーマ [ 米の話 ]

我が家で作っている新潟県産コシヒカリは、坂井家の初代「坂井ごん八」の名前を取って“ごん八”米として全国のお客様に通信販売しています。
このお米、ご注文頂けば随時発送していますが、新潟市内に住んでいるお客様に限り、毎月25日に家まで配達させて頂いてます。
なぜ新潟市内だけかというと、私が市内に住んでいるからという単純な理由です。他のお客様には申し訳ないですが、少し頑張れば配達できる距離ならば、わざわざ送料をかけてもらわずに日頃の感謝の気持ちを込めて配達しようという思いから始めました。
送料の発生するお客様には、その代わりといってはなんですが、坂井ファームの小松菜を米5kgにつき1袋もれなくサービスさせて頂いています。

我が家の“ごん八”米!
通常は5キロですが、この写真のようにご希望があれば玄米出荷もしています。


配達は、小松菜の仕事が始まる8時までに戻らなきゃいけないので、朝4時前には出発します。といっても、お客様を4時に起こしたりはしませんよ!(笑)

配達中。雨止まないかなあ。


玄関にそっと置いて帰ります。物騒な世の中ですが、盗難にあったという報告はまだ無いので安心してくださいね。
今朝は20軒のお宅をまわってきましたー☆

今年の新米収穫まで、あと1ヶ月半!
キラキラ&もちもちした、美味しい新米をお届けしまーす!!

この時期は真空パック“ごん八”米




中年探検隊!with愚犬ラン

2007年07月23日 11:00 テーマ [ いろんな話 ]

娘が出張に行った為、今日は父・孝一が代打に入ります。ご容赦あれ。

先日、坂井ファーム御用達の堆肥場の工場長から県境山中のアメジストを取りに行きませんか?との誘いがあり、堆肥の積み込みと兼ねて中年探検隊を組織して行ってきました。

中年探検隊(一番右が私)


秘境の沢の上流には熊の巣があるというので、熊よけのお守りに我が家のランも一緒に連れて行きました。まず、小さい集落の棚田を終点にして車を降り、沢の上の細い道をひたすら上流に登っていきます。その間ランは一回道を踏み外してヤブの中に立ち往生。私が降りて引き上げます(おいおいほんとにためになるのか?)。
沢沿いの道がついに無くなって沢に降りると、そこはもうアメジストの世界が。
「いっぱい石の間に転がっていますから」と、案内役の工場長。

ランも探索中


そして、ゆっくりした流れの沢から徐々に狭く曲がりくねった急流の岩盤の沢へ。
時折、水深の深い場所にランが立ち往生。両岸には切り立った岩。猟犬のジャーマンシェパードでも直立の坂は登れないものですね。以後2回も私が持ち上げて移動することになりました。人間はどこでもへばりつきながら移動できますが、犬には大分難しかったようですな。

滑りやすい岩盤の沢を膝まで浸かって登っていくと急に黒い川底に星が出現!そこにはオパールの星座がきらびやかに眠っていました。

水中に光るオパール


岩盤ではとてもはぎ取ることも出来ず、アメジストが露出している岩盤に急ぐことにします。
カッチンコッチン。佐渡の金山の工夫のようにひたすらハンマーで叩くこと一時間、水晶の塊りをゲット。
熊の巣下の踊り場で休憩。

ひと休み。


仕事しない割にランも疲れた様子。明日の散歩は休みにしようか?
それにしても、水にビクともしないμ770SWは沢登りに最適だったなあ。



小松菜生長期ー2週間後ー

2007年07月20日 11:00 テーマ [ 小松菜の話 ]

7月6日のブログで紹介した、小松菜のその後・・・。です!
見てください!2週間経って、ここまで大きくなりました。直径15cmといったところでしょうか。

種まきから2週間が経ち、ここまで育ちました


雨の続く、ドンヨリとした天気の中でも精一杯生きようとする小松菜たちを見て、わたし、感動しています!!

種まきから収穫までの主な管理は、水やりと、虫取りです。
虫取りは、殺虫剤などの農薬をかけずにバーナーで焼いていく方法をとっています。
農薬をかけた方が簡単で効率的ですが、人の口に入るものを作る者の責任として、なるべくなら避けていきたいと考えています。私自身も、自分で作った小松菜を安心して食べたいですしね☆

今日もバーナー片手に虫を探していたら、すっごく小さなカマキリを見つけちゃいました!!あまりの可愛さに慌ててμ(ミュー)を取り出して“動かないでねー“と、念じながらパシャリ。なんとカメラ目線までしてくれました(笑)

極小カマキリみーつけた!・・・カメラ目線かい??


「小松菜に悪さしないでね」と、この極小カマキリは見なかったことにして通りすぎる事にした今日のドタバタ日記です。



お助け!あおぞら隊!!

2007年07月19日 11:00 テーマ [ 小松菜の話 ]

地震から3日目の朝を迎えました。
テレビで見る柏崎は私の知らない柏崎に変わり、災害や災害がもたらした二次災害で日々深刻な状況が続いている様子が見て取れます。実は小松菜にもその影響が出始めています。
地震による交通規制の関係で県外からの小松菜が入りにくくなっていて我が家の小松菜の注文が増加傾向です。そこで、今日は小松菜の話をします。

一年前のちょうど今頃、小松菜の生育が良く、次から次へと面白いくらいに収穫していた時期がありました。しかし調整(パッケージ)作業がそれに追いつかず、パートさん(当時)8人では全てを消化できない状態に陥りました。
小松菜はたくさんある。注文もたくさんくる。問題は、製品を作れないということ。
当時、東京で学生だった私に父から「大規模な小松菜農家の視察を大学で紹介してもらえないか?」というメールが送られてきました。
そこで、紹介してもらったのが埼玉県の農業生産法人。小松菜は我が家の100倍の規模を作っているオッタマビックリな農家でした。
そこでは、収穫隊と、調整隊の2つのグループに分かれていて、作業が同時進行で行われていました。それまで我が家では、パートさん全員で朝8時から約2時間収穫した後、約4時間調整作業のサイクルだった為、この埼玉農家式を取り入れてみることにしました。

まず、収穫隊を新たに2人雇い、我が家の隠れボス=じいちゃんを筆頭に3人だけで収穫するようにしました。そして、調整隊には今日の主役でもある「福祉作業所 あおぞら」に作業委託しました。この団体は、障害を持った人たちが働きに来ている小規模作業所のことで、たまたま近所に作業所を構えていて、色んな業者の作業受託しているのを父が知っていた事から話がつながってお願いすることしました。

去年の夏休みの2ヶ月間、私は家の手伝いをしていたので、あおぞらさんとは最初からのお付き合いですが、皆さんの働きぶりや態度を見ていると本当に感心して頭の下がる思いです。仕事中の集中力はものすごく、サボることを知りません。

みんな一生懸命です



小松菜運び係・本間君


また、あいさつが素晴らしい!!あいさつはコミュニケーションの基本中の基本ですが、改めて、あいさつは大事だよなーと思わせてくれるくらいの気持ちの良いあいさつをしてくれます。

もちろん、あおぞらさんが来てくれてからは収穫と調整のバランスも取れるようになりました。
これから、収穫がピークを迎える小松菜にとって、あおぞらさんは我が家のお助け隊であり、なくてはならない存在です!!

☆頑張ってます!ピース☆




地震 再び。

2007年07月17日 11:00 テーマ [ いろんな話 ]

7月16日 午前10時13分頃、小松菜の調整作業中に揺れは起こった。
長く大きい横揺れと共に、パートさんたちの悲鳴が作業場に響いた。
あまりに長い揺れで、どこが地面かもわからず、まるで船酔いした時のような吐き気が襲ってきた。
3年前の新潟中越地震の悪夢が甦ってくる。
当時私はまだ学生で、休日を利用して新潟に帰るため新幹線に乗っていた。あの、脱線した新幹線の後の新幹線だった。トンネルの途中で立ち往生し、明かりの落ちた車内に8時間近く閉じこめられた。トンネル内のため携帯が繋がらず、車内の公衆電話に3時間並んで家族に無事を伝えた。何の情報もない中、もし土砂が崩れて生き埋めになったら?と、不安ばかりが募り、生きた心地が全くしなかった。荷物を車内に残し、トンネルの中を歩いて脱出したのだが、あまりに必死で、どれほどの距離を歩いて、どれほどの階段を登って地上に出たのか切れ切れにしか覚えていない。今まで生きてきて、初めて死を身近に感じた瞬間だった。

地震の約5時間前、スーパーに小松菜納品中。
この後地震が起こると夢にも思わなかった。


今回の地震での我が家を含めて近隣農家の被害は幸い無かった。
実は、地震の前日、台風一過の新潟の空は遠くの山々まではっきり見える程澄んでいてキレイだった。それが夕方になると、日本海の真上の空だけが真っ赤に燃えたような気持ちの悪い空に変わった。父とそれを見ながら“地震雲みたいだ”と話していたのを今ハッキリ思い出している。それが本当に地震雲だったのかはさておき、まさか、また地震が起こるとはその時夢にも思わなかった。
ニュースで見る被災地は、わずか数十キロしか離れてない同じ県内で起きているとは思えないくらい悲惨だ。しかし、慌ただしく飛ぶ自衛隊の飛行機や、鳴り止まない消防車のサイレンが地震のリアルさを語っている。
私には何ができるのだろうか。

地震雲?



知らないおばあちゃん

2007年07月12日 11:00 テーマ [ いろんな話 ]

新潟は小雨が続いております。前回紹介した山形県とは、隣県なのにこうも違うものかと不思議でなりません。
けど今朝、雨露に濡れるあじさいを見つけ、こんな天気も悪くないのかなと少し癒されました。

雨露あじさい


今日こんな事がありました。
いつものようにハウスで小松菜の種まきをしていると、隣りの畑から知らないおばあちゃんが話しかけてきました。
「おめーんとこのあんにゃからこのめー菜っ葉いっぺこともろたてー。ばーかうんめかったてー。ありーがと!」
みなさん、この新潟弁通じますか??
訳すと「あなたのお父さん(あんにゃ=長男のこと)からこの前たくさん小松菜をもらったよ。とても美味しかった。ありがとう!」です。
新潟で生まれ育った私でも、おばあちゃんの年代の新潟弁は聞き取れないことがあります。
けど、問題はそこじゃなく、わたしの周りでは、知らない人が話しかけてくることは日常茶飯事です。ってこと!!

知らないばあちゃん


それは、東京で一人暮らしをしていた頃では考えられないことだなーと思いました。都会で急に知らない人が話しかけてきたら、“この人おかしな人?!”って警戒してしまいますよね。
けど、ここでは、それが当たり前!
いま改めて考えてみると、こういう環境だったからこそ私が人見知りもせず社交的(自分で言うもんじゃない?)に育ったのかな。と思います。
私が小さい頃は、隣りのおばちゃんに怒られることがしょっちゅうありました。
隣りの隣りのおじさんからは釣りを教えてもらいました。
近所のみなさんが私の親であり、先生です。
私もいつか自分の子供ができたら、このあったかい場所で育って欲しいな。と心から思います。



友を訪ねてー山形県 さくらんぼ農家ー

2007年07月10日 11:00 テーマ [ ともだちの話 ]

一夜明けて今日は、さくらんぼ農家の森谷君宅に見学に来ました。
森谷君も昨日紹介した猪野君同様、大学の先輩です。

さくらんぼハウスにレッツゴー


山形は天気がいいですね。盆地のせいか、新潟と比べて気温が高いように感じます。と同時に、雨期なのに空気もカラッとしていてとても過ごしやすいです。

森谷君はこの時期、さくらんぼの収穫で大忙し。あの有名な「佐藤錦」も栽培しているんですよ!しかし残念なことに佐藤錦は1週間前に収穫が全て終わったそうです。
くうー、佐藤錦の試食を期待していたのに!
今は「紅秀峰」や「南陽」といった収穫の遅い品種を出荷中。
農場に案内され、ハッと息をのむ私。そこにはまるで宝石のように輝くさくらんぼたちが!!森谷君、いくつか採って食べさせてくれました。
感動です☆「さくらんぼ狩り」ツアーに参加する人の気持ちがよくわかりました。自分で収穫してその場ですぐ食べられるなんて最高に幸せな事ですよね。

さくらんぼ「紅秀峰」



大きく食べごたえあり「南洋」


では、「小松菜狩り」なんてどうでしょう?・・・きっと誰も集まらない。

森谷君は、大学時代から付き合っている彼女と去年の12月に結婚したばかり。
この写真、見せつけてくれますねー。

新婚さんはさくらんぼより甘ーい!


間違いなくこの2人の方が、さくらんぼより糖度が高く「甘ーい☆」はずです。
うらやましい!私もお婿さん探し、がんばらなくっちゃ!

お昼ごはんは、“河北町”という隣町のおそば屋さんに連れてきてもらいました。
ここに来たらコレ!というのが「冷たい肉そば」なんだそうです。
冷たい甘辛つゆに、そばと鶏肉とネギしか入っていないシンプルなものですが、食べてみると、どの具材も絶妙にマッチしていて最高にデリシャスでした。問題は、その美味しさが伝わるように撮れているかということだけです。

肉そば


このおそば屋さんから、数百メートル行ったところに大泉逸郎さんの孫御殿が建っているそうです。ワンポイントメモでした。

今回の山形訪問は、友達に会え、美味しいものも食べられ、勉強にもなった、いいことづくしの旅でした。明日からまた新たな気持ちで頑張ります!!
(とりあえず、安全運転で無事帰る事に集中します。)



友を訪ねてー山形県 ぶどう農家ー

2007年07月09日 11:00 テーマ [ ともだちの話 ]

休みをもらって山形県に住んでいる大学時代の大親友に会いに来ました!
いつもはバスに乗って行くのですが、最近車を買ったので慣らし運転を兼ねて一人で行くことにしました。
山形県までは距離で言うと150km位しかないのですが、交通の便が悪く4時間(冬は5時間)もかかってしまいます。
坂井涼子、このたび長距離運転の壁を超えたいと思います!!

ようこそ山形へ


さて、訪ね先は山形県でブドウを作っている猪野修平君の家。
学年は2つ先輩ですが、私が通常より2年遅く入学したので同じ年なんです。
大学は完全寮生活だったので、猪野君とは朝から晩までいつも一緒にバカをしていました。異色な目で見られることも多かったけど、猪野君は私の暴走癖を止める兄貴のような存在で、とても気が合い、まさに第二の家族のような感覚です。
夏はブドウ栽培、冬は蔵王スキー場のインストラクターをしています。去年の冬は私もスキーを習いに行きました。ここで一つ皆さんにお知らせです。「新潟の人間はみんなスキーが上手に滑れると思ったら大間違いだー!!」

話が逸れましたが、山形県に入り、しばらく車を走らせていると山に這うようにハウスが連なっている光景が目に飛び込んできました!まさに衝撃的!

斜面に連なるぶどうハウス


聞くところによると、日当たりの良い南向きの斜面にハウスを建てるんだとか。
なるほどー作物が良く育つようにですね。

猪野家のハウスには、収穫間近・・・ではなかったけど、7月末には収穫できるであろうブドウがたくさん実っていました。スーパーで良く見かけるデラウエアの品種改良版「紅南洋」。種なし品種の大粒「ピオーネ」。皮が赤い「安芸(あき)クイーン」。とんがり系の「高尾」等、さまざまな種類を作っているそうです。すべて昔からのリピーターのお客様だけで売り切れてしまうとか。す、凄い。

ピオーネと猪野君



紅南洋


夜は、山形の隠れ名物(本当か?!)ジンギスカンを食べに連れていってもらいました。
北海道のジンギスカンとどこが違うかというと、1、肉が厚い。2、こんにゃくを焼く。というところです。肉は厚みがあるのに軟らかく、生肉にも関わらず臭みゼロ。こんにゃくはジンギスカン用の鉄板の油がたまるところできつね色になるまで焼くのですが、歯ごたえがたまりません!

山形式ジンギスカン


写真に写っている男性は、猪野君のお父さんで、私と猪野君の大学の先輩でもある方です。在学中の話や、仕事の話をいつも楽しく話してくださいます。
今回も大変お世話になりました!!



小松菜ができるまでー種まき編ー

2007年07月06日 11:00 テーマ [ 小松菜の話 ]

今日は種まき仕事をします。
いつもは地下足袋を履きますが、今回は裸足です。
裸足の方が涼しくて夏の暑い時なんかは最高だし、足を使った細かい作業には最適なんですよ!

足をうまく使って飛び出した種を埋めていく・・・


種まきで使う道具は、種と、種まき器と、ならし棒の3点セット。
始めに、ならし棒を使いトラクターで平らにしきれなかった部分をならします。
次に、種まき器に種が入ったロールテープを2つセットし、準備完了♪

外側から、内に向かって円を描くように種まき器を押していきます。
すると、2本のロールテープが、種まき器の中を通って土の中に埋め込まれ、種を覆っているひも状のテープは土の中で溶けるので、種だけがそこに残るような仕組みになっています。
ただ歩いているだけの簡単そうに見えるこの仕事、実はかなりの有酸素運動できつい作業です。土もふかふかだから、歩くのもひと苦労。

小休止


今日もまた大量の汗をかきました。
この優雅な香りまでそちらに届かないのが残念でなりません。

さて、種まきが終わると、灌水チューブを4本這わせて、水をたっぷり1時間半やります。

灌水チューブで水やり。


数日後、乾き具合をみて今度は、スプリンクラーを使って上から水を散布します。
このハウスの小松菜が生長し、収穫できる頃またレポートをお届けしたいと思います。
今日から約25日前後、皆さんも一緒に育てる気持ちで見ていてくれますか?!



小松菜ができるまでートラクター編ー

2007年07月05日 11:00 テーマ [ 小松菜の話 ]

こんにちは☆
今日は昨日の仕事の続き、トラクターで耕運する仕事です。


newトラクター


最近、6年間使っていたトラクターが過労で壊れたのでこの写真のトラクターを買ったばかりなんです。農機具は高いしすぐに壊れると思っている人が多いと思いますが、実際トラクターは15ー20年くらい持ちます。
でも坂井ファームのトラクターはかわいそうなことに他の農家の10倍は働かされるので あえなくダウン。新車トラクターは、驚くことに、表示がデジタルなんです!!
あれ?そんなに驚かないですか?
前に使っていたのが古すぎて、私には全てが驚き&輝いてみえるんですよ☆☆☆
後ろタイヤがおにぎり形の三角形なのが見てわかると思いますが、こっちの方が、丸タイヤより安定した動きができるんですって。道なき道を行く事ができるのがトラクターですもんね!


耕運 真剣。



私のトラクターさばき、どうでしょう?
まだ数回しか乗せてもらってないのですが、この写真を見れば皆さんも納得ですよね。

耕運後のハウス



"まっすぐ運転できない!!"
・・・致命的です。

途中から父と交代し、よーく観察していました。
ただ単にグルグル回って耕運するわけじゃなく、タイヤ跡を残さないための耕運順序があるみたいです。かつ、柱にぶつからないように。かつ、平らになるよう意識しながら運転する。

"まっすぐ運転"が目標の私なんて、まだまだですねー。



小松菜ができるまでー堆肥編ー

2007年07月04日 11:00 テーマ [ 小松菜の話 ]

今日から小松菜ができるまでの行程を分けて紹介していきます。
まず今日は、空にしたハウスに堆肥を入れる仕事です。

堆肥を入れる時は化粧はせず、普段付けているコンタクトをメガネに変えます。
・・うそです。
今日は寝坊をしました。
意味のないうそをついてごめんなさい。
ただ、最近天気がコロコロ変わるせいで体調を崩し気味です。
朝、パッと起きれません。
・・はっ!今度は言い訳をしてごめんなさい!

よしっ!堆肥入れ頑張るぞ!

最初は、ハウスに残っていた小松菜や雑草を捨てにいく写真です(前作の小松菜の残がい等をきれいにします)。

また雨ー。


急に雨が降ってきて慌てましたが、またすぐに晴れました。最近ほんっと、こんなのばっかり!カッパ(雨具)を脱ぐタイミングが読めないから、この頃ずっとカッパばかり着てて早くも汗疹(あせも)ができ始めちゃいました。かーゆーいー!


さておき、うちの自慢は堆肥は稲ワラや自家鶏糞・モミガラを坂井家独自のブレンドで混ぜて作る、自家製堆肥なんです。量が限られているから年に1ー2回しか使えないけれど そのほかは牛や豚の完熟堆肥を色々変えて散布しています。
最近では水耕栽培のような土を使わない栽培方法が増えてきていますが、私はやっぱり土の持つ未知なる素晴らしいエネルギーにこだわっていきたいと思っています。
しかし、小松菜を作り続けるうえで、葉が黄色く生長したり、奇形が育ったりと連作の障害がどうしても出てきます。それを極力避けるため、堆肥中の配合を変えたり、化学肥料を味付け変わりに使ったり、モミガラだけを入れる工夫もしています。
今回は、自家製堆肥をたっぷり入れることにしました。
父と一緒にそれをスコップで均等に撒いていきます。

父ちゃんには負けん!


以前、研修に来ていた大学生にこの仕事をさせたら、一週間腕が筋肉痛だったそうです。
私も最初はそうでしたが、今ではすっかり慣れたもんで、スコップの入る角度 おおぎがたに撒く量など父との競争を楽しめるまでになりました。

雨季なのに汗ダラダラ


見て下さい!雨期なのにこの汗!!
気持ちいいー☆
これだから農業はやめられないのです!



ポテトクラブin採彩

2007年07月02日 11:00 テーマ [ 夏野菜の話 ]

この花はなんの花でしょう??

正解はジャガイモの花でした。
え?タイトルに「ポテト」って書いてあるから?
その通りです!!
3年前から採彩では「ポテトクラブ」という、一般の人に畑を貸してジャガイモを育ててもらおう!というイベントを行っています。
貸すといっても、一時的に(ジャガイモが植わっている期間)畑の1区画を買ってもらうという意味で、1区画1m×15mの畑が、全部で24区画あります。
ポテトクラブ会員のお客様は、小さいお子さんがいるファミリーや、定年退職されたご夫婦など、さまざまな年代の方が参加されていて、管理はすべてお客様におまかせ!
雑草が伸びっぱなしのところもあれば、きれいに管理されたところもあります。

今年で第3回目になるポテトクラブ。4月上旬に種芋を植え、そろそろ収穫の時期を迎えました。
昨日、市内に住む浮部ファミリーが芋掘り一番乗りでやってきました。
「待ちに待った収穫の日、頑張るぞー!!」三男坊の智也君が一生懸命ジャガイモを引き抜きます!

よーいしょっ!


スーパーで売られているジャガイモはサイズが揃っていて形もいいものばかりですが、ポテトクラブのジャガイモは大きいものから小さいもの、また、形がいびつなものが少なくありません。それでも自分で育てたジャガイモが愛しくて、小指サイズのイモまで全て収穫して持って帰っていきます。
それにしても、出てくる出てくる。知弥君、新ジャガの白さに感動している様子。
お兄ちゃんたちは恥ずかしがってカメラに写ろうとしません。
想像以上の収穫量に奥さんはニコニコ顔♪今日は1/3ほど掘り「また来週来ます♪」といって帰っていきました。

いっぱい採れました!


だいたい1区画40kgほど収穫できますが、家族5人では多すぎますよね。
まさか、毎日ジャガイモ料理?!おすそ分けでもしているのでしょうか?!
今度聞いておきますね(笑)。

そして今日もμ(ミュー)は大活躍☆
泥がついても平気君だから、泥だらけの手で気兼ねなくパシャパシャ撮りました。
ジャガイモの花は、マクロモードを使って撮ったのですが、うまく撮れていますか??


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