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農業1年生 涼子のドタバタ日記

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米の話

 

豊作御礼!!

2007年09月12日 11:00

みなさま、お待たせしました。
そして、私も待ちました。
今日は待ちに待った稲刈りの日です。
生育期間約4ヶ月。美味しい米を作るため、雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモ・・・雪の時期は田んぼがカラっぽですね。
今日まで草刈り、水管理、穂肥(肥料散布)、防除(虫や病気から守る為の薬)、生育調査、溝切り(水管理をしやすくする為の溝を作る作業)等、手をかけ、気をかけてきました!!
私の家では5ha(100m×500m)のコシヒカリを作っています。
コシヒカリという品種は、他のどんな品種より風が苦手で、倒れやすい品種です。毎年、収穫直前にやって来る台風になぎ倒され、収量・品質を落としていました。倒れていない年の方が少ないくらいなんですよ。それが今年は、先日の台風9号の暴風雨を受けながらも、珍しく倒れずに元気よく天を仰いでいました!私の気合いが伝わったのだと確信しています!!

待ちに待った稲刈り


稲刈りの仕事は、コンバインと呼ばれる機械で稲を刈っていく作業ですが、私も今年初めてコンバインに乗せてもらいました。みなさん噂には聞いていると思いますが、コンバインはとても高価な機械なので壊されちゃかなわないと、父の度重なるレクチャーを受け本番に臨みました。

レクチャーをパチリ


自分の体の何倍もの大きさの機械に圧倒されながらも、恐る恐る発車(?)。なんせ機械が大きいから、感覚に慣れるまでが大変!

恐る恐る


一方、キャビン内(運転席)はシンプルに出来ていて操縦は意外と簡単。きっと、隠れて見えない所で機械がもの凄い仕事をしてくれているのだろうなぁ。と、日本の技術の高さ、素晴らしさを再確認しました。

コンバインで刈れない四隅は手刈りです



刈り取った米を倉庫に運び乾燥機にかけます。


ところで、今年の新米の出来(味)が気になるところですが・・・。
新米ごはんを目の前にして、私も緊張の一瞬です。
「・・・こりゃ・・・う、うまい!!!(涙)」
コシヒカリ特有のもちもち感、香り、つや、甘味は今年も健在で、ごはんのおかずでごはんが食べられる程です。これまで挫けずに仕事してきて良かった!感動で胸がいっぱいになりました。

坂井家新米コシヒカリ 米が立ってる!


この坂井家の新米ごはんを、このブログを読んで下さっているあなたに是非食べて頂きたい!!そして私と同じ感動も一緒に味わって頂きたい!!“新米プレゼント”たくさんの応募お待ちしています☆

μはスゴイね。モミ1粒1粒の生命力まで写ってる。




眠くない稲の生育調査

2007年08月03日 11:10

新米収穫まで、あと約1ヶ月半!
美味しいお米をたくさん収穫できるように、私たちの地域ではグループを組んで米の生育調査をしています。どういう調査をするのかというと、

1. 稲の高さ(草丈)を測る。

草丈調査。2番目に長い葉の長さを調べます。


2. 1株あたりの茎数を数える。

3. 1本の稲から何本の葉が出ているか数える(葉令)。

4. 葉色を調べる。この4つのポイントを調べます。

葉色調査。葉色板から10cm離して調べます。


調査には農協の技術指導の職員さんが立ち会ってくれて、今の時期は“このくらいが最適”という数字を教えてくれます。また、“最適”に近づくように水管理や穂肥(ほごえ:実る為に必要な肥料)のタイミングも教えてくれます。

農協の職員さん。真面目なので私も今日は真面目モードスイッチオン。


この調査を通して、稲作管理の基礎知識を学んでいるような気がします。学生の時なんて水稲の授業といったら眠くてしかたなかったけど、実際の稲の姿を見ながらの実習は日々の生長の早さに驚くと共に引き込まれてしまいます。早く自分の作った新米が食べたい!!しかし・・・農業1年生の米は果たして成功するのかっ!?
乞うご期待です☆



毎月25日は米の配達日!!

2007年07月25日 11:00

我が家で作っている新潟県産コシヒカリは、坂井家の初代「坂井ごん八」の名前を取って“ごん八”米として全国のお客様に通信販売しています。
このお米、ご注文頂けば随時発送していますが、新潟市内に住んでいるお客様に限り、毎月25日に家まで配達させて頂いてます。
なぜ新潟市内だけかというと、私が市内に住んでいるからという単純な理由です。他のお客様には申し訳ないですが、少し頑張れば配達できる距離ならば、わざわざ送料をかけてもらわずに日頃の感謝の気持ちを込めて配達しようという思いから始めました。
送料の発生するお客様には、その代わりといってはなんですが、坂井ファームの小松菜を米5kgにつき1袋もれなくサービスさせて頂いています。

我が家の“ごん八”米!
通常は5キロですが、この写真のようにご希望があれば玄米出荷もしています。


配達は、小松菜の仕事が始まる8時までに戻らなきゃいけないので、朝4時前には出発します。といっても、お客様を4時に起こしたりはしませんよ!(笑)

配達中。雨止まないかなあ。


玄関にそっと置いて帰ります。物騒な世の中ですが、盗難にあったという報告はまだ無いので安心してくださいね。
今朝は20軒のお宅をまわってきましたー☆

今年の新米収穫まで、あと1ヶ月半!
キラキラ&もちもちした、美味しい新米をお届けしまーす!!

この時期は真空パック“ごん八”米




草刈りデビュー!!

2007年06月22日 11:00

昨日降った雨のおかげで、今日は空気が澄んでいてとってもキレイ。
遠くの山々もハッキリ見え、清々しい気分です。

雨上がりのキレイな空


さて、本日は田んぼ仕事です。

5月のGWに田植えをした稲は、もう15cm位まで育ちました。
このぐらいになると、田んぼ1枚1枚稲の色が違っているのが分かり、となりの(よその)田んぼの生育状態が気になり出します。
稲が青々している方が良い稲だよね?と父に聞いたら、青田を褒めるのはアホだ。と言われました。マラソンで言えば今は15km地点で、前半飛ばした分、後半確実にばててくる。とのこと。現時点で青々と元気いっぱいだと、いざ収穫期には、お米としての味と収量は期待できないみたいです。ほー。ひとつ勉強になりました!

草刈りデビュー


この時期、主な田んぼ仕事は水管理と草刈り。
毎日毎日水を調節し、ひたすら、ひたすら草を刈り続ける。
一見地味に見えるこの仕事が、とても重要のようです。
そして今日は私の草刈りデビューの日。
草刈り機の使い方を父に教わりながら、草刈りなんて単純作業だし、眠くなったらどーしよ。なんて考えていました。
ところが どっこい!?
なんて、ハードボイルドな仕事!!
眠くなるどころか、少し気を抜くだけで命を落としかねないデンジャラスな仕事でした。
エンジンの振動で手はビリビリ、小石や草は、私めがけてビュンビュン飛んでくる有様。
顔中草だらけで作業を続けていると、刈ったすぐそばから虫が逃げ出している事に気付きました。
草刈りとは、害虫の住み家になる雑草をきれいに刈り払う仕事なんですね。
そのまま放っておくと、害虫が稲を食べ、モミに茶色い斑点が付くそうです。
虫には悪いけど、きれいさっぱり三分刈りにさせてもらいました。

しかし、よく見ると色んな虫たちがいるいるー。
虫ならいいのですが、私が苦手なのはヘビ!!この時期、草むらから突然ニョロッと・・・なんてことはしょっちゅうあるみたいで、この辺りのヘビは特に咬んだりしないみたいですけど、お願いだから出てこないでね、と願うばかりです。
そこで、強力な助っ人が登場!!
我が家の愛犬ラン。
ヘビが出たら吠えて追っ払ってね!

ところが・・・田んぼに入ってどろんこ遊び、田んぼは穴だらけ、せっかく育った稲は食べるわ、用水路におちて水浸しになるわで、作戦大失敗。
我が家の愛犬改め、我が家の愚犬ランでした。


稲を食らうラン


話が逸れましたが・・・
草刈りは雑草の生長が落ち着く8月のお盆過ぎまで続きます。
草を刈ったからといって、米が特別美味くなるわけでも、利益に直結するわけでもありません。除草剤を使えば、草を刈る何倍もの時間が節約できます。
では、なぜあえて草を刈るのかと、私が父に聞きますと・・
“縄文の昔から続けられてきた米作りは、その3000年以上、自然や大地の恩恵を受けて毎年実っている。その対価として環境を整えてあげる事が、また来年も大地にとって一番良い状態で米作りが出来るように、というお返しの意味なんだ”と・・

なるほど。
35年も米作りしていなければ出でこない言葉だな、と思いながら、明日も草刈りに励む私です。


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