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水中カメラマン 瀬戸口 靖の「海日和 旅日和」

 

2007年03月

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サンゴの上の仙人、ホウライヒメジ

2007年03月30日 11:00 テーマ [ 水中写真 ]

宮古島の海で潜っていると、サンゴの上でジッとして動かない1匹の魚を見つけました。
よく見ると口の下から2本のヒゲが生えています。これはヒメジの仲間でホウライヒメジといいます。
このヒゲをまるで探知機のように使って、海底の砂やガレ場の中に隠れている餌となるゴカイや小さな生き物を探して食べているのです。

普通、多くのヒメジの仲間は、海底付近を餌を探しながら忙しなく泳ぎ回っています。
だけど、このホウライヒメジだけはデンと岩のように落ち着いて、カメラを向けてもまるで動じません。
蓬莱(ホウライ)とは「中国の伝説で、東方の海中にあって仙人が住むという霊山」(角川国語辞典より)の意味。立派なヒゲといい、逃げ隠れしない堂々とした写りっぷりといい、名前負けしていないところは、この魚もさすがです。

■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オフ、フラッシュ/発光禁止、手ブレ防止/オン、防水プロテクター




赤ら顔で? 慌てて砂に潜る2匹の巻き貝。おっと、これは失礼!

2007年03月29日 11:00 テーマ [ 水中マクロ, 生態写真 ]

海の中でよく観察してみると、白くて丸い2つの生き物は、どうやら巻き貝の仲間のようです。
背中の貝殻がすっぽりと覆われるほど、白くて柔らかい身体を伸ばして、しかも逆さになって砂に埋まっていたので、ひと目見ただけでは何の生き物か分からなかったのです。
でも砂を払ったときの様子を思い起こして「なるほどねぇー」と、納得しました。
2匹の貝は、今まさに交尾の真っ最中だったのです。
この広い海の中でようやく同じ種類の相手に出会い、幸運を分かち合っていた、まさにその時です。
運悪く好奇心旺盛なダイバーに見つかってしまったのです。
少し気まずい思いがしたので、2匹を寄り添うように砂の上に並べてその場を離れました。
ばつが悪そうにそそくさと砂に潜る仕草が、何だかとても人間的に見えました。

正体はなんと2匹の巻き貝だった!




そそくさと砂に潜り込む巻き貝



■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/発光禁止、手ブレ防止/オン、防水プロテクター、クローズアップレンズ使用




砂の中から現れた、謎の生物の正体は!?

2007年03月28日 11:00 テーマ [ 水中マクロ, 生態写真 ]

海の底一面に広がる真っ白な砂地は、明るくて開放的で、
ただ海中を漂っているだけでも気分がいいものです。
ところが朽ちたサンゴや転石があって、色も地味な褐色や灰色をした砂地はダイバーにあまり見向きもされません。
この日もカメラを持って、そんな目立たない砂地を1人でウロウロとしていると、
砂の中で何やら白い生き物がモゾモゾと動いているのを見つけました。
その生物らしからぬ怪しい姿に、いったん差し出した手が止まりそうになりましたが、
勇気を振り絞って砂を払ってみると、
中から体長2センチほどの丸くて見慣れない生き物が2つ現れたのです。
これはいったい何でしょうか!?

砂の中から姿を現す、得体の知れない白い生き物




砂を払うと2匹が出てきた!



■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/発光禁止、
手ブレ防止/オン、防水プロテクター、クローズアップレンズ使用



鮮度100%? 沖縄の「もずく」はうまい!

2007年03月27日 11:00 テーマ [ 水中マクロ, 生態写真 ]

スーパーの陳列棚や日々の食卓でよく見かける海藻の「もずく」ですが、皆さんはその自然の姿を見たことがあるでしょうか?
来間島(くりまじま)の浅瀬の海で潜っていると、偶然にも「もずく」を見つけました。
写真がその姿です。
『μ(ミュー)760』のリアルな液晶モニタをジーッと見つめていると、あのシャキシャキとした食感が頭に思い浮かびます。
海の中とはいえ食べたい欲求には勝てず、試しに「もずく」をひと掴みすると、くわえていたレギュレーターをはずしてツルンと口に吸い込みました。
するとどうでしょう。
ちょっと塩味が強いようですが、これが結構いけるのです。
春から初夏にかけて沖縄では「もずく」のシーズンを迎えます。
食いしん坊なダイバーは、くれぐれも食べすぎにはご注意を(笑)!

■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/オート発光、手ブレ防止/オン、防水プロテクター、クローズアップレンズ使用



もう1つの沖縄の海の色2

2007年03月26日 11:00 テーマ [ 水中写真, 旅メモ ]

沖縄の海面の裏側はとても不思議な色を魅せてくれます。
南国特有の強い日差しを浴びた海の青と海底の砂やサンゴから反射した色が、波やうねりによって絶妙に混ざり合った色。
何度カメラのシャッターを押しても、2つとして同じ色には写りません。
この写真も、波のタイミングを見ながら何度もシャッターを押してから、後でお気に入りの1枚を選んだものです。
前回ご紹介した写真とはまた違う美しさです。
撮影枚数をあまり気にしないで、身体が不安定になりやすい海面下でも、こうした撮影が気軽にできるのは、コンパクトなデジタルカメラの強みだと思います。

■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中ワイド1、マクロ/オフ、フラッシュ/発光禁止、防水プロテクター使用



もう1つの沖縄の海の色1

2007年03月23日 11:00 テーマ [ 水中写真, 旅メモ ]

沖縄の海でダイビングをしていると、なんて海の色がきれいなんだろうと、いつも思います。
波打ち際のクリスタルブルーや浅瀬のコバルトブルー。さらに水深30mまで潜ると、青々としたディープブルーの世界に包まれます。
飛行機の窓から見た沖縄のサンゴ礁の海はほんとうに美しいし、島の高台や岬、海を走るボートから見た海面の青もきれいです。
だけど1つだけあまり知られていない沖縄の海の色があります。それは水中マスクやゴーグルを付けて海で泳いだり潜ったりしなくては見られない色です。
海面の裏側に映る海のブルーがその色です。
写真は海の上と海面の裏側です。


■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中ワイド1、マクロ/オフ、フラッシュ/発光禁止、防水プロテクター使用



沖縄の海で見つけたアザミサンゴのアップ

2007年03月22日 11:00 テーマ [ 水中マクロ, 生態写真 ]

写真のアザミサンゴ、かわいいでしょう? 
これも来間島のビーチ・ポイントで見つけました。手のひらの大きさにも満たない小さな群体です。
うっかりそのまま通り過ぎそうになりましたが、試しにクローズアップレンズを付けてグッと近づいてみると、『μ(ミュー)760』の大きな背面モニターいっぱいに、アザミサンゴのポリプ1つ1つの表情までクッキリと映し出されたので驚きました。
クローズアップの撮影では、身体やカメラの揺れは禁物です。三脚が使えない海の中では、波やうねりに負けないように、しっかりと身体を固定しなければなりません。自然光の撮影ではなおさらのことです。
この時も『μ(ミュー)760』の手ブレ防止機能が水中撮影でも強い身方になってくれました。

■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/発光禁止、手ブレ防止/オン、防水プロテクター、クローズアップレンズ使用



来間島はおさかなパラダイス

2007年03月20日 11:00 テーマ [ 水中写真 ]

宮古島から橋を渡って来間島(くりまじま)へ行きました。
サンゴ礁の海の上に架かる長さ数百メートルの橋は、両脇にコバルトブルーの海が一望できて見晴らし抜群です。橋を渡り終えた所に小さな港があって、その脇の浜が来間島のビーチエントリーのダイビングポイントになっているのです。
『μ(ミュー)760』を持って潜ると、浜にあった白砂は海の中の遠くまで続いていました。所々にサンゴが集まる小さな根があって、スズメダイやベラ、ブダイの仲間たちが集まっています。

■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/強制発光、手ブレ防止/オン、防水プロテクター使用



宮古島のクマノミ城 2

2007年03月19日 11:00 テーマ [ 水中写真 ]

何匹いるのだろう。1、2、3……と、始めは数えていましたが、あまりの多さに途中で諦めました。ゆうに100匹以上はいると思います。
その中で、まるで「撮ってよ!」と、イソギンチャクの上で2匹仲良く並んでポーズを繰り返すハマクマノミのペアを『μ(ミュー)760』で、パチリとやりました。
同じ種類の魚でも、よく見ると動きや性格はさまざまなので、撮りやすい被写体を見つけることもいい写真を撮るコツだと思います。

■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オフ、フラッシュ/発光禁止、手ブレ防止/オン、防水プロテクター使用



宮古島のクマノミ城1

2007年03月16日 10:48 テーマ [ 水中写真 ]

沖縄の宮古島へ行きました。
目立って大きな川のない宮古島は陸地の土砂が海へ流れ出ることもなく、沖縄の島々の中でも特にビーチが白くて美しいことで知られています。ボクもこれまでに何度もこの島の真っ白なビーチで撮影をしてきました。

今回はその宮古島の南海岸にある「イムギャーマリンガーデン」で、ビーチダイビングを楽しんだときの1コマです。波静かなビーチから泳ぎ出すと、やがて目の前の辺り一面にイソギンチャクのお花畑が現れ、そこに無数のハマクマノミが住み着いているのです。

■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)760、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オフ、フラッシュ/強制発光、手ブレ防止/オン、防水プロテクター使用



『μ(ミュー)760』をカメラバックに入れて旅に出る

2007年03月15日 10:50 テーマ [ 旅メモ ]

ボクの家に『μ(ミュー)760』がやって来ました。

これまで水中写真はフィルムカメラ一筋で、デジタルカメラを使って撮ったことがありませんでした。海辺の風景写真も、未だにフィルムが中心です。そんなボクのカメラケースの中にコンパクトサイズの『μ(ミュー)760』が新しく仲間入りしたのです。もちろん水中撮影用の防水プロテクターもいっしょです。

初めて手にしたときは、その小ささに驚きました。
試しに目の前にいる息子と娘を、パチッと撮ってみると、これがとてもいい表情で写るのです。その子どもたちの写真をXDカードに納めたまま、ボクはこの『μ(ミュー)760』をカメラバックのポケットに入れて撮影旅行に出かけることにしました。

海中の世界や旅先で見たこと、感じたことを、これからの3ヵ月間、このブログで紹介してゆきたいと思います。


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