写真は、前回のテーブルサンゴの産卵と、同じ日に同じ場所で撮ったエダサンゴの産卵シーンです。
この日は、夕方に石垣島の港を出港して、船で竹富島の南側の海域へ向かいました。
ここは石垣島周辺の海の中でもサンゴが多く見られるエリアです。まだ暗くならないうちに撮影現場に着いて、海の中の様子を調べます。
海に潜って、サンゴのポリプの先端に、浮き出てきている卵がないか様子を見ます。
夕方の時点では卵は確認できませんでした。ところが、日が暮れて辺りが暗くなり、夜も8時を過ぎた頃から、ちらほらとポリプの先端に卵の姿を確認するようになりました。
そして夜10時。海に潜ってサンゴの前で産卵を待ちかまえていると、潮の流れに乗ってどこからともなくピンク色の小粒が海の中を漂ってきます。
すると、何かで示し合わせたように、目の前の辺り一面のサンゴから、一斉に卵が湧き出てきたのです。
瞬く間に、夜の海の中はサンゴの卵でいっぱいになりました。
桜吹雪のように、ピンク色の卵が夜の海中を舞う光景は、もう言葉では言い表せない、海の神秘そのものでした。
夜の海中に、一斉に湧き出てくるエダサンゴの卵
■撮影データ
カメラ/μ(ミュー)770SW、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/強制発光、外部フラッシュ、防水プロテクター使用




コメント(1)
サンゴの産卵、ダイバーなら一度は見てみたい!
サンデーダイバーではそんな機会はめったにありません。
羨ましいです。