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水中カメラマン 瀬戸口 靖の「海日和 旅日和」

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水中アクセサリー

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クローズアップ撮影は楽しい

2007年05月08日 11:00

水中撮影の楽しみの1つにクローズアップ撮影があります。何気ない普段の海中シーンの中にも、近づいて目を凝らして見ると、不思議な生き物が潜んでいたり、珍しい生態シーンが見られたり。まるで子どものころ初めて虫眼鏡を持って野山を歩いた時の感動が蘇るようです。
そして海の中は生き物の宝庫です。気が付いていないだけで、砂の中にも、岩の下にも、辺りを漂う海水の中にも、無数の生き物が潜んでいます。
そんな小さな生き物を探す楽しさと、虫眼鏡でアップで見たときの感動や驚き。さらにそれを写真にしたときの美しさや満足感が得られるのがクローズアップ撮影の醍醐味だと思います。
水深10メートル防水のμ(ミュー)770SWなら単体でもマクロ撮影が楽しめますが、防水プロテクターに入れて外付けアクセサリーのクローズアップレンズを装着すれば、さらに水中マクロワールドの楽しみは広がります。
まずは地に足を着けて(海底に足を着けて)、目の前にいる小さな生き物に興味の目を向けてみてはいかがでしょうか。

ゴカイが開けたサンゴの穴に棲むカンザシヤドカリ。体長5ミリの海中世界を楽しもう!


■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)770SW、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/強制発光、防水プロテクター、クローズアップレンズ、外部フラッシュ使用



渡嘉敷島の「海人」

2007年04月27日 11:00

海人(うみんちゅ)とは、海の人、つまり沖縄では漁師のことをこう呼びます。
島人と書けば「しまんちゅ」と読み、島の地元の人たちのことを指します。
ウチナーンチュは沖縄人。ナイチャーは内地の人、つまり沖縄の人に対して大和の人たちのことをこう呼び分けているのです。
最近では内地から沖縄に移住した人たちのことを「島ナイチャー」とか呼んだりしています。
さらに同じ沖縄でも、宮古や八重山の人たちが言う沖縄とは、那覇を中心とした沖縄本島のことで、沖縄の人と言ったら、沖縄本島の人たちのことをいい、那覇へ行くときは、「沖縄へ行って来る」といった言い方をしているのをしばしば耳にします。いくつもの島々からなる沖縄では、それぞれの島の人たちが、故郷の島に対して強い愛着を持っているのが、旅をしていても事ある度にひしひしと伝わってきます。
そこで「海人」ですが、渡嘉敷島にはこの“漁師”という名前のダイビングポイントがあります。
慶良間海峡に面した美しい湾のほぼ真ん中にあって、以前この辺りに生け簀を浮かべたり魚礁を沈めて魚を集めたため、このような名前になったと聞きました。すでに生け簀は撤去されましたが、魚礁はそのまま残され、今では魚たちが集まる格好のダイビングポイントになったというわけです。
写真のアカククリは、ちょうどその「海人」の魚礁の”住人”です。魚礁から遠く離れることはないので、だいぶ近寄れて格好の被写体です。
「海人」に潜ったら、ぜひ写真を撮ってみてくださいね。

背面の液晶モニターで確認しながら撮れるので、腕を伸ばせばワイド側でもここまで近寄れます


■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)770SW、シーンモード/水中ワイド1、マクロ/オフ、フラッシュ/強制発光、防水プロテクター、外部フラッシュ使用



パパはただ今、育児奮闘中!

2007年04月26日 11:00

前話ではクマノミの仲間がオスからメスへ性転換することに触れましたが、クマノミにはまだまだおもしろい行動があるのです。
写真は渡嘉敷島の「海人」(うみんちゅ)で出会ったトウアカクマノミのオスと卵です。
いったい何をしているのでしょうか?
実は、オスが胸ビレをパタパタとさせながら、卵に新鮮な海水を送り込んでいるのです。
海流で卵に砂が被ったら、同じようにパタパタとして振り払います。卵がふ化するまでの間、オスはこうして四六時中、育児をしているのです。とっても面倒見のいいパパなんですね。
それに比べて、メスはいったい何をしているのでしょうか。
メスはメスで、卵の見張り役をしているのです。
他の魚やダイバーが近づくと、イソギンチャクから飛び出して追い払いに来るのです。
いや、何とも頼もしいママです。
こうして優しいパパと力強いママ(?)に守られて、トウアカクマノミの卵は産み付けられてからおそよ一週間から10日前後で孵化します。この卵は、もう目がハッキリとして、間もなくハッチアウトするのでしょうね。新たな命には、いったいどんな未来が待っているのでしょうか。

こうしてパタパタとヒレで卵に新鮮な海水を送ります


■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)770SW、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/強制発光、防水プロテクター、外部フラッシュ使用



これが卵のアップです。もう目がハッキリと見えてハッチアウト間近です


■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)770SW、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/強制発光、防水プロテクター、クローズアップレンズ、外部フラッシュ使用



君の名前は?

2007年04月24日 11:00

結局、「ハナレ」では2時間も海に潜りっぱなしでした。
水深が浅いからタンクの空気が長持ちするのと、海中の景色がきれいだから、ワイドレンズを使った風景写真もいいし、そうかといって海の生き物も多いからクローズアップのマクロ写真も撮りたいし……で、アクセサリーのワイドコンバージョンレンズとクローズアップレンズを取っ替え引っ替え着け直しては、パチパチとやるので、あっという間に2時間が経ってしまったのです。
マクロ撮影の場合は、あまり動きの速い生き物やジッとしていない魚などは、なかなか近寄れないので撮影が難しいのですが、どうやら写真のヒトスジギンポは機嫌がよかったようです。
防水プロテクターにクローズアップレンズを装着した、μ(ミュー)770SWで10cmくらいの至近距離までにじり寄っても、サンゴに空いた穴からキョトンと顔を出したまま動こうとしません。
それどころか、時々キョロキョロと辺りを見回したり、愛らしい仕草を見せてくれるのです。
「やぁ、ボク、ヒトスジギンポのギン。君の名前は?」
思わず、そんなセリフが聞こえてきそうな、愛嬌のある表情の1枚が撮れました(笑)

カメラ目線のギンちゃん。時々、視線を外してニヒルな横顔ポーズも決めてくれます(笑)



■撮影データ

カメラ/μ(ミュー)770SW、シーンモード/水中マクロ、マクロ/オン、フラッシュ/強制発光、防水プロテクター、クローズアップレンズ使用、外部フラッシュ使用


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