
左ききの生徒さんがいる。
大人で2名、子供3名。
実は僕も左きき。
ご飯を食べるのも、
ボールを投げるのも
字を書く以外はすべて左。
母親に3歳の頃に直された。
一応、左も書は書けるが、
今となっては右の方が得意。
「書道はやはり右に直さなければいけないんですか?」
とよく聞かれることが多い。
僕はこう答えるようにしている
「どっちでも書けたらかっこいいと思います」
おとなしいタイプの4年生の里沙ちゃんは、
3年間教室に通って両方で書けるようになった。
驚くような成長スピードだった。
本人が楽しいと思うことができたり、
両方でうまく書きたいという目標ができたら、
誰でも成長するはずだ。
人間は
「○○したらダメ」
と言われるより
「○○した方がかっこいい」
と言われる方が何百倍も
ワクワクするし、やる気が起こってくる生き物だと思う。
しかも両方の手で書けるのは他ではあまりできないことだけに、
自分だけの得意技だと思うと、よけいにワクワクしてくる。
今日は、1月4日に放映される
日テレ「プレミアムスウィッチ」の撮影で
子供教室にカメラが入った。
子供たちは、緊張しているのか、
空気を読んでいるのか、
いつもより行儀がかなりよかった。
いつも撮影が来てくれると楽なのに(笑)
子供たちのまっすぐさに触れていると、
いかに自分が曲がっているかがわかる。
子供は僕にとって、心の矯正をしてくれる先生だ。
武田双雲
【インフォメーション】
著書
『ひらく言葉』(河出書房新社)
『しょぼん ひらがな』、『書本 漢字』(池田書店)
■伊勢丹相模原店にて個展「双雲展」開催
会期:平成21年 1月2日(金)〜10日(土)
ギャラリートーク&サイン会:1月3日(土)
使用カメラ:E-520
使用レンズ:ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro
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