平泉 中世の東北に華開いた文化都市を訪ねる

平泉のマイセレクト写真集

アートフィルターで撮る初夏の平泉

気候のよい初夏の平泉を、アートフィルターを使って古都を表現した写真集です。 撮影:写真家 斎藤巧一郎
アートフィルターで撮る初夏の平泉

古都 平泉の風景

ズイコークラブ東京支部の会員の方々にご協力いただき、ご投稿いただいた写真をセレクトし「古都 平泉の風景」として写真集にしました。
撮影:ズイコークラブ東京支部 ズイコークラブ東京支部コミュを見る
古都 平泉の風景

平泉の撮影インプレッション

初夏の平泉を訪れて

平泉(ひらいずみ)は岩手県南西部に位置し、平安時代末期に奥州藤原氏の本拠地として、当時、平安京に次ぐ大都市として栄えた町です。都の文化の影響を受けながらも、奥州藤原氏四代による独自に発展させた華麗な黄金文化が特徴で、代表される中尊寺金色堂や、美しい庭園で知られる毛越寺など、多くの史跡が点在し、この度、世界文化遺産への登録がなされました。初夏のとても気候良い時期に、この平泉に訪れ、周辺の自然景観と一体となった貴重な文化遺産はもちろん、撮影ポイントや、平泉と言えば「盛り出し式わんこそば」もレポートしてきました。

斎藤 巧一郎(さいとう こういちろう)

1968年鹿児島県生まれ。
日本大学芸術学部写真学科卒。
広告写真スタジオ勤務の後、フリーランス。
現在、広告写真を中心に、雑誌、新聞等で撮影に携わる。
人物写真、料理写真、広告物が中心。専門学校講師。

斎藤 巧一郎

平泉撮影ポイント

01中尊寺

嘉祥3年(850)、比叡山延暦寺の高僧慈覚大師円仁(じかくだいしえんにん)により開山。12世紀には藤原清衝により大伽藍が造営が施されました。 金色堂は、平泉の代表的文化財として有名です。

平泉文化の面影を残す中尊寺、毛越寺

平泉の代表的な史跡といえば、金色堂のある中尊寺をあげる方も多いでしょう。 現在も、全盛期の遺跡が良好な状態で保存されています。金色堂自体は撮影禁止ですが、本堂や経蔵など、藤原氏時代の後に立てられた建物にも趣があります。 また、「月見坂」は、古都・平泉への参道とも言える神秘的な空気感で参拝者を迎えてくれます。

毛越寺(もうつうじ)は、全盛期には中尊寺を超える規模を誇りました。当時の建物はそのほとんどが失われましたが、南大門跡をはじめとする遺構から、都に勝るとも劣らぬ藤原氏時代の平泉の権勢がうかがえます。 中でも、復元された浄土式庭園は、浄土思想と自然を融合させた平泉文化の雅な情景を今に伝えます。

中尊寺

中尊寺 本堂中尊寺 月見坂中尊寺 旧覆堂

毛越寺

毛越寺 大泉池毛越寺 開山堂毛越寺 金堂円隆寺跡

奥州藤原氏の浄土文化を形成していた遺跡群を訪ねる。

平泉の史跡は、その多くの建築物が失われています。現在は礎石などの遺構として整備されており、豊かな自然と交わりつついかにその文化的景観を形成していたかを伝えてくれます。
旧観自在王院庭園(きゅうかんじざいおういんていえん)は、広大な敷地と、毛越寺と対を成す庭園から往時の隆盛を感じることができます。
達谷窟毘沙門堂(たっこくのいわやびしゃもんどう)は、坂上田村麻呂の建立と伝えられます。焼失と再建をくり返し現在に至りますが、岩から突き出した堂が特徴的です。

旧観自在王院庭園

旧観自在王院庭園

達谷窟毘沙門堂

達谷窟毘沙門堂

平泉に行ってみよう!

平泉は、岩手県西磐井郡平泉町にあります。人口は約8,300人(2010年)。
古都・平泉の文化を今に伝える史跡の多くは、JR平泉駅を中心とした市街地に点在しています。
また、盛り出し式わんこそばや毛越寺の餅など、平泉ならではの食も楽しんでください。

盛り出し式わんこそば 芭蕉館毛越寺 お休み処の餅
平泉の地図