【オリンパスギャラリー東京】9月30日~10月5日 柳本 尚規 写真展

【オリンパスギャラリー東京】9月30日~10月5日 柳本 尚規 写真展

柳本 尚規 写真展
「ハワイ島」

期間:2016年9月30日(金)~10月5日(水)
午前11:00~午後7:00 最終日 午後3:00 木曜休館
会場:オリンパスギャラリー東京 入場無料

写真展案内
 ハワイ島の風土を実感する、小さな滞在記。ハワイ諸島はまぎれもなく広い太平洋上の孤島群だが、中で一番大きく「ビッグアイランド」と通称される「ハワイ島」にいると、とりわけ自分はいまどこからも遠く離れた「島」にいるという実感がうすれる。それはそこが一つの完結した独特な世界、という感覚がもたらすものかもしれない。<独特な世界感>の強さが、「島の感覚」を遠ざけているのだ。まるでここですべてが始まって終わるといった感覚さえ生む。
 その気候がもたらす植生と地殻の特性からなる「器」は、人を水のように容れて一体の風土をつくりだす。人々は水になって器の襞 (ひだ)のすべてを満たして、器との共生を営んでいるように思える。共生の内容は多岐におよぶ。ポリネシア、メラネシア、ミクロネシア。あるいはアジア、オセアニア。日本、中国、韓国というそれぞれに固有な風土の産物である文化が縦横に織り込まれ、共生というよりもう一つの価値がつくられてこの島の全体を成しているかのようだ。
 価値の懐は深い。どこにいても圧迫がない。何を見ても強制がない。だからさまざまな植物のすべても意思をもった生き物 (生き物なんだが)に思え、風や雨にさえ意思をもった生き物としての親しみを感じる。その実感を写真に綴ってみた。植生、風景、日常生活、ストリートの情景・・・・それらに通じる親和性を綴ってみた。

出展作品数:モノクローム作品 約45点

【作者略歴】
柳本 尚規(やなぎもと なおみ)
1945年、北海道・旭川市生まれ。写真家。東京造形大学名誉教授。日本アーカイブズ学会会員。写真資料の組織化を目指す「地域文化記録フォーラム」会員。
主な写真展に、「本・校舎・町・そして夜」(1977年)、81年の「美しい夏」(1981年)、「北の水辺」(1984年)、「象潟の南」(2000年)、2001年「丘陵の家」(2001年)、「海の周囲(まわり)、丘陵の生活」(2002年)、「故郷+故郷」(2009年)ほか。
主な企画展に、「眼・カメラ・現実-11人のイタリア写真家と11人の日本人写真家」展 (1977年、イタリア文化会館)、「パリ・ニューヨーク・東京」展 (1985年、つくば写真美術館'85)、スペイン文化庁巡回展「現代の日本写真」(1985年)。
主な編著書に、「写真・柳沢信」(共著、1990年)、「Faces of Humanity-人間の街」(共著、1994年)ほか。
主な写真集に、「故郷+<故郷>」(2011年)ほか。

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