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第8回 オリンパスプラザ FOCUS展

オリンパスプラザ FOCUS展とは

「FOCUS展」はオリンパスプロ会員(OGPS会員)からの推薦に基づき、オリンパスカメラを使って表現力、創造性に富んだ作品を生み出すフォトグラファーに展示の機会を提供する企画です。
※年間2組をプロサロンにて選出いたします。
第8回となる今回は、佐藤岳彦氏による推薦のもと開催いたします。

第8回 FOCUS展 杉井莞太・建 兄弟写真展 「すいめんのうら」

カメラは、ぼくらの目

「どうなるか分からないけど、撮ってみたい」
「撮るとき、何も考えない。空っぽ」
「きろく」
「きおく」

いろんな所に行ってみたい、見てみたい、撮ってみたい。


弟は言う
「なんであんなふうにとれたんだろう」
「いろとりどりの世界をいっぱいみたい」

となりにいても同じように見えなかった、と聞いた。
人の目は、なぜそれぞれ見方がちがうのか。

お風呂の「すいめんのうら」を見るように、
身近なものでぼくはそれを感じたい。

写真展のご案内

  • 会場:オリンパスプラザ東京 クリエイティブウォール
    開催日時:2021年7月29日(木)~ 8月9日(月)
    10:00 - 18:00 ※最終日15:00まで

写真展紹介ムービー

※再生ボタンを押してください。

出展者インタビュー

1.写真を始めたきっかけと、今に至るまでの経緯を教えてください。
莞太くん: オリンパスギャラリー大阪での佐藤岳彦さんの写真展を観にいってカメラを教えてもらったり、大阪で小さい写真展をしていろいろな人と話したのがよかったです。

建くん: お兄ちゃんの写真を見てやりたいと思いました。

2.撮影時に心がけていること、または佐藤岳彦先生との交流の中で影響を受けたエピソードがあれば教えてください。
莞太くん: 特に心がけていることはないけれど、撮る時に、どうなるのかなーと思いながら撮っているのが結構あります。佐藤先生とは展示の形とか、「すいめんのうら」というタイトルも相談しながら決めました。1枚1枚のタイトルは実際に写真をみて決めています。

建くん: どうなるかわからないという感じで頭はからっぽにして、撮ってみてどうなるのかを楽しみにして撮っています。

お母さん: タイトルに関しては、建はぱっと写真を並べて数秒で決まっていく感じ、莞太は結構考えてタイトルをつけていく感じですね。

3.今回の展示の作品は、どのようにしてセレクトしたのでしょうか。
お母さん: 一番最初は何千枚もあるデータから私は絞り切れず、二人分で約700枚を佐藤先生に送り、約80枚に絞っていただきました。
まずは額装の10枚を決めるために、何度もアドバイスを頂きながら、家族で並び替え、崩し…を繰り返しました。
ランダムに飾る方は、余白を作りながらリズムや彩り、バランスを考えセレクトしました。分からない中でも、とにかく並べて、しっくりくるか、つまらないか面白いか…試行錯誤を重ね、小まめに佐藤先生に見ていただきました。
二人の中で好きな写真はありますが、好きを忘れて選ぶことも必要だと教わり、難しいけれど何度も壁に貼り変え…を繰り返しました。

4.今回の写真展を経験して感じたこと、お客様からの反応で印象的だったエピソードはありますか。
莞太くん: 結構いろいろ写真を撮っているときのことを聞いてもらって嬉しかったです。

建くん: 見てもらえて嬉しかった。自分の思っていることがお客さんに伝わっていました。

5.これから撮影についてのご兄弟それぞれどのようなことを考えていますか。将来の夢などもお聞かせください。
莞太くん: 他の写真家の人と一緒に写真展をやりたいです。今回一緒に展示してくれた佐藤岳彦先生や清水哲朗先生と。

建くん: 写真集をつくってみたいです。

お母さん: 大阪での小さな展示の時に写真集を作ってみようとしたのですが、今回の展示を作りあげる中で、自分たちだけでは、そう簡単に作れないと思い、断念しました。二人(カンタケル)からも、並べ方によって写真が死ぬと言われました。いつか、どなたかの助けをお借りできれば、作っていきたいと思います。

出展者プロファイル

杉井 莞太(すぎい かんた)【写真右】 2011年8月生まれ 小4 大阪在住。
6才(年長) 家族旅行で写真を撮りはじめる。
7才(小1) 訪れた写真展「明治神宮 100年の森」が佐藤岳彦さんとの出会いとなる。
その後「密怪生命」にも何度も通い、OLYMPUS Tough や日本カメラフォトコンテストを教えていただく。

【コンテスト入賞歴】
・日本カメラ ビギナーズ部門
2019年
3月号入選「きらきらひかるよ シャワーのみず」/9月号入選「水めんのウラ」
2020年
1月号入選「みかんのたび」 / 4月号入選「へきがになった ぼくと弟」 / 5月号特選「ガム!!ガム!!ガム!!」
6月号入選「スキップイカ」 / 8月号特選「魚ぐんだん」
2021年
3月号入選「見っけ!」/5月号入選「さよなら」

・デジタルカメラマガジン プリント部門
2020年
8月号佳作「ぼ~」 / 10月号入選「もや」 / 12月号佳作「空の国行き」
2021年
2月号佳作「やわらかみ」
杉井 建(すぎい たける)【写真左】 2014年7月生まれ 小1 大阪在住。
4才(年少) 兄のカメラをいじり始める。
5才(年中) 「たけるも カメラほしい!ぜったい」。
カメラを持ち、コンテストに応募を始める。写真、絵を描く、工作、旅行、本、昆虫観察、動物園、水族館など兄と共に楽しむ。

【コンテンスト入賞歴】
・日本カメラ ビギナーズ部門
2020年
9月号入選「せいめいにみえる」 / 12月号入選「いきろ!!」
2021年
5月号入選「こっそりとった」

最終号となってしまった日本カメラ5月号で二人同時に掲載。大阪市内で「カンタとタケル写真展」として、小さな展示を2度開催。

推薦者コメント

「すいめんのうら」。この言葉には杉井兄弟の眼差しが表れているように思う。身の回りのあらゆるものごとを、素直な好奇心を持って見つめる眼。二人でお風呂に入りながら、遊びながら、日常の宇宙を探検し、傍らに潜むきらめきを、荒々しくも軽やかに捕まえてしまう。そんな彼らの縦横無尽な写真に、私はいつもハッとさせられる。良い意味で無邪気に切り取られたこの写真たちは、これからどう変わっていき、どう変わらずにいられるのか。今後の展開も楽しみでならない。
写真家 佐藤 岳彦

佐藤 岳彦(さとう たけひこ) 1983年 宮城県生まれ。写真家。
日本・世界各地を旅し生命を見つめている。写真集に『密怪生命』(講談社)、『生命の森 明治神宮』(講談社)、『変形菌』(技術評論社)があり、『ナショナル ジオグラフィック』などでも作品を発表している。
2018年 日本写真協会賞新人賞、2019年ドイツの国際写真賞 Horizonte International Photo Award を受賞。

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