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OLYMPUS E-SYSTEMで撮る 花と風景写真

OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真
自然風景写真家 萩原史郎・萩原俊哉

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晩夏の高原で夏の花を名残り惜しむーゴマナ
2007年09月03日 11:00  テーマ [ ]

いよいよ2007年の夏も終わりに近づいて、高原では涼しい風が吹いています。まだ平地では暑いものの、2000メートルの標高がある高峰高原(長野県と群馬県の県境)では、半そでではいられないほど肌寒くなってきました。

 

見られる花もすっかり様変わりして、晩夏らしい花が咲き誇っています。高原の一角でみつけたのは真っ白なゴマナ(だと思います)。見事な群落を作っていて、はっとさせられました。折りしも青空が広がり絶好の撮影チャンスです。

 

上の写真は横位置にして、背景の常緑樹とのバランスを考えてフレーミングしたものです。ピント位置は画面手前の花に持ってきて、花の存在感を強調しました。

070903_1.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 11-22mmF2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、PLフィルター使用

 

下の写真は、真っ白な雲とのコラボレーションを意識してフレーミングしました。真上に湧き上がる爽やかな雲、澄み切った青空が綺麗ですね。こちらは花が主役というよりは、「風景の在り方」そのものが主役です。

070903_2.jpg
E-510ZUIKO DIGITAL 11-22mmF2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、PLフィルター使用

それにしても、青空や白い雲があると、気持ちいいですね。やっぱり高原は、こうでなくちゃいけませんよね。

    

晩夏の高原で夏の花を名残り惜しむーヤナギラン
2007年09月04日 11:00  テーマ [ ]

淡いピンク色の衣を着て、ゆらゆら揺れているのはヤナギランです。しっとりとして、とても風情のある花です。花はよく女性に例えられますが、このヤナギランはまさにその代表格のような存在だと思えてなりません。

 

上の写真は、群生しているヤナギランの中から1つだけを浮き上がらせるように、望遠ズームを使って切り取ったものです。花のボケ、背景の円形ボケが脇役となって、此花らしい柔らかな美しさを味わえると思います。

070904_1.jpg
E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、PLフィルター使用

 

下の写真はヤナギランの穂先にとまったトンボを写したものです。トンボだけアップしても風情が感じられないと思ったので、背景にもヤナギランを重ねて、しっとりとした雰囲気を作りました。こちらの写真も望遠ズームを使っていますが、こういう表現には向いていますね。トンボはじっとしていてくれたので、ライブビューを使いピントをしっかりとあわせたのは言うまでもありません。

070904_2.jpg
E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、PLフィルター使用

実は高原では、まだしばらく花が楽しめます。アキノキリンソウ、リンドウなどです。それが終わると、今度は草紅葉が綺麗になってきます。9月の高原にも、ぜひ足を運んでください。

    

いきなり北海道ーファーム富田の花畑ー
2007年09月05日 11:00  テーマ [ ]

さて、今日の画像は高峰高原からいきなり北海道の花畑風景です。なんでいきなり北海道?と思われるかもしれませんね。私たち風景写真家は「晴れの風景」を求めて東奔西走するなんてことはよくあることです。時間のない仕事を請け負っている場合は、晴れている場所を探して行く、なんてことはあたりまえのことで、それが今週はたまたま北海道だった、というだけのことです。


いつもなら北海道へは茨城県の大洗から苫小牧までフェリーに載せて北海道へ上陸しますが、今回は事前に綿密な計画をたてて行くのとは違い、また時間もない状況だったので東京から青森まで車で走り、青森、函館間はフェリーに乗せて行くことにしました。それは新造高速船が就航した日(9月1日)で、ちょうど「ナッチャンRERA」の出港を見ることができました。在来船で仮眠をとりつつ函館に上陸したのは午前1:30。そこから富良野美瑛まで直行です。

070905a.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)


 まず訪ねたのはファーム富田の花畑。入場時間などの制限が無いのでまず最初に訪ねることにしました。さすがに「彩りの丘」はもう花は終了していましたが、秋の花を集めた畑ではクレオメ、ケイトウ、マリーゴールドなどの花々が出迎えてくれました。

070905c.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

下のカットは少し背の伸びているクレオメの上に手を伸ばしてライブビュー画面を見ながら撮影したカットです。目線だとクレオメの広がりはまったく感じられませんでしたが、すこし俯瞰気味に撮影することで、程よく畑の広がりが感じられる写真にすることができました。E-510の手ぶれ補正機能とライブビューの組み合わせで撮れたカットといえるかもしれませんね。

070905B.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

さすがはもう9月。2日は夏休み最後の日曜日でしたが訪れる人もほとんどいなくてゆっくりと撮影することができました。

    

いきなり北海道ー四季彩の丘の花畑その1ー
2007年09月06日 11:00  テーマ [ ]

北海道の花畑はいくつもありますが、その中でも毎回必ず訪ねる場所があります。それが四季彩の丘です。8月のブログでも紹介したとおり、夏にはとても雄大な花畑が出現します。場所は美瑛市で、すぐ近くには前田真三さん、前田晃さんのギャラリー拓真館がある絶好のエリアです。

今、四季彩の丘で咲いている花はクレオメやヒマワリ、ケイトウなどです。上の写真はクレオメをメインに撮影したものです。淡い色合いが美しい花ですね。

070906a.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

 

一方、美しい赤や黄色で彩られている畑はケイトウです。晩夏から初秋にかけて鮮やかな色合いで楽しませてくれる花たちですね。(中上)

 

070906b.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

 

四季彩の丘が美しいと感じられるのは、脇役となる背景がとてもいいからですね。たとえば遠距離に見える山並み。ここからは十勝岳をはじめ、遠く大雪山をも見ることができます。(中下)

070906c.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

また中景に見える美瑛の丘の連なりの美しさ。(下)花畑によっては大きな街並みが見えてしまい、あまり背景を入れるのに適していない場所もありますが、四季彩の丘はこの点が違います。

070906d.jpg


E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

    

いきなり北海道ー四季彩の丘の花畑その2ー
2007年09月07日 11:00  テーマ [ ]

四季彩の丘を訪ねた日はよく晴れていてくれましたが、やや遠方はかすんでいました。あまり背景に遠景を入れると印象がよくないので部分を切り取るように撮影したものが上のカットです。このように広い風景を切り取る場合は望遠レンズがとても重宝しますね。ポイントは花畑のラインをどのように捉えるか、ですね。

070907a.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

 

中の写真は角度を変えて撮影したものです。わずかに位置を変えるだけでもずいぶんと印象が変わってきます。さまざまな位置から眺めてみて、その被写体がもっとも美しいと感じられる角度を探して見ましょう。

070907b.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

 

下の写真は時間を大幅に変えて訪ねてみたものです。当初、晴天でしたが遠方の山並みは見えていませんでした。しかし同じ日に時間を変えて訪ねてみたところ、十勝岳がずいぶんと見えてきました。山の天気は変わりやすい、ということは下から見ていてもそうなんでしょうか(笑)。あきらめずに時間の許す限り訪ねてみるのもひとつの方法かもしれませんね。
070907c.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

    

いきなり北海道ーかんのファームの花畑ー
2007年09月10日 11:00  テーマ [ ]

先週末に関東から北海道まで、一直線に駆け抜けた台風9号。あちらこちらで生々しい爪あとが残っていますね。北海道の花畑は大丈夫だったでしょうか?クレオメなどは風に弱そうなのでちょっと心配ですね。

それはさておき、今週も先週いきなり訪ねた北海道の続きです。今日の画像はかんのファームの花畑。ここにもラベンダーが植えられていて、7月ー8月には多くの観光客でにぎわいます。

070910a.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

 

上の写真はサルビア。真っ赤な色合いと美しい青空とのコントラストがとてもよかったですね。いい形の雲も出てくれたので少し空を広めにフレーミングしました。オリンパスブルーの空がとても映えて見えています。

下の写真はラベンダー、ではなくでブルーサルビア。現地でもラベンダーと間違えてやたらと感動していた人が多かったのでご注意を(笑)。すっきりとした青空に紺色が映えて、とてもキレイでしたねー。決して上の写真のサルビアの色を変換したのではありませんよ。

070910b.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

    

いきなり北海道ーフラワーランドの花畑ー
2007年09月11日 11:00  テーマ [ ]

さて、花畑の最後はフラワーランドの花畑。ファーム富田よりもすこしだけ旭川側に位置する、入場料を必要とする花畑です。

070911a.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

この花畑の特長は雄大な十勝岳を背景にできること、なのですが残念ながらこの日は遠方を見晴らすことができませんでした。

070911b.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)


そこで狙いを変えて富良野の街を画面に入れて撮影したものが中上の写真です。すこし長めの望遠レンズを使ってバランスのいい部分を切り取ったものです。あまり人口的な背景は好きではありませんが雰囲気のある牧場や建物は画面にはいっても悪くないですね。ただ工場や大きなビニールハウス、残土や工事現場などのように目立つものはなるべく避けるようにしています。

070911c.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

070911d.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

同じ花畑を低い位置と、すこし小高くなっている鑑賞台からとり比べたものが中下と下のカットです。撮影ポジションを大きく変えることでずいぶんと花畑の広がってるイメージが変わってきますね。花の近くで撮影している中下のカットのほうが、より花畑に近い場所から撮影しているためにパースペクティブが強めに感じられ奥行きが強調されていますね。一方、上から俯瞰気味に撮影している下のカットは花畑の広さが感じられるものの、やや平面的に見えます。

    

いきなり北海道ー白髭の滝ー
2007年09月12日 11:00  テーマ [ ]

北海道には美しい滝点在しています。今日の画像はその中のひとつ、白髭の滝です。美瑛の丘のある風景から十勝岳に向かって車を走らせて30分ほどで白金温泉に到着します。いくつかホテルが立ち並ぶその一角に美しい流れを魅せてくれる美瑛川にかかる大きな橋から白髭の滝を見下ろせることができます。

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E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F11)、ND8

 

なんとも美しい流れですね。幾本もの流れ白い筋となって美しい美瑛川に流れ込む姿は、なるほど白髭のよう。この滝を撮影するためには滝との角度を意識して撮影ポジションを選ぶといいでしょう。

070912b.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F11)、ND8

 

この滝は夏の風景も美しいものですが、色とりどりの秋や、雪が降り積もった冬も美しい姿を見せてくれます。下のカットは以前冬に訪ねたときに撮影した冬の白髭の滝です。四季折々の美しい表情を見せてくれる滝ですね。

070912d.jpg

▲E-330、ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F5.6)

    

いきなり北海道ー白金不動の滝ー
2007年09月13日 11:00  テーマ [ ]

白金温泉から美瑛の市街地方面へすこし下った場所に、ひっそりと流れている滝があります。それが白金不動の滝で斜面を流れ下るように落ちています。

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E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F11)、ND8

 

上のカットは滝の全容がわかるように撮影したものです。オーソドックスに滝の全容がわかるよう、無駄のないようにフレーミングをしました。

070913b.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F11)、ND8

 

中のカットはすぐ脇にあった緑に注目して近寄って撮影したものです。滝の撮影では長靴を履いていると便利ですね。川が浅いのでずぼずぼと渡って近寄って撮影したものです。車で移動するならひとつトランクルームに放り込んでおくと便利ですよ。


下のカットは滝の流れの途中にあったコケの生えた岩に注目して撮影したものです。滝や渓流の緑のコケの生えた岩というものはちょっと雰囲気があっていいですね。

070913c.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F11)、ND8

 

この滝、入り口がちょっとわかりにくいことが難点ですね。あまり看板も大きくは無いのでうっかりしていると見落としてしまうかも。撮影した日には周辺に「熊出没注意」の大きな看板が目立つようにいくつも設置されていました・・・ごく最近遊歩道で出たようで、要注意ですね。

    

いきなり北海道ー赤い屋根の家ー
2007年09月14日 11:00  テーマ [ ]

今回の北海道撮影は花畑がメインだったので、美瑛の丘はほとんど回りませんでしたが、花畑に行く途中ではもちろん丘を走るとになります。今日の画像は赤い屋根の家。美瑛の風景で有名な場所のひとつですね。

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E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)


この日はどんよりと曇ってしまい、すっきりとした青空のもと、撮影とはなりませんでした。そこでややアンダーめに撮影しておいて後からトーン補正を使って暗部を持ち上げて現像したものです。

070914a.jpg

E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、

    

伊那谷の晩夏
2007年09月18日 11:00  テーマ [ ]

9月に入るとそろそろ秋の気配が漂ってきます。この晩夏でなければ撮影できない被写体も案外多かったりするんです。たとえばアサガオ。え?アサガオって夏、それも盛夏の典型的なイメージがありますね。でも地方、特に長野県でよく見かけるヘブンリーブルーというアサガオは9月ころが見ごろのようです。

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E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、PLフィルター使用

 

場所は長野県の伊那谷。さほど広い畑ではありませんが、地面を這わせるように咲かせているのはユニークですね。このヘブンリーブルー、いわゆる西洋アサガオで、実に丈夫で花付きもいいそうです。学名も日本のアサガオとは異なり、つるや葉にも違いがあるようです。

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E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、PLフィルター使用

 

070918c.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0、絞り優先AE(F2.0)

 

下の写真は望遠レンズで狙ったものです。ライブビューを使えばこのようなシビアなピント位置もバッチリですね。

    

そばやら稲やら・・・
2007年09月19日 11:00  テーマ [ ]

さて、ヘブンリーブルーは遅咲きとはいえアサガオということもあり晩夏というイメージですね。でも、畑や田んぼではいよいよ秋の実りの気配がしてきました。

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E-410ZUIKO DIGITAL 40-150mmF3.5-4.5 、絞り優先AE(F8)

 

だいぶ稲も頭をたれてきましたね。緑色だった田んぼもすこしづつ黄色味を帯びてきました。いよいよ収穫も間近といったところでしょうか?棚田で有名な新潟や能登なども、そろそろフォトジェニックになってきますね。

 

070919a.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、絞り優先AE(F8)

 

さて、この時期の花といえばそばの花、ですね。いわゆるそばの名産地には、当然のことながらそば畑があります。下の画像は開田高原のそば畑。ここのそば畑は背景に木曽御岳山を入れることができることで有名ですね。この日は御岳山に雲がかかっていてなかなか取れてくれませんでしたが、しばらく撮影していると、ほんの数十分ほど山頂が見えてくれた時間がありました。狙っていたわけではありませんが、ちょっとラッキーでした。

 

 

    

木曽の渓流~柿其渓谷~
2007年09月20日 11:00  テーマ [ ]

木曽にはいくつもの美しい渓流が流れています。今日の画像はそのうちのひとつ、柿其(かきぞれ)渓谷です。阿寺渓谷や赤沢渓谷に比べるとあまり知られていない渓流ではありますが、その流れの美しさは、さすがは木曽谷といったところでしょう。

 

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E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、絞り優先AE(F11)

 

070920a.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、絞り優先AE(F11)

 

さて、上の2コマの画像は、同じ位置でタテ位置とヨコ位置で撮り比べたものです。上の写真は画面下に岩肌をいれず渓流の流れだけで構成したものです。一方の中の写真は手前に岩肌を大きく取り入れて構成していますが、見るイメージもだいぶ異なりますね。個人的には手前に岩肌を入れたカットのほうが迫力を感じます。実はこのカットを撮影する直前に夕立のような雨が降り、それまで乾いていた岩肌がしっぽりと濡れてつややかな印象になってくれました。結果的に渓流の撮影では絶好のシチュエーションとなってくれました。

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E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、絞り優先AE(F11)

 

下のカットは牛ヶ滝。柿其渓谷の遊歩道の途中にある滝で、落差30mほどだそうです。夕方近い時間ということもあり十分なスローシャッターを使って水の流れをぶらして表現しています。いうまでもありませんが、三脚は必携ですよ。

    

草津白根の初秋
2007年09月21日 11:00  テーマ [ ]

さて、群馬県の草津町にある草津白根山では今リンドウの花が盛りです。

070921a.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0、絞り優先AE(F2.0)

 

これもライブビューでピント位置を詳細にチェックしながら撮影したものです。背景は対面の斜面が見えていますがZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0のおおきなボケ味が効いてやわらかな印象になっていますね。

 

070921b.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro、絞り優先AE(F3.5)

 

このリンドウはオヤマリンドウ。ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macroでぐっと近づいて撮影したものです。草津白根山から芳ヶ平へ向かう遊歩道沿いにはかなりのオヤマリンドウが群生しており、うっかりすると踏みつけてしまうようなすぐ足元にも花が咲いています。そんな花の一輪を選んで撮影したものです。

 

070921c.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro、絞り優先AE(F3.5)

 同じようにリンドウを撮影したものですが、このカットは手前にアキノキリンソウをボケにしてフレーミングしたものです。黄色い色とリンドウの青い色が秋らしいコラボレーションを奏でています。

 

 

    

草津白根の湯釜
2007年09月25日 11:00  テーマ [ ]

草津白根といえば湯釜が有名ですね。リンドウの撮影ついでにせっかくですから湯釜も覗いてみることにしました。志賀草津道路が開通している間はひっきりなしに観光客でにぎわいます。駐車場には連日、観光バスや乗用車が連ね、遊歩道は多くの人が一目見ようと列を作ります。

 

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E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、絞り優先AE(F8)

 

なんとも独特の色合いがキレイですね。すっきりとした青空と白い雲のコントラストも美しく、岩肌の独特の赤茶けたような色合いとマッチングしています。さて、この湯釜。案外広いものでその全容を写しとめようとしても標準レンズの広角域では収まりきれません。上のカットは標準レンズの広角側である14mmで撮影したものですが、残念ながら左右が欠けてしまいます。

 

070925b.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、絞り優先AE(F8)

 

思案しながらしばらく撮影しているとちょうど湯釜の真上にぽっかりと形のよい雲が現れてくれました。そこで縦位置で撮影したものが中上のカットです。これなら湯釜の全容を入れなくてもバランスがいいですね。

 

070925c.jpg

E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、絞り優先AE(F8)

 

この、草木一本も生えていない草津白根山の山肌はなんともいえない独特の質感です。そこで岩肌と水面だけで構成したものが中下のカットです。 まるで月面にいるような、無機質な印象でまとめてみました。

 

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E-410ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 、マニュアルAE(F8・1/250秒)、各写真

 

ちょうどこのとき持ち合わせていたレンズはZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5のみ。冒頭でも述べたように広角側の14mmでも左右いっぱいに写真に収めることができません。それならばとパノラマ撮影をしてみることにしました。でもただ単なるパノラマでは面白くないので、コラージュ風にすることを思いつきました。そこで撮影のときに適当な角度で撮影しておき、レタッチソフトでコラージュ風に合成したものが下のカットです。ポイントは撮影の段階で露出が変化しないようにマニュアル露出にすること、焦点距離を変えないこと、周辺のゆがみを抑えるためになるべく広角側は使わないことです。画像合成ではつなぎ目が目立たないようにスポイトツールで修正を加えています。

    

ヒガンバナを撮ろうー標準ズームを生かす
2007年09月26日 11:00  テーマ [ ]

酷暑に見舞われた2007年。ようやくここへきて空気が変わり、涼しくなってきましたね。またこれで撮影にも気合が入るってもんです。そうなってくると、この時期の被写体として思い浮かぶのはヒガンバナ。あの印象的な赤い花は、料理のし甲斐がありますね。

 

私たちがこのヒガンバナの群生を写すとき、頼りにしているレンズはZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5です。35ミリ判に換算して28-108ミリの焦点距離を持っていて、なおかつズーム全域で22センチまで寄れる力を持っています。簡単に言えば標準ズーム+簡易マクロ的な使い勝手を持つレンズなんです。

 

当然上の写真のように、群生風景を素直に切り取れます。たいていの風景写真はこれ一本で間に合わせることが可能です。

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▲E-1、ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F5.6)

 

さてこれからがこのレンズが本領を発揮する場面ですよ。中の写真、まるでマクロレンズで写したかのようですが、これもZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5を使った写真です。35ミリ判に換算して0.52倍の撮影倍率を持っているからこそ、写せる世界です。

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▲E-1、ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F3.5)

 

さらに下の写真もこのレンズならではの表現です。ワイド端14ミリにして、被写体に接近して写す、いわゆるワイドマクロの撮影方法がこれです。背景を取り入れながら、被写体を大きく写しているので、独特の世界が表現できます。

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▲E-1、ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F2.8)

 

これほどの表現力を持つレンズですから、私たちが頼りにする理由もお分かりいただけますよね。

 

撮影地:埼玉県日高市 巾着田

    

ヒガンバナを撮ろう—背景をアレコレ考えて
2007年09月27日 11:00  テーマ [ ]

私たちがヒガンバナの撮影のために良く通うのは、埼玉県日高市の巾着田という場所。ここは日本有数のヒガンバナの群生地で、この時期朝早くからカメラマンや観光客でたいへんな賑わいを見せています。

 

ですから広角レンズで風景全体を撮るのは結構難しい。どうしても人が入ってしまいます。もちろん「人の居るヒガンバナ咲く風景」として撮影すればいいのですが、私たちのスタイルではありません。そこで勢い望遠系のレンズを多用することになります。

 

望遠系のレンズの使い方の肝は、背景を演出すること。背景の美しさ、シンプルさが主役を引き立てることになるからです。上の写真は木漏れ日を背景に持ってきて、円形ボケを出したものです。同時に主役のヒガンバナを斜めの樹と重ねることで、浮き上がらせる効果も狙っています。

070927_1.jpg
E-330ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0、絞り優先AE(F2)

 

下の写真は、ヒガンバナの海の中から1つだけピョコンと頭を出した個体に着目して、グルリ周囲をヒガンバナの赤で埋め尽くしたものです。こういう写真は背景の選び方もさることながら、大口径レンズであることも必要です。そうでないと、こんな風に花一輪だけが浮かび上がってきませんから。

070927_2.jpg
E-330ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0、絞り優先AE(F2)

 

撮影地:埼玉県日高市 巾着田

    

ヒガンバナを撮ろうー大口径レンズの絞りの使い方
2007年09月28日 11:00  テーマ [ ]

ヒガンバナって、みんな赤とか朱色だと思っていませんか。実は白いものもあるんです。巾着田にはところどころで見られ、大勢の人の足を止めています。

 

上の写真はそんな白花のヒガンバナが、赤いヒガンバナに囲まれて、嬉しそうにしているシーン。前ボケにはヒガンバナの赤、背景には点光源の円形ボケを入れて、雰囲気を作ってみました。

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▲E-500、ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0、絞り優先AE(F2)

 

下の写真は、絞りをF4にして撮影したもの。なぜ2段分も絞っているかって?それは背景の円形ボケを見ていただければ一目瞭然。円形ボケがハッキリと見えていませんか。F2クラスの大口径レンズになると、ボケが大きくなりすぎるという嬉しい悲鳴があります。そこで、ここでは2段分絞ってみたのですが、円形ボケがハッキリして、それなりに綺麗に見えますよね。

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▲E-500、ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0、絞り優先AE(F4)

ボケを生かして撮りたいとき、すべての場合で絞り開放がベストとは言い切れません。とくにE-SYSTEMの大口径レンズは、本当に良くボケますから、絞りはいろいろ試して、最適のボケ味を探してみてください。

撮影地:埼玉県日高市 巾着田

    

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