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OLYMPUS E-SYSTEMで撮る 花と風景写真

OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真
自然風景写真家 萩原史郎・萩原俊哉

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北海道の紅葉
2007年11月01日 11:00  テーマ [ ]

北海道の紅葉というと日本で一番早く紅葉する大雪山を思いうかんできますね。もちろん9月中下旬の紅葉も大変美しいものですが、この時期の紅葉もなかなかものです。今回は先週でかけてきた北海道の秋の様子をご紹介しましょう。

 

ところで皆さんは北海道へはどのようにアクセスしていますか? 私たちに限らず風景写真家の多くは飛行機を使わずに主に長距離フェリーを使って北海道へ向かいます。関東に住んでいる私たちは大洗からフェリーを使い苫小牧へ上陸します。関西方面なら舞鶴や名古屋からフェリーが出ているので、関東からも関西からもあまり変わりません。時間はかかりますが、撮影機材満載の車でいくにはとても便利なんです。

 

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E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

苫小牧から上陸して旭川方面へ向かう途中で通過する桂沢湖の周辺ではとても紅葉がいい状態でした。上のカットはナナカマドです。関東あたりでは最近あまりキレイに紅葉してくれない状態が続いていますが、さすがは北海道といいますか、とてもキレイにすっきりとした赤い色ですね。

 

 

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E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

下のカットは桂沢湖を画面内にフレーミングして撮影したものです。この日はすっきりといい天気にはなりませんでしたが、光がまわって程よい柔らかさの光となってくれました。

    

美瑛の秋
2007年11月02日 11:00  テーマ [ ]

富良野美瑛といえば夏の花畑が有名で、夏休みを利用して多くの人が訪れます。しかし、秋ともなるとずいぶんと人の数も減り、だいぶ落ち着いてきます。

 

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E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

上のカットは千代田ファームの塔です。美瑛の紅葉といえばなんといってもカラマツですが、猛暑の影響もあってかまだ色づきはじめたばかりという状態でした。そのかわりにシラカバやカエデなどの色とりどりの紅葉がパッチワークの丘を埋め尽くしていました。

 

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E-510ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)

 

下のカットは「豆にお」。ボッチといったりもしますね。秋らしい北海道の風物詩のひとつです。晩夏から秋にかけてあちらこちらで見かけますが、そろそろ終わりのようです。豆におの撮影では角度や距離によって見え方も変わってきます。遠距離から望遠レンズで狙うもよし、近寄って広角や標準で狙うもよし。ポイントは並びのバランス。リズム感を意識してフレーミングするといいでしょう。ちょうど訪ねたときはビートの収穫の盛りで、畑のいあちらこちらにビートが山積みされていました。

    

いよいよE-3、登場間近です
2007年11月05日 11:00  テーマ [ ]

カメラ好きの皆さんならすでにご存知の事と思いますが、オリンパスから今年3台目のデジタル一眼レフカメラが11月23日に発売されます。その名も「E-3」。おや、これまでのカメラとちょっと名前の感じが違うなと思いませんか。確かに4月発売のE-410、7月発売のE-510とは明らかに路線が違うようです。それもそのはずで、このたび発売となるE-3は、プロフェッショナル向けのフラッグシップカメラなんです。

 

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E-3


もう少し表現を変えてみると・・・、4年前に発売されたE-SYSTEMの第一弾カメラ「E-1」の正当後継者がE-3ということになります。さらに言うなら、オリンパスは2007年を「E-SYSTEMの第二章」と位置づけて、これまでE-410、E-510と立て続けに発売してきましたが、E-3はその真打といっていいでしょう。紅白歌合戦で言えば「とり」をつとめる存在でしょうか。

 

私たちプロ写真家にとって大注目の1台であると同時に、アマチュアの方々にとっても大変気になるカメラだと思います。そこでこれからしばらくの間は、E-3の話、E-3で写した写真の話をしていこうを考えています。どうぞ、ご期待くださいね。

 

ところで・・・、今日の写真は10月下旬に長野県の志賀高原で写した紅葉です。美しい赤や黄色の紅葉が青空を背景に引き立っています。綺麗ですね、ほんとに。この美しさをE-3はいとも簡単に表現してくれました。何のレタッチも施していない、オリジナルのままです。これだけ見ても、E-3の実力のほどが伝わるのではないでしょうか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、手持ち撮影、長野県志賀高原にて

    

フラッグシップの風格漂うE-3
2007年11月06日 11:00  テーマ [ ]

昨日のブログで「E-3は、プロフェッショナル向けのフラッグシップカメラ」と表現しましたが、「フラッグシップ」って何? という話です。この単語には旗艦とか豪華客船を示すほかに、最高級品あるいは主力製品という意味があります。いわばオリンパスのラインナップの中で、内容・価格ともに最高位に君臨するカメラであり、ひいてはすべてのデジタル一眼レフカメラの中でも、それに相応しい存在であるということです。

 

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E-3パワーバッテリーホルダーHLD-4ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

 

E-3の中身についてはおいおいお話していきますが、まずは外見から。フラッグシップたる風格を感じませんか。先鋭感のあるペンタ部、冷たさを感じるメタリックの質感、堂々たる体躯・・・。本当のよさは触ってみないことにはわからないのかもしれませんが、相当に良い仕上がりだと、私たちは評価しています。

 

今日の写真です。これは昨日の写真と同じく志賀高原の紅葉です。陽が傾き始めて風景に陰影がつき、立体感が出始めた頃の撮影です。E-3は、そんな微妙なニュアンスを余すところなく引き出してくれました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、長野県志賀高原にて

    

総合力への期待高まるE-3
2007年11月07日 11:00  テーマ [ ]

画質は何で決まるか、という問いに対する回答はさまざまあると思いますが、私たちが思うのは総合力だと言うことです。カメラの力、レンズの力、ソフトの力が三位一体となって、それらが総合力となってこそ本当に良い画質が生まれると思います。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

 

そういう意味で、E-SYSTEMにおけるレンズは全てがデジタル専用の設計から生まれたもの。センサーの実力を十分に引き出し、そしてレンズ自らの性能をストレートにセンサーへ投影することができるという点で、とても優れています。さらにRAW現像ソフト「OLYMPUS Studio 2 Version2.1」が、ボディとレンズとで創造した映像をさらに高みに引き上げてくれるというわけです。ボディだけではない、こうした総合力があるがために、オリンパスのデジタル一眼レフが作り出す「絵」は素晴らしいのです。

 

さて今日の写真は、E-3と同時発売になるZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDで写したものです。紅葉は長野県八千穂高原のものです。樹の質感、色とりどりの葉の色、奥行感などが、見事に抽出されています。総合力の勝利と言った感じです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F8)、長野県八千穂高原にて

    

4年は、長い? 短い?
2007年11月08日 11:00  テーマ [ ]

そういえば、先代のE-1は2003年10月の発売でしたから、ちょうど4年の年月が流れたことになります。商品サイクルの短いデジタルカメラの市場では珍しいことかもしれません。では、その4年間は長かったのでしょうか、短かったのでしょうか。

 

この4年の間に、E-1をとことんまで検証し、プロアマ問わずユーザーの声に耳を傾け、自身の総力を結集して1台のフラッグシップ機を生み出すには、決して長かったとは思いません。むしろ3年、4年の年月を経ないとカメラへの本当の愛着も生まれないでしょうし、ユーザーの視点に立ってそのカメラをどう発展させればいいかという答えも見つからないでしょう。そういう意味で、私たちはE-3は、素晴らしい4年間を過ごしたのではないかと思っています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

 

今日の写真は樹々の間から顔を見せるカエデの葉をとらえたものです。樹の幹には葉の影が映り、秋ののどかな日差しを感じることができます。こいうったコントラストの高い状況や、光の微妙な陰影も、E-3と新型レンズZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDの組み合わせなら、いとも簡単に表現することができます。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F4)、手持ち撮影、長野県八千穂高原にて

    

E-3を自然風景の現場へ
2007年11月09日 11:00  テーマ [ ]

E-3はアウトドアで使うために生まれたようなカメラです。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

 

最大5段分の手ぶれ補正機構がボディ内に内蔵されているので、アウトドアでありがちな三脚が使えないような難しいポジションでも撮影が可能です。

 

雨が降っても、雪が降っても、風が吹いても、強靭な防塵防滴性能、最強のダストリダクションがあるから、安心して撮影に集中できます。

 

どんなに低いポジションでも、背伸びをするほどの高いポジションでも、フリーアングル液晶とライブビューがあるから、撮影には困らないでしょう。

 

100パーセントファインダーと世界最速11点クロス測距AFがあるから、正確なフレーミングと高速かつ高精度なピントが得られます。

 

こんな具合に、E-3はアウトドアに特化されたような印象すら持ちます。私たちが自然風景を撮るからなおのことそう思うのかもしれませんが。いずれにせよ、このE-3の製品版を携えて撮影に出る日も、そう遠くはありません。いまから、その日が楽しみで仕方ありません。

 

今日の写真は、長野県志賀高原に霜が降りたときの様子を写したものです。シラカバの樹にびっしり霜が付き、逆光でキラキラと輝いています。この繊細な美しさが伝わるでしょうか。これから秋から冬へと季節は向かいますが、どんなに厳しい状況下でも、きっとE-3はどこ吹く風とばかりに働いてくれることでしょう。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0、絞り優先AE(F5.6)、長野県志賀高原 田ノ原湿原にて

    

E-3のAFは大進歩を遂げた11点式AF
2007年11月12日 11:00  テーマ [ ]

これまでオリンパスのデジタル一眼レフに搭載されていたAFは、横並びの3点式AFでした。ところがE-3では、測距点が11点に増え、その全てがクロス測距対応と言う高精度・高捕捉性能を持つAFシステムに変貌しました。しかもE-3と同時発売されるZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDを使えば、世界最速のAFスピードが実現されると言うおまけ付きです。

 

上の写真は、標高2000メートルの峠から写した十三夜の月です。11点の測距点のうち、もっとも端に位置するAFフレームを使えば、画面のこんな位置にある月にも、あっと驚く速さと精度でピントが来ます。ほんとうに「使える」AFですよ。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、長野県 高峰高原 車坂峠

 

下の写真もAFを使って写したもので、中央の右隣のAFフレームを任意選択しています。拡大表示して確認したところ、寸分の狂いもなく正確にピントがあっています。もちろん高性能のファインダーがあるので、マニュアルでのピントあわせもできますが、視力に不安がある場合などはむしろAFを信頼したほうが、絶対に安全です。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.3・プラス0.3EV補正)、PLフィルター使用、長野県 八千穂高原

    

E-3の画質はオリンパスクオリティで大満足
2007年11月13日 11:00  テーマ [ ]

E-3にはついては皆さん、いろいろ気になるところがあるのではありませんか。とくに画質に対しては飛びぬけて興味があるはず。私たちだって例外ではありません。

 

画質と一口で言ってしまいましたが、そこにはいろいろな要素があります。11月7日にお話したようにカメラ・レンズ・ソフトの総合力によって決まる「画質」もあれば、カメラだけに着目した「画質」もあります。今日お話しする画質は後者についてです。解像感であるとか、高感度時のノイズ特性、ダイナミックレンジ、そして色の表現力などで、これらが良好に絡み合って、カメラの高い画質が生まれます。

 

E-3はもちろんこれらすべてにおいてハイレベルを実現していて、その結果トータルで高画質を実現していますが、とくに色については感心させられました。もともとオリンパスのデジタル一眼レフの「絵」はレタッチを必要としないほどのレベルで、とくに今年発売されたE-410やE-510ではそれを強く実感しました。その流れは当然E-3にも継承されていて、素のままの絵の完成度はまことに高いものです。しかも、伝統的なオリンパスカラー、とくに空のこってりした色であるオリンパスブルーはとても美しい。さすがE-3、オリンパスクオリティを見事に実現しました。

 

上の写真はやや終盤を迎えたダケカンバの黄葉です。青空を背景に独特の風貌を誇らしげに見せています。茶色がかったダケカンバの葉の表情、まだ生き生きとしている緑の笹、細かいの枝の再現力など見るべきところはたくさんありますが、なにより空の色がひときわ美しいと思いませんか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、手持ち撮影、PLフィルター使用、長野県 志賀高原

 

下の写真は絢爛豪華な色に包まれた水際の紅葉風景です。色を決定する「仕上がり」は「NATURAL」の設定ですが、記憶どおりの色彩を表現してくれました。これだけの表現力があれば、文句はまったくありません。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、手持ち撮影、PLフィルター使用、長野県 白駒池

    

E-3のフリーアングル液晶とライブビューが生み出すもの
2007年11月14日 11:00  テーマ [ ]

E-330で実現した一眼レフ史上世界初の上下可動式液晶モニターは、さらに進化してE-3に搭載されました。それは文字で言えば「二軸可動式」という表現になるのですが、それを説明するのは難しい。そこで「カメラをどんなアングルで構えても、ライブビュー画面を見ながらフレーミングができる仕組み」と言いましょう。

 

縦に構えても、横に構えても、地面すれすれであっても、頭上に掲げても、ライブビュー画面をらくらく見ることができるので、これまでは難しかった、場合によっては不可能だったアングルで撮影ができることになるのです。これは、本当に凄いことなんですよ。

 

その証拠が今日の2枚の写真。上の写真は、池のふちに溜まった落ち葉を主役にして、志賀高原にある「秋の大沼池」を表現したもの。撮影者は池のまさにふちにしゃがみこみ、カメラのストラップを手首に巻き、カメラを水面の上5センチ程度に手持ち状態で保持。その姿勢でライブビュー画面が見られるように、液晶モニターの角度を調整。さらにAFの測距点は下部3点のうち中央に位置するフレームを選び、AFによる撮影を行いました。カメラの水平は、ホットシューに取り付けた水準器で厳密に調整しています。

 

こうして撮れた写真なんです。実は、この写真の影の功労者はボディ内手ぶれ補正機構です。これがあるおかげで手持ち撮影が悠々行えたというわけですから。それにしても、こういう写真はこれまではかなり不自由な姿勢を強いられながら撮影してきたものですが、E-3を使えば難なく撮れてしまいます。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、手持ち撮影、PLフィルター使用、長野県 志賀高原 大沼池

 

下の写真は、ナナカマドと山の風景。一見しただけではなんということのない写真にしか見えないと思いますが、E-3ならではなんです。このナナカマドは登山道を覆い隠すほど背の高いもので、ちょうど目の高さくらいの位置にあるものでした。当然普通にフレーミングしていたら、ナナカマドしか見えない状況です。そこでE-3を頭上高く掲げ、その状態でライブビュー画面を見ながらAFを使って撮影しました。そうすることで初めてこの風景が写せたのです。

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E-3ZUIKO DIGITAL 11-22mmF2.8-3.5、絞り優先AE(F11)、手持ち撮影、PLフィルター使用、北海道 大雪山

    

E-3のボディ内手ぶれ補正機構の威力
2007年11月15日 11:00  テーマ [ ]

現在、手ぶれ補正機構はレンズ側に搭載する方法と、ボディ側に搭載する方法の2通りがありますが、オリンパスはボディ側を採用しています。その理由はいくつかあるそうですが、ユーザー側からみれば、従来のZUIKO DIGITALレンズを使っても手ぶれ補正の効果が等しく得られるというのがメリットです。レンズ資産を有効活用できるので、お得な感じがしますよね。

 

ところでE-3の手ぶれ補正は最大で約5段分の効果が上がるそうです。たとえば50mmレンズを使ったとしましょう。フォーサーズでは50mmレンズは100mm相当となります。手ぶれ補正の限界は「焦点距離分の1」を目安としますので、普通ならば50mmレンズを使った場合は1/100秒のシャッタースピードが必要になるという計算です。

 

しかしE-3を使えば、1/100秒→1/50秒→1/25秒→1/12秒→1/6秒→1/3秒で手ブレを抑えることができるという話なんです。もちろんカメラがぶれないようにしっかりホールドすることが大前提ではありますが、このスペックには感嘆します。

 

だから上の写真を撮るくらい朝飯前なんです。この写真はZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDの12mmつまり35mm換算で24mm相当で写したものですが、シャッタースピードは1/10秒を確保しています。普通は1/10秒ではぶれが生じるはずですが、画像をどんなに拡大してみてもぶれは微塵もありませんでした。恐るべしE-3。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、PLフィルター使用、長野県 八千穂高原

 

下の写真は早朝に霜が下りた風景を写したものです。このときはまだ光が風景に当たっておらず、シャッタースピードが稼げる状態ではありませんでした。しかも次の撮影場所へ急いでいたため、じっくり三脚を使って撮影できる時間は取れない状況でした。そこで手持ち撮影を選択したのですが、F11に絞っても1/15秒が得られたので、E-3にはそれで十分でした。出来上がったカットを液晶モニターでチェックしたとき、まったくぶれがみられず、思わずニヤリとしたことを覚えています。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、長野県 志賀高原 陽坂

    

E-3の完璧な防塵防滴性能がもたらすもの
2007年11月16日 11:00  テーマ [ ]

先代のE-1も強靭な防塵防滴性能を備えていたボディを誇っていましたが、E-3にもその遺伝子は完璧に引き継がれています。いえ、E-3はそれ以上のレベルにあるといっても良いと思います。

 

それは内臓ストロボを搭載していること、そして二軸式の液晶モニターを搭載していることによります。これらを使用しつつ、防塵防滴性能は確保されているからです。

 

当然ボディだけ防塵防滴性能があれば良いというものではありません。レンズも同様の性能を持っていて初めてフィールドで「使えるもの」となるからです。

 

そういう意味で、E-3と同時発売になるZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDは防塵防滴仕様なので、これらを組み合わせれば安心して悪天下でも撮影を行えるのです。

 

下の写真は飛沫がかかってしまう場所から写した写真です。そういう状況で写しているからこそ、迫力もあるわけです。もちろんフレーミングしたあとはレンズの水滴を拭きとり、素早くシャッターを切って行くわけです。それでも露光中にレンズ前面に飛沫がついて、絵に影響が出ることも少なくありません。ですから何枚もシャッターを切って、ようやく上手く撮れた1枚と言うわけです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、青森県 小衣の滝

    

E-3のファインダーの実力
2007年11月19日 11:00  テーマ [ ]

ファインダーが良いか、悪いか。これは写真の出来栄えを大きく左右するものです。ファインダーの見え具合が良いと、撮影していても楽しい。逆に見えにくいファインダーだと、上手くフレーミングできているのか、ピントはきちんと来ているのか、良くわからなくて、結局撮影自体が雑になってしまうこともあるくらいです。

 

その点、E-3のファインダーは、「よくぞここまで」と言いたくなるほど素晴らしいものです。ファインダーの性能を表す数値で言えば「視野率100%、倍率1.15倍」となるわけですが、簡単に言えば、前者はファインダーで見たとおりに写る性能、後者はファインダーの像が大きく見える性能、まとめれば「正確に、良く見える」性能と言っていいかもしれません。

 

上の写真は、何気なく見てしまうと、ファインダーの良さがバックボーンにあるとは誰も思わないかもしれません。でもこの写真は良いファインダーだからこそ、「撮り直し、なし」で写せたものです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、長野県 白駒池

 

ポイントは画面下部の水面と、画面上部の紅葉と位置です。視野率が95%くらいのカメラでこの風景を撮ろうとしたと仮定しましょう。この写真のとおりにファインダーを見ながらフレーミングしたとすると、視野率95%ですから、じつはもう少し画面の周囲が入ってくるのです。結果として、水面や緑の面積が多くなって、なんとなく緊張感のない写真になっていたはずです。そうなると、少し画面を狭めて撮り直ししなくてはなりませんね。

 

でもE-3なら「ファインダーの中で完成させたフレーミング=作品」という図式ですから、撮り直しなんて、ないんです。

 

これを踏まえて、下の写真を見てください。池の向こう岸で赤い紅葉が光り輝いています。これを画面上部ぎりぎりに配置したのですが、これこそ100%ファインダーならではのフレーミングです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0、絞り優先AE(F8)、長野県 白駒池

 

写真は、写っているものがもっとも大事ですが、それを生かすために、画面の上下左右を決めることもとても重要になってきます。そういう意味で、良く見える100%のファインダーは、写真の出来栄えを左右するのです。

    

E-3の新機能“SAT”の絶大なる効果
2007年11月20日 11:00  テーマ [ ]

E-3には、凄い機能なのに、ちょっぴり控えめに搭載されている機能があります。それがSAT。シャドー・アジャストメント・テクノロジー(Shadow Adjustment Technology)の頭文字をとった名称です。

 

この機能を簡単に説明すると、「画像のハイライト部を保ったまま、自動的に暗部を適切な明るさに調整する」ということなんです。つまり、コントラストが高い状況があったとしましょう。明るい部分もあれば、強い日差しのために陰になった部分もある。そういう場合、写真にすると、暗い部分がもっと黒くつぶれたり、明るい部分が白飛びしたりします。

 

そんなとき、このSAT機能を使うと、明るい部分の階調を保ったまま、暗い部分を自動的に明るめにして、肉眼で見ている状態と同じように写してくれるのです。

 

論より証拠、一番上の写真を見てください。太陽が今まさに昇ろうとしています。空は明るくなりますが、手前の風景は逆光の影響を受けて暗く沈んでいます。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、階調:標準

 

そこでSAT機能を使ってみたのが、2番目の写真です。空の階調は影響を受けずに、暗い部分だけがパッと明るくなって、全体として良い具合になりました。画面下部の笹に当たるオレンジ色の光なんて、綺麗だと思いませんか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、階調:オート、群馬県 渋峠

 

このSATという凄い機能、冒頭で「控えめに搭載されている」と書きましたが、理由があるんです。メニューの中に「階調」という項目があるんですが、そこでは「ローキ・標準・ハイキー・オート」という4つを選ぶことができます。このうちの「オート」がSATなんです。うーん、実に奥ゆかしい。もっとアピールしても良いと思いますよ。

    

E-3のダストリダクションは、やっぱりGOOD!
2007年11月21日 11:00  テーマ [ ]

オリンパスの一眼レフといえば、ダストリダクション。ダストリダクションと言えば、オリンパス。これは決して誇張でもなんでもありません。はじめにセンサーに付着するゴミ問題に答えを出したのがオリンパスで、それがE-3の先代に当たるE-1に搭載されたダストリダクションシステムでした。

 

ここ1年の間に、ようやくオリンパス以外の各社からゴミ除去機構が現れてきましたが、後出しなのに、オリンパスのダストリダクションを越える効果を発揮するものは、正直見当たりません。もちろん一定の効果はありますが、絶大と言えるかどうか・・・。

 

そういう意味で先見の明があって、しかも完成された仕掛けを持つダストリダクションシステムは、ゴミのない高品位な画像を得るために絶大な効果があるのです。

 

たとえば上の写真のように、白い雲がある空を大きくフレーミングするときでも、オリンパスの一眼レフなら安心です。E-3のダストリダクションは、毎秒30,000回以上の超音波振動によって、確実にゴミをはじき飛ばしてくれます。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、岩手県 八幡平

 

白い空と同じように青い空も、ゴミの影が目立ちます。しかしE-3なら安心して空に向けてカメラを構えることができます。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、PLフィルター使用、長野県 志賀高原

 

これまで何年もオリンパスの一眼レフを使ってきましたが、ゴミが写っていたのは、2度か3度。それも、一度電源を落として再び撮影をはじめたときには、すっきりとなくなっていました。本当の話です。ダストリダクションは、カメラを起動するときやライブビュー撮影をするときに作動するので、ゴミがついても電源のON/OFF作業を二三度繰り返せば、ゴミは落ちてしまいます。

    

E-3は高感度でもノイズレス
2007年11月22日 11:00  テーマ [ ]

デジタル一眼レフカメラの優れている点はいくつもありますが、ワンショットごとにISO感度を変更できる点はデジタルならではの強みです。

 

被写体ブレを防ぎたい、暗いのでシャッター速度を稼ぎたい、被写体の動きを止めたいので高速シャッターを使いたい。こういう場合にISO感度をあげて撮影すれば、問題はいとも簡単に解決します。

 

でも、ISO感度は上げれば上げるほど、ノイズが目立つようになるのはデジタル一眼レフの宿命。だから少し前までの製品では、各社ともあまり高いISO感度は使いにくかった事実があります。

 

オリンパスもそれに漏れず、高感度を使うとノイズが目立つこともありましたが、「E-SYSTEM 第二章」からのカメラでは、そんなこともなくなりました。とくにE-3にいたっては、高感度ノイズはかなり低減されたように思います。

 

上の写真はISO200で写したものですが、ノイズは皆無、ざらつきはありません。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F5.6・プラス0.3EV補正)、長野県 八千穂高原

 

下の写真は、三脚を使いにくい場所で、しかも陽がささない場所でしたから、感度を上げて手持ちによって写した写真です。感度はISO400を使っていますが、正直に言って驚きました。これもノイズは皆無に等しく、じつに滑らかな仕上がりでした。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、長野県 八千穂高原

    

新レンズの話~ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD~その1
2007年11月26日 11:00  テーマ [ ]

E-3とともに、新レンズが発売されました。ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDです。E-3と組み合わせて使うと、世界最速のAFスピードを体感できるのですから、注目度は満点です。

 

しかも焦点距離は、35ミリ判に換算すれば24~120ミリに相当しますから、広角から望遠までをカバーします。最近流行の高倍率ズームほどとまでは行きませんが、それを上回るパワーを持っています。

 

それはなんと言っても画質。1000万画素のE-3が持つ高画質を、ワンランクもツーランクも引き上げるだけの性能を持っていると表現しても、決して過言ではないと思います。上の写真はそれを如実に物語ります。不思議な模様に色づいたカエデを写したものですが、葉脈や色の微細なニュアンスなどが、克明に描写されています。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F4・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、長野県八千穂高原

 

下の写真はワイド端の12ミリ(35ミリ判換算24ミリ)で写したものです。鮮やかに色づいたカエデの樹の下にもぐりこみ、葉の重みで枝垂れる枝を画面いっぱいにフレーミングしました。画面の隅々までシャープで、色収差も最小限です。素晴らしいレンズです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、長野県八千穂高原

    

新レンズの話~ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD~その2
2007年11月27日 11:00  テーマ [ ]

ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDは画質が良いだけでなく、焦点距離も絶妙です。昨日もお話しましたが、確かに28~300ミリをカバーするような高倍率ズームほど万能ではありませんが、逆にワイド端では12ミリ(35ミリ判換算:24ミリ相当)が使えます。これが良いんです。

 

私たちが撮る自然風景では、後ろに下がれないという撮影条件には日常的に遭遇します。そういう場合、1ミリでも広い画角が使えるのはありがたいものです。ときには、被写体をデフォルメしたいと思うときもあります。そういう場合も、ワイド性能があるか、ないかは大きな表現上の違いを生んでしまいます。そういう意味で、12ミリを持っているZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDは、使い勝手が良いんです。

 

上の写真は遊歩道を歩きながら見つけた紅葉の風景です。ちょうどこの位置が、主役の見栄え、背景の奥行きの見え方、主役と背景とのバランスが良く、「写したい」と思う場所でした。ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDには12ミリがあるおかげで、このように狙い通りの風景が描けました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、北海道 大雪高原

 

中の写真は、オレンジ色に黄葉したドウダンツツジに思い切り近寄り、主役と背景の距離感を引き離すようなフレーミングをしたものです。これも12ミリのおかげで、遠近感が強く表現でき、狙い通りに撮れた1枚です。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F4・プラス0.7EV補正)、手持ち撮影、長野県 白駒池

 

下の写真は、画面の端にボートを小さくいれて、風景の大きさを表現したかったものです。この場合も目の前の紅葉は全景をとらえつつ、ボードは小さく表現するのに、12ミリは絶妙は効果を発揮してくれました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11)、手持ち撮影、長野県 白駒池

 

ちなみに、レンズのワイド域を使う場合、大きさがわかる比較対象物をフレーム内に入れると、効果的です。中の写真では背景に見える建物の屋根、下の写真ではボートがそれにあたります。

    

新レンズの話~ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD~その3
2007年11月28日 11:00  テーマ [ ]

ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDの実力として高く評価したいのは、近接能力です。ズーム全域で25センチの最短撮影距離というスペックを持っていますから、E-3やE-510に装着して使えば、35ミリ判換算で0.56倍相当の大きさに写すことができるのです。これはハーフマクロレンズ(0.5倍)に相当する実力があるという話で、実は凄いことなんですよ。

 

つまり、これ1本持っていれば、24ミリスタートの標準ズームと、ズームマクロレンズの2本を持っているようなものなんです。描写力も良いことを考えると、標準系ズームとしては最強なのではないかと思うくらいです。

 

上の写真は、落ち葉の間から顔を出したカエデの幼木を主役に、森の雰囲気も表現するために、「レンズのワイド端12ミリ+最短撮影距離付近」を使って写したものです。良い感じに撮れていると思いませんか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F2.8・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、長野県 八千穂高原

 

下の写真は、公園の片隅に落ちていた桜の落ち葉を位置したものです。こちらは「レンズのテレ端60ミリ+最短撮影距離付近」を使って葉を大きく写したものですが、葉の質感が感じられるほどです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F5.6・プラス0.3EV補正)、手持ち撮影、東京都 西東京市

 

ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDは、この3日間で見てきたように、「高画質・ワイド12ミリ・近接撮影能力」という3つの性能を持っています。もはやスーパーレンズと呼んで良いこのレンズ、是非E-3とともに使って欲しいと思います。

    

新レンズの話~ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD~その1
2007年11月29日 11:00  テーマ [ ]

ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDと同じく、ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDも、大いなる期待が持てるレンズです。ですが、「予想以上の反響をいただき、充分な数量をお届けできないため」と言う理由で、発売が「2007年内」にのびてしまいました。うーん、残念ですね。とはいえ、近々発売されるレンズですから、お話したいと思います。

 

このレンズ、名称のうち「SWD」以外の部分は、現在発売中のZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5と同じであることに気づきませんか。そうなんです。基本的な光学系は踏襲しながら、超音波モーター(SWD)を内蔵したり、円形絞りを採用したり、メカ式ピント調節機構に変更したりするなどして、写りや操作の面でレベルが向上しているのです。AFスピードにいたっては、従来品の約2倍にアップしていて、気持ち良く使えます。

 

このレンズの特長の1つは、200ミリが使えること。35ミリ判に換算すれば、実に400ミリ相当の超望遠ズームになります。このくらいの望遠域が使えれば、風景の中から「ここぞ」という部分だけをピンポイントで切り取ることなんて、朝飯前です。

 

上の写真は、紅葉する山の斜面を霧が渡っている風景ですが、画面左下の紅葉と、右上の霧のバランスが良いところだけを、スパッと切り取ることができています。200ミリの持ち味が十分に生きています。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)、北海道 銀泉台

 

上の写真を写しているときに、ふと現れたキタキツネ。それを紅葉の風景と絡ませて、最大限キタキツネを大きくとらえてみたのが、下の写真です。400ミリ相当なのでキタキツネが大きくあくびをしている瞬間が、よくわかると思います。こんな場面に遭遇すると、望遠ズームを持っていて良かったと思います。そういう意味では、400ミリ相当が使えるレンズとしては小型なこのレンズ、ザックに忍ばせておくと重宝しますよ。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8・プラス0.7EV補正)、北海道 銀泉台

    

新レンズの話~ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD~その2
2007年11月30日 11:00  テーマ [ ]

ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5は、いわば「400ミリF3.5」が使えるレンズと言っても良いでしょう。だから遠くの風景をクローズアップすることが得意だし、ボケを利用することも、同じくらい得意なのです。

 

上の写真を見てください。130ミリ(260ミリ相当)でとらえた風景です。黄色く色づいた葉を主役に、背景にはシラカバの白いラインと、カエデの赤を配置してみました。主役がくっきりと浮かび上がり、存在感が感じられると同時に、背景も綺麗にボケて、両者が良いハーモニーを奏でています。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F3.3・プラス0.3EV補正)、長野県 八千穂高原

 

下の写真は、黄色い紅葉を前ボケにして、背景のシラカバにピントを持ってきたものです。シラカバの前後が良くボケているために、シラカバの存在感が強く、結果としてバランスの良い風景になっています。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F3.5・プラス0.3EV補正)、長野県 八千穂高原

 

この2枚の写真はどちらも絞り開放で写したものですが、絞り値が異なっています。これは、このレンズがズーム位置によって開放値が異なるタイプのものだからです。上の写真が130ミリ域、下は200ミリ域で写しているため、開放値が微妙に異なっています。

    

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