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OLYMPUS E-SYSTEMで撮る 花と風景写真

OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真
自然風景写真家 萩原史郎・萩原俊哉

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E-3のファインダーの実力
2007年11月19日 11:00  テーマ [ ]

ファインダーが良いか、悪いか。これは写真の出来栄えを大きく左右するものです。ファインダーの見え具合が良いと、撮影していても楽しい。逆に見えにくいファインダーだと、上手くフレーミングできているのか、ピントはきちんと来ているのか、良くわからなくて、結局撮影自体が雑になってしまうこともあるくらいです。

 

その点、E-3のファインダーは、「よくぞここまで」と言いたくなるほど素晴らしいものです。ファインダーの性能を表す数値で言えば「視野率100%、倍率1.15倍」となるわけですが、簡単に言えば、前者はファインダーで見たとおりに写る性能、後者はファインダーの像が大きく見える性能、まとめれば「正確に、良く見える」性能と言っていいかもしれません。

 

上の写真は、何気なく見てしまうと、ファインダーの良さがバックボーンにあるとは誰も思わないかもしれません。でもこの写真は良いファインダーだからこそ、「撮り直し、なし」で写せたものです。

071119_1.jpg
E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)、長野県 白駒池

 

ポイントは画面下部の水面と、画面上部の紅葉と位置です。視野率が95%くらいのカメラでこの風景を撮ろうとしたと仮定しましょう。この写真のとおりにファインダーを見ながらフレーミングしたとすると、視野率95%ですから、じつはもう少し画面の周囲が入ってくるのです。結果として、水面や緑の面積が多くなって、なんとなく緊張感のない写真になっていたはずです。そうなると、少し画面を狭めて撮り直ししなくてはなりませんね。

 

でもE-3なら「ファインダーの中で完成させたフレーミング=作品」という図式ですから、撮り直しなんて、ないんです。

 

これを踏まえて、下の写真を見てください。池の向こう岸で赤い紅葉が光り輝いています。これを画面上部ぎりぎりに配置したのですが、これこそ100%ファインダーならではのフレーミングです。

071119_2.jpg
E-3ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0、絞り優先AE(F8)、長野県 白駒池

 

写真は、写っているものがもっとも大事ですが、それを生かすために、画面の上下左右を決めることもとても重要になってきます。そういう意味で、良く見える100%のファインダーは、写真の出来栄えを左右するのです。

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