先週までは、オリンパス期待の新機種E-3のことを色々お話してきました。E-3の良さや面白さが伝わったでしょうか。もうすでに手に入れて、E-3の世界を楽しんでおられる方も多いかもしれませんね。
私たちももちろんE-3で風景写真を撮っていますが、プロにとって十分にメインカメラとして使えるこのカメラ、もうすでに強い味方、良き相棒として大活躍してくれています。ザックの中で一番良い場所に収まっているのは、E-3ですから。
さて、今週からはいつものペースに戻してブログを続けたいと思います。
気がつけばもう12月。山では冬支度が急ピッチで進み、白銀の世界が広がりはじめてます。紅葉は、そろそろ身近な場所で見頃になっています。そこで公園を訪ねて、紅葉を楽しんでみることにしました。
公園の紅葉は、山で出合う雄大でダイナミックな風景とは味わいが違って、どちらかと言えば細やかな風情が楽しめます。
上の写真は、幹の下のほうから伸びている枝の黄葉を主役にして、2本の幹と落ち葉の絨毯を背景にしたものです。派手ではありませんが、なんとなく心惹かれるものがありました。
▲E-3、ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0、絞り優先AE(F4)
下の写真は、枝の途中にある一塊の黄葉が目にとまったので、それを引き立たせるように絞りを開け背景をぼかすようにしました。主役の黄葉は、目立つように赤い背景と重なる位置を選び、同時に中心からずらして印象を強くしました。
▲E-3、ZUIKO DIGITAL ED 35-100mm F2.0、絞り優先AE(F2.8・プラス0.3EV補正)
【撮影地:埼玉県 国営武蔵丘陵森林公園】