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OLYMPUS E-SYSTEMで撮る 花と風景写真

OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真
自然風景写真家 萩原史郎・萩原俊哉

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無念! アイスモンスターに会えず
2008年03月03日 11:00  テーマ [ ]

 蔵王や八甲田の樹氷風景はお馴染みですが、関東甲信越でもいわゆるアイス(スノー)モンスターに出会える場所があります。志賀高原の横手山がそこで、厳冬の1月や2月にその雄姿を現します。今年の冬は寒さが厳しいので良い具合に成長しているだろうと思い、晴れ間を縫って出かけてみました。

 

 ところが志賀高原に入り横手山方向に向かって標高を上げるにつれ心配の種が・・・。樹氷がついているように見えないんです、横手山に。実は昨年も訪れているのですが、2007年は暖冬で雪が少ない状況でも上の写真くらいのアイスモンスターは撮影できました。

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▲E-330、ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)
    2007年1月30日午後3時45分撮影

 

 しかしながら今年私たちが出かけた2月下旬は駄目で、すっかり崩れてしまい哀れな状態でした。こんな時もあったという記録的な意味で、とりあえずシャッターは切りましたが、気持ちは凹んでいました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11)

 

 この横手山はスキー場になっているのでスキーを履いて出かけましたが、山頂の宿に宿泊するなら雪上車での出迎えもしてくれるので、誰でもやって来れるのです。せっかく来たのだからと、唯一みつけた“らしい”アイスモンスターでこんなカットも撮りましたが、相変わらず気持ちは凹みっぱなしです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)

 

 最後にもう一度、昨年の写真をご覧ください。トホホ・・・。

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▲E-330、ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5、絞り優先AE(F8)
    2007年1月30日午後4時撮影

 

 今年はおそらくアイスモンスター狙いで志賀高原に出かけることはありません。だから、2009年こそは素晴らしいアイスモンスターをE-SYSTEMで撮影したいと、今からリベンジに燃えているわけです。

    

冬の贈り物、陰影の美しさ
2008年03月04日 11:00  テーマ [ ]

 横手山のアイスモンスター撮影は失敗に終わりましたが、視点を変えれば被写体は多く、良いモチーフにたくさん出会えました。晴天だったこともあり雪だけが見せてくれる美しい陰影に恵まれたのは嬉しかったですね。

 

 風が作った雪紋。スプーンカットのような派手なものとは違いますが、幾重にも折り重なった反物のような紋様が光によって浮かび上がり、とても美しく見えました。こういう被写体を撮る場合は、陰影が強調されるアングルと紋様が美しく見えるアングルが一致する場所を探すことが大切です。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11)

 

 おそらく小さな小川があるのでしょう。その場所が窪みアクセントとなった風景です。背景には樹々が作る影が伸びていたので、それらを組み合わせてフレーミングしました。ちょうど背の高さの異なる2本の樹があったので、画面の端に配置しています。わりあい気に入っている作品です。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

 ちょっとした雪のふくらみですが、夕方の斜光によって柔らかい面が強調されて、美しく見えていました。かなり狭い範囲を切り取っていますが、雪を質感を楽しんでもらおうと言うのが狙いです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)

 

 こういう写真は曇天では撮れません。晴れているときは、ダイナミックな風景に隠れた、こういう繊細な風景にも目を向けてみてください。

    

足跡が語るストーリーを撮る
2008年03月05日 11:00  テーマ [ ]

 こういう場所を訪れると必ず目にするのが動物の足跡です。荒らされていない綺麗な雪面に足跡がくっきりついていると嬉しくなってしまいます。

 

 足跡が交差している風景です。よくみると先のほうでもう一度交差しているようです。足跡がなければなんでもない風景ですが、交差する足跡があることで一味違うものになりました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)

 

 この写真はE-3でなければ撮れなかったと言っても過言ではありません。道路際のそそりたつ雪の壁の上についた足跡で、近くによって見ると180センチを越える私たちでもほとんど見えません。でも可動式モニターを引き出し、ライブビュー画面を見ながらフレーミングし、AFを使ったおかげでこのように撮れました。E-3は頼りになる相棒ですね。

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E-3ZUIKO DIGITAL 7-14mmF4.0、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)

 

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▲上の写真を撮ったときは、こんな感じでした。

 

 日没間際に発見した足跡です。色づいた光が優しく風景を包み、足跡が語るストーリーをいっそう哀愁深いものにしてくれています。足跡がなければおそらく撮ろうとは思わなかったと思います。動物の足跡ですが、これは人間の人生そのもの。だから心の琴線に触れ、撮りたいと思うのでしょうね。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F5.6・プラス0.3EV補正)

    

猿との出会い
2008年03月06日 11:00  テーマ [ ]

 そろそろ日が傾く頃、猿の群れに遭遇しました。とある場所で発見しそこで撮影をしていると、どうやらその場所が猿がねぐらへと向かうルートにあたっていたようで、次から次へと猿が通り過ぎて行きました。指先が凍えるのも忘れシャッターを切り続けました。

 

 斜面を登る母猿の背中には小さな小猿がしっかりとしがみついていました。小猿の視線は山の上のほうを、母猿は足元をしっかりと見つめているのが印象的です。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6、プログラムAE ISO400

 

 道路わきの壁をジャンプして自力で登何度のトライして、結局上に見える枯れ枝につかまって登ることに成功しました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6、プログラムAE ISO400

 

 ちょっと黄昏ている二人。見ている方向が違うので、喧嘩でもしている夫婦にみえたりもします。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6、プログラムAE ISO400

 

 高い樹のうえで食事中の猿。撮影しているコチラに気がついたらしく視線を向けています。樹の上から人間を見下ろしている気分はどんなものでしょうか。

080306_4.jpg
E-3ZUIKO DIGITAL ED 70-300mm F4.0-5.6、プログラムAE ISO400

    

志賀高原の夕暮れ
2008年03月07日 11:00  テーマ [ ]

 志賀高原の一日がそろそろ終わりに近づき、夕焼けが展開し始めました。こういう場合、あらかじめ撮影場所をロケハンしておくと慌てずにすみます。この日は明るいうちに撮影した一本の樹のある場所へ直行しました。その場所はちょうど背景が西向きだったと記憶していたからです。

 

 明るいうち、と言っても午後4時ごろに写したのですが、そのときはこんな具合でした。太陽を枝の間から出すことができて、ちょっと格好良いでしょう。

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E-3ZUIKO DIGITAL 7-14mmF4.0、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

 上のカットから約1時間30分後に出会えた風景がこれです。空に茜色に色づいた雲があって良い雰囲気になりました。

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E-3ZUIKO DIGITAL 7-14mmF4.0、絞り優先AE(F5.6・プラス0.3EV補正)、ISO200

 

 その後、もう一箇所心当たりのある場所が近くにあったので、さっそく移動。最後におさめたカットがこれです。画面の下部に見える雪面は、ガードレールの上に積もった雪なのですが、使いようによっては実に効果的ですね。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11)、ISO400

 

 今日の3作品の撮影データにはISO感度を示しておきましたが、お気づきになることがあると思います。明るさによってISO感度を使い分けていることがそれですが、デジタルカメラ最大のメリットの1つは、1カットごとにISO感度を変えて撮影できることにあります。E-3はISO400程度ならまったくノイズを気にせず使うことができますから、状況に合わせてISO感度を変えて効果的に利用してみてください。

    

一足先に桜を・・・
2008年03月10日 11:00  テーマ [ ]

3月も半ば近くになると、だいぶ寒さもゆるみはじめてきます。テレビやホームページなどを見ていても日本列島の各所で春の便りが届き始めていますね。この時期になると自然とウキウキしてきて心も踊る人も多いのではないでしょうか? もちろん私たちも例外ではなく「梅や桜が咲いた!」と聞けば出かけて撮影したくなります。そこで今週は一足早く春の便りをお届けしたいと思います。

その第一弾はなんといっても桜。今日の画像は南伊豆の河津桜です。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

ご存知の方も多いかもしれませんが、え、もう桜が咲いているの? と思われた方もいるかもしれませんね。河津桜はかなり早い時期に咲く桜のひとつで、なんといっても強いピンクの色合いが特徴的です。すっきりとしたオリンパスブルーの青空に映えて美しいですね。そこで・・・

 

080310-2.jpg

E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

オリンパスブルーの青空とピンクの河津桜だけで構成してみたものが中の写真です。すこしもぐりこんだ位置から広角側で見上げるように撮影してみました。この桜のある場所は南伊豆町を流れる青野川流域の桜並木で、河津町の桜並木に比べて周囲の環境がよく、豊かな色合いのほしいこの時期になると、よく訪れます。とはいえ場所によっては電線や電柱なども入り込むので画面の周囲に余計なものが入り込んでいないか、注意して撮影したほうがいいでしょう。

 

080310-3.jpg

 

E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F8)

 さて、撮影を楽しみながら青野川を歩いていると途中にいくつか橋がかかっています。何気なく覗き込むと、土手の桜のボリューム感、それに階段の組み合わせが妙にバランスよく感じられました。そこでZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDを装着して一部分を切り取るように撮影したものが下の写真です。青野川流域の桜並木という雰囲気を残したくて、左上にほんのわずか川面を配置しています。

    

桜と菜の花
2008年03月11日 11:00  テーマ [ ]

さて、実はこの青野川の河津桜にはもうひとつの魅力が隠されているんです。それは土手に植えられている菜の花と組み合わせた撮影を楽しむことができる、ということなんです。

 

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 ▲E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

上の写真はあまり場所を考えずに、まず川べりに降りた場所から土手を見上げるように撮影したものです。桜並木のある土手上は日中になるとひっきりなしに人の往来がありますが、あまり目立たなくなった瞬間を見計らって撮影しています。しかし、この場所では菜の花のボリューム感が乏しい上にライトアップ用の照明器具も目立ってしまっていますね・・・

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

そこで土手の上に戻って菜の花のボリューム感のある場所を探して見上げるように撮影したものが中の写真です。もちろんこのブログをご覧になられている皆さんはそんなことはしてるはずがありませんが、たまに菜の花を踏みつけるように入り込んで撮影している人も見かけます。いまさら言うまでもなくそんなことは言語道断。もちろんこのカットは舗装されている道路から手をのばしてライブビューを使って撮影しています。そのような意味でも被写体にやさしいカメラなんですね。

 

080311-3.jpg

E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F2.8)

 

 あらためて川岸に戻り、さらに菜の花と桜を組み合わせられる場所はないかと探していたところ、少し離れた場所で菜の花のボリューム感のある場所を見つけました。しかし桜とは少し距離があったので、それならばと望遠レンズを使って菜の花を大きく前ボケとして活かすように狙いを変えたものが下の写真です。手前の菜の花が大きくぼけるよう、絞りは開放を選んでいます。圧縮効果で菜の花のボリューム感も増し、ずいぶんと印象もよくなりました。

    

森林公園の梅林
2008年03月12日 11:00  テーマ [ ]

さて、平地でもずいぶんと梅が咲き始めてあちらこちらで楽しめるようになってきました。そこで今日の画像は埼玉県滑川市にある武蔵丘陵森林公園の梅林です。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

この日は梅の花がすっきりとしたオリンパスブルーの青空に映えて美く咲いていました。この梅林は丘陵地の斜面にあるため、背景を選びやすいことも特徴といえるかもしれません。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

一方、中の写真は紅梅の根元にもぐりこむようにして見上げるように撮影したものです。画面のある一点に向かって梅の樹の幹が集中するようなポジションを選んでいます。広角側の焦点域を選ぶことでパースペクティブを強調してみました。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

被写体を探しながら何気なく足元を見ながら歩いていたところ、ふと足元に伸びる影が目にとまりました。そこですこしばかり視点を変えて、梅の樹の影をメインにフレーミングしたものが下の写真です。カタチのよい枝っぷりだからこそ楽しめるフレーミングかもしれませんね。

今年は寒い日が続き、梅林によっては一斉に満開になっている、とはいえない状況のようです。しかし、逆にいえばまだ未開花の樹も多く開花にずれがあって、長く楽しむことができるともいえます。

 

    

春本番の森林公園~福寿草を撮る
2008年03月13日 11:00  テーマ [ ]

森林公園には梅林の足元に福寿草がたくさん植わっています。一般的には黄色いものが福寿草のイメージですが、ここにはオレンジ色のものも咲いていました。今回はそれを集中的に狙ってみました。

 

上の写真は黄色い福寿草に囲まれているオレンジの花。オレンジ色のものだけをクローズアップにして写すよりも存在感がハッキリする狙い方です。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

下の写真はあちこちに点在するオレンジ色の福寿草をボケとして扱ったものです。背景全てが黄色いボケで埋まるよりもカラフルになってちょっと印象的ですね。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

この2作品は、ともに三脚の脚を全開にしてカメラ位置を思い切り下げ、フリーアングル液晶を引き出しライブビューを使って撮影したものです。苦もなく写せたことは言うまでもありませんね。

    

節分草に会いたい
2008年03月14日 11:00  テーマ [ ]

この季節になると毎年のように思うことがあります。白く可憐な節分草に会いたい、節分草が撮りたいと。しかしどういうわけか撮り損ねてしまうのが節分草なんです。ついつい他の派手な花に目が向いてしまうのでしょうか。

 

そこで今年は行ってきました。埼玉県小鹿野町堂上の節分草園に。7~8年くらい前に一度訪れたきりで今回が2回目。情報ではまだ咲きはじめとのことでしたが、1カットでも撮れればという想いを携えて。

 

その想いの通り、今年の寒さは節分草の開花を遅らせているようであまり咲いておらず、しかもその日は生憎の小雨模様で花もしょんぼり。本当に数カットしか撮れない有様でした。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

数少ない絵になるペアの花を縦や横で写したら、もうお仕舞い。広い園内でも撮影できたのはわずか一箇所という始末でした。それでも会えただけでも、写せただけでも良かった。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

でも今年はちょうど今頃が満開だという話です。この土日あたりに訪れてみてはいかがでしょうか。

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る~モンスターとの出会い
2008年03月17日 11:00  テーマ [ ]

3月3日のブログで志賀高原横手山のモンスター(樹氷)には出会えなかったとご報告しました。横手山での借りは2009年に返す予定ですが、それとは別に蔵王へ出かけたときは素晴らしいモンスターに出会えました。今週はそのときの話です。

 

蔵王へ出かけたのは3月11日。前日に観光協会へ電話して尋ねたところ、樹氷は見られると言う話を聞けたので訪れることにしたのです。その日は高気圧が張り出し全国的に春の日和に恵まれ、蔵王も絶好の撮影日和となりました。

 

その日私たちはスノーシューをはき、万全の防寒体勢で出かけましたが、撮影に際してはE-3のボディ内手ブレ補正を信頼し重たい三脚を持たず、手持ち撮影を選びました。またレンズはZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDの一本勝負。身軽な体勢のほうが柔軟な撮影ができるという判断です。

 

ロープウエイを乗り継いで地蔵山頂駅に下り立つと、そこでは巨大なモンスターたちが出迎えてくれました。しかし麓の長閑な日和とは裏腹に地蔵山付近では強烈な風が吹き荒れ、雪煙を巻き上げていました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

3月も中旬にかかりモンスターが見られるとは言え、その見栄えが気になっていたのですが、ご覧のように威風堂々とした姿で迎えてくれました。その威厳ある風貌にすっかり魅了されてしまいました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

ロープが張っていない場所では、近寄ってみることができます。のしかかってくるような圧倒的な迫力を目の前にすると、言葉なんて出てきませんね。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

撮影は地蔵山頂駅から下る「ザンゲ坂コース」に沿ったごく限られた範囲で行いました。もちろん地蔵山頂駅周辺やスキーコースの一部には雪崩の危険があるためロープが張ってあり、「立入禁止」が明言されているエリアがありましたので、そのルールは当たり前ですが厳守しています。一部のカメラマンがロープ内に侵入して撮影していましたが、愚かな行為です。そうしてルール違反を犯し撮影した写真に、たとえ素晴らしい風景が写っていたとしても、“誇るべき価値”は何もありません。厳に慎むべきです。

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る~煙るモンスター
2008年03月18日 11:00  テーマ [ ]

麓の蔵王山麓駅周辺では風もなく穏やかだったのに、地蔵山頂駅あたりは青空こそ見えていますが強風が荒れ狂い雪煙が上がっていました。しかしこれこそモンスターをダイナミックに見せる脇役です。あえて雪煙が襲ってくるのを待って、何回もシャッターを切り続けました。

 

画面左に巨大なモンスター、右背景にモンスターの一群を配置するような構図をとり、雪煙が舞い上がった瞬間にシャッターを切ったものです。こういう場合は、連続して何枚もシャッターを切っていくのですが、そうしておけば後から決定的な一枚を選ぶことが可能になります。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

モンスターの左側面に雪が吹き付けて、モンスターが徐々に成長していくというストーリーが見えてくるでしょうか。そういう狙いで画面右にモンスターを配置してみました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

モンスターが作る影を生かしたフレーミングです。この風景を撮ろうと考えフレーミングをしている最中に強風が吹き、雪を巻き上げました。その瞬間を逃さずシャッターを切ったものです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

太陽を画面内に入れてフレーミングしたものです。撮影しているときは気づかなかったのですが、後から画像を見ると舞い上がった雪が良い雰囲気を作ってくれていました。ラッキーでした。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

このように雪煙が舞う状況では、あっというまにレンズの前玉に水滴がつきます。連続撮影中はともかく、撮影の合間合間には必ずクロスや柔らかい布でレンズの水滴を拭き取ることをお忘れなく。この日は左手から布が放せませんでした。それにしてもE-3の防塵防滴性能は信頼がおけますね。

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る~ダイナミックモンスター
2008年03月19日 11:00  テーマ [ ]

モンスターはダイナミックに撮りたい。威風堂々とした姿、威厳ある風貌を生かして撮りたい。もちろん誰でもそう思うはずですが、いざモンスターを目の前にすると、そして厳しい寒さにさらされると、なかなか思うようにいかないものです。

 

上の写真は、大きなモンスターを主役に、その向こうにもモンスターの一群が見えると言う構図で写したものです。大きなモンスターを画面いっぱいにフレーミングしているのでそれなりに迫力はありますが、なんとなく不満が残ったカットでした。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

そこで頭を切り換えて撮影したのが2番目のカットです。大きなモンスターの頭頂部をフレームアウトし、主役は間から見えるモンスターの一群に切り換えました。こうすることでモンスターの迫力が圧倒的に増して、眼前に迫る勢いとなりました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

ある場所から見ると、モンスターが立ち並びその間を細い一本道が抜けていくような風景に遭遇しました。モンスターの頭頂部をカットすることで高さを出しましたが、ひしめき合うモンスターの迫力が伝わるでしょうか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

グニャリと頭を垂れたモンスター。その形を生かすために低い位置から見上げるようにして撮影しました。レンズのワイド端を使っていますが、遠近感が強調されて奥行きの深い風景になっていると思います。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

    

蔵王のモンスターをE-3で撮る~さまざまな出会い
2008年03月21日 11:00  テーマ [ ]

撮影を始めて、わき目も振らずシャッターを切り続け、一休みするまでの約3時間。モンスターをストレートに撮るだけでなく、色々なものにレンズを向けました。

 

ツララとモンスター。ふと目をやった先にツララが見えました。モンスターの庇のような部分から下がっていたものです。これを下から見上げるようにしてフレーミング。小さなツララと大きなモンスターを対比させ、さらに背景には樹氷原を配置し、蔵王らしからぬ風景を作りました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

樹氷のアップです。2月の厳冬期ならばもっと鋭利なえびの尻尾が張り付いていると思うのですが、それでも樹氷らしさは楽しめるのではないかと思います。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

ひしめき合うモンスターが作った雪の洞窟。実際には上部は空へ抜けているのですが、このように画面構成することで洞窟のように見えませんか。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

モンスターは斜面の下から見上げると荒々しい表情を見せますが、このように見下ろす位置から眺めるとつるっとした滑らかな質感です。樹氷の成り立ちを考えれば当然のことなのですが、こうした表情の違いも面白く感じました。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F11・プラス0.3EV補正)、ISO100

 

休憩をとっている間に天候は急変し、雲が湧き太陽は隠れ樹氷原は重い空気に沈み込みました。回復の見込みがないという予報が出ていたので、ここで撮影を終えることにしました。それにしても見事なモンスター、素晴らしい天気に恵まれ、納得の行く取材ができたのはラッキーでした。下るロープウエイの中で、そんな幸運を与えてくれた神に感謝しつつ、また来年もこの素晴らしいモンスターたちに会いに来ようと心に誓いました。そのときもまたE-SYSTEMで。

    

一年ぶりに・・・
2008年03月24日 11:00  テーマ [ ]

昨年の3月からはじまった「OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真」ですが、あれから一年間を経過してふたたび春の季節がめぐってきました。このブログをスタートした最初の被写体は梅でしたが、ぜひもう一度、このブログで梅林をと思い、群馬県安中市の秋間梅林を一年ぶりに訪ねてみることにしました。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

昨年は暖冬傾向でしたのでもうこの時期にはすっかり満開となっていましたが、今年は雪も多く昨年よりも遅い開花となりました。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

17日に訪ねたときは観梅公園ではまだほとんど咲いていませんでしたが、ちょうど秋間のエドヒガン桜のある一角の梅が一部だけですが咲いていました。上の写真では御覧のように遠景に見える梅林が咲いておらず、あまりボリューム感もありません。そこで手前の梅林にもうすこし視線が集中するような位置に移動してフレーミングしなおしたものが中の写真です。同じ日の撮影なので当然のように遠景の梅林は咲いていませんが、手前の白梅の存在感が強くアッピールされているのであまり遠景は気になりません。ここでは意識的に手前に畑の空間をあけて梅の木の影も入れています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

「なるほど、影ねぇ・・・」と中の写真を撮りながらふと足元を見てみると手前に伸びている梅の枝っぷりのいい影が目に入りました。そこで影と梅の木をほどよい配分になるよう撮影したものが下の写真です。

 今日の写真を撮影してから一週間ほど経過。秋間梅林はちょうど見ごろを迎えているころでしょう。

    

福寿草咲く紅梅の林にて・・・
2008年03月25日 11:00  テーマ [ ]

群馬県下仁田町中小阪虻田地区にある紅梅林では今、福寿草が満開を迎えています。切り開かれた山の斜面に紅梅が植えられており、その根元に福寿草が植えられており、県道からも紅梅林があることがわかります。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

まずは望遠レンズを使って紅梅が背景になるような位置を選んで撮影したものが上の写真です。この梅林は冒頭でも述べたように山の斜面にあるのですこし上を向くようなポジションを選ぶとローアングル三脚がなくても撮影できます。前後ボケを大きくするために開放F値を使って撮影するため、ライブビューを使ってピント位置をシビアに決めています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

一方、中の写真はワイドマクロ的な表現をしたものです。それなりに福寿草は手前にもありますが、それでも柵の内側にあるため、ファインダーを覗いては撮影することができません。そこで手を伸ばしてライブビューを使って撮影しています。ピントはカメラ任せのオートフォーカス。位置だけを決めてあとはカメラにまかせて撮影していますが、なんとも気持ちのいいほど正確なピントが得られているのはさすがはE-3といったところですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

すこし移動して振り返ってみると、虻田地区のこじんまりとした町並みが目にとまりました。地区の人たちが愛おしく、大切にこの紅梅と福寿草を守っている、そんなイメージを描きながら福寿草、紅梅、町並みを組み合わせて撮影したものが下の写真です。

上信越自動車道からなら下仁田IC、松井田妙義ICからも、ほぼ同じくらいの距離です。アクセスはそれほど難しくはありませんが、群馬県北部の山林はそのほとんどが杉林。帰り際、車のフロントガラスには黄色っぽい粉のような付着物がびっしりと・・・ 花粉症に悩まされている人は厳重な対策をしてから訪ねたほうがよさそうです。

 

    

榛名梅林その1
2008年03月26日 11:00  テーマ [ ]

秋間、箕郷、榛名。群馬県が誇る3大梅林です。 そのひとつ、榛名梅林は群馬県榛名町中里見周辺に広がる広大な梅林です。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

上の写真は見晴らし広場の駐車場から撮影したものです。取材日(17日)はすべての木が満開、というわけではありませんでした。この写真も比較的開花が進んでボリューム感のある木が前景になるような位置を選んで撮影しています。榛名梅林はこのように比較的街中にも近いので人工物とはうまく向き合って撮影したほうがよさそうですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

駐車場に車を止めてしばらく歩いていると、梅林のリズム感が感じられる場所をみつけました。そこで梅林と中景の杉林を取り入れてリズム感が失われないように構成した写真が中の写真です。それにしても中景に見える杉、たっぷりと花粉を含んでいるようで茶色いですね・・・

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

さらに進んでみるとホトケノザがみっしりと自生しているのを見つけました。そこで地面低く構えて撮影したものが下の写真です。あまり低すぎるとホトケノザの広さが感じられなくなるので、手持ちで見え方を確認しながら撮影しています。

    

榛名梅林その2
2008年03月27日 11:00  テーマ [ ]

榛名梅林をあるきながら、ふとその雰囲気が山梨県御坂町の桃畑に似ているような気がしました。もちろん花の色や開花時期は違いますが、やはり栽培している果樹園の環境というものはすこし共通点があるように感じられます。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.1)

 

 さて、今日の画像はそんな栽培目的の果樹園という雰囲気を表現するために徹底的に“道”にこだわって撮影した写真です。上の写真はS字にカーブする道路の向こうに見える梅を印象的に表現するためにZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWDを使って撮影したものです。手前の道が程よくボケるよう、絞りは開放F値を選択し、ピントはライブビューを使って詳細に奥の梅に合わせています。道路がうるさくならないように左右の入り方を考えています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

一方、中の写真はZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWDを使って撮影したものです。広角レンズらしいパースペクティブを活かすよう、道路の入り方を考えながら微妙に上下に移動させ撮影ポジションを探っています。上の写真は望遠レンズ特有の圧縮効果を、中の写真は広角レンズ特有のパースペクティブをそれぞれ意識しながら撮影しています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.0)

さらに奥まで進むと舗装道路が途切れ、畑の奥に轍が伸びているのを見つけました。そこで2本の轍のラインと一本の梅の木を情緒的に表現したものが下の写真です。

    

春の花たち・・・
2008年03月28日 11:00  テーマ [ ]

今週の最後は今回の梅園や梅林を取材している途中で出合った春先の花たちです。

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD、絞り優先AE(F8)

 

これはオオイヌノフグリ。なんともアレな名前ですが、その実のカタチが名の由来とか・・・ 上の写真は秋間の梅林の近くで見つけたものですがそれにしてもみっしり咲いていますね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro、絞り優先AE(F2.0)、トリミングあり

 

マクロで近寄ってみるとこんな可憐な花なんです。ブルーと白のトーンがとてもキレイですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macro、絞り優先AE(F2.8)

 

これはフクジュソウ。背景に別のフクジュソウの花びらがくるような位置を選んで撮影しています。この2つの写真はZUIKO DIGITAL 50mm F2.0 Macroで撮影したものですが、どのような撮影であってもマクロレンズは持ち歩くようにしています。E-SYSTEMはレンズに限らずシステム全体が小型なシステムなので、ザックに入れても邪魔にならないし、重量も重くないので、機材をたくさん持っていけることも魅力ですね。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

この写真はナズナ。ご存知のとおり、春の七草のひとつですがこれだけ伸びると硬くなってもう食べられませんね。撮影ではライブビューを使ってピント位置を詳細にチェックしています。

 

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E-3ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD、絞り優先AE(F3.5)

 

最後の写真はホトケノザ。ご存知のとおり、春の七草のひとつ・・・ ではありませんのでご注意を(笑)。ご存知の方も多いと思いますが春の七草でいうところのホトケノザはコオニタビラコのことで、このホトケノザとは別種なんです。このような足もとに咲く小さな花たちは、梅や桜のようになかなかクローズアップされにくいものですが、このようにまとめてみると案外カラフルに見えますね。

 

***

 

梅園に限らず桜など、ある被写体を撮る目的で撮影に出かけても、このように周囲に目を向けてみると、また違った世界が見えてきます。思いがけない出合いや、絶好のシャッターチャンスにめぐり合えることもあるでしょう。その出合いを大切にしたいものですね。

    

一年間、ありがとうございます
2008年03月31日 11:00  テーマ [ ]

昨年3月からスタートした「OLYMPUS E-SYSTEMで撮る風景写真」ですが、本日をもって最終回となります。一年という長期にわたって続けることができたのも、ひとえにこのブログをご覧いただいた皆さんのおかげです。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

 

さて、オリンパスはE-SYSTEM第二章の幕開けという位置づけで、この一年の間に3台の新型一眼レフを発売し、このブログでも使ってきました。簡単ですが、その3台のカメラとの1年を振り返ってみたいと思います。

 

桜咲く頃、先陣を切って発売されたのがE-410です。世界最小・最軽量・最薄で、なおかつ高画質という性能は、風景をスナップするのに相応しいカメラでした。

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E-410 福島県 小沢の桜

 

初夏、ボディ内手ブレ補正機構を搭載したE-510が発売されました。アウトドアでも手持ちでガンガン撮影できる頼もしい相棒です。

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E-510 北海道 旭岳とチングルマ

 

秋にはE-SYSTEM第二章の真打としてE-3が登場。風景写真を撮るとき、これほど頼りになる相棒はないと実感した時代の名機です。

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E-3 岩手県 八幡平の紅葉

 

厳冬下でも、雨の中でも、どんな状況においても最高品位の画像を生み出してくれるE-3との撮影行はこの先も続きます。

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E-3 山形県 蔵王の樹氷

 

E-SYSTEMを使い続けて一年。風景写真向きの色、品位の高い画質、ハイレベルな使い心地、信頼のおけるレンズなど、E-SYSTEMの素晴らしさ、それを使う楽しさをお話してきましたが、少しでもお役に立てば幸いです。

 

あらためて一年間おつきあいいただいたことに感謝申し上げます。また別の形でE-SYSTEMについて、カメラについて、写真について、お話できる日が来れば嬉しいと思っております。
ありがとうございます。


萩原史郎・萩原俊哉

    

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