3.玉入れをキレイに撮るコツ
運動会のプログラムのなかで、玉入れも盛り上がる競技のひとつ。子どもたちが力を合わせて、玉を投げ入れる姿は元気いっぱいです。
玉入れ撮影で大切なのは、事前打ち合わせと撮影ポジション。あらかじめ子供に撮る位置を伝え、カゴを子どもと挟む位置、すなわち正面側にくれば、子供のがんばっている表情をとらえられる絶好のポジションとなります。競技がはじまれば「しゃがむ、投げる」の繰り返しですから、シャッターのタイミングを合わせるのは至難の技。動きも激しいので、アップで狙うよりも数人入る構図がいいでしょう。
玉入れは参加人数が多く、周囲に撮影者が集中しがちです。そんなときは可動式モニターとタッチシャッター機能を使いましょう。肩越しでも子供の様子が見えて、さらにタッチしたところへピントが合うと同時にシャッターも切れるので、チャンスを逃しません。ゆとりのあるときには、カゴや周囲の様子を入れた全体も撮っておきましょう。


ちょっと頭を切り替えて、ムービー機能で録るのも一案です。ムービーなら、廻りの歓声も入って迫力満点。ムービー撮影中はズームを多用せず、構図を動かすときもゆっくりカメラを操作するのがコツです。