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E-520+PT-E05 ライブビューが進化したE-520をPT-E05と共にリポート

清水 淳 水中カメラインプレッション

Vol.22 E-520+PT-E05 ライブビューが進化したE-520をPT-E05と共にリポート

E-520の製品紹介はこちら  PT-E05の製品紹介はこちら

防水プロテクタ PT-E05で水中へ


水中撮影フリークの間で話題になっているOLYMPUS E-520用の防水プロテクター「PT-E05」が遂に発売になった。 春にニュースとしてリリースされた「PT-E05」の商品画像が今までと異なるブラックのボディーカラーとあって、一眼レフを水中で使おうと検討している方には、かなり気になる存在だったはず。

メイン開口部の圧着方式がニコノスRS同様、側面圧着方式になり低圧下での水密性能が大幅に向上しているのをはじめ、接眼部分を広げて視野を確保したピックアップファインダー、ガス抜き弁、光センサーコネクター、他社フラッシュのコネクションにも使えるコネクターキャップなど随所に工夫が見られる。
その他、大きなレリーズボタンやグリップ部も右手人差し指がかかる部分の肉厚を大きくすることで、人差し指が上方に抜けないように配慮した。さらに、E-520を設置するカメラ台も水中では使用しないアイカップやホットシューカバーが収納できるようになった。コントロールダイヤルノブの操作性も向上し、細かい部分にまで配慮が見られる。また、ほぼ同時期に発売された新型水中フラッシュ「UFL-2 」とのマッチングはすばらしくカメラ上で左右外部フラッシュを別々にコントロールできるのは水中用機材ではこのカメラが初めてだと記憶する。

E-520は撮像素子を使いコントラスト検出方式でAFを作動させることが可能なカメラとして今話題の機種だが、その機能以外にも目を引くポイントは多い。中でもE-3譲りの絵造りの良さが特徴だ。くどくなく発色が良い仕上がりは水中での描写に向く。 特に水中でワイド撮影を行うときに一番気になるブルーの発色と階調特性は、あまりの出来の良さに驚いた。 E-3の仕上がりをそのまま受け継いだといえる。

E-520
E-520
E-520水中撮影のメリット
水中モード(ワイド、マクロ)、ボディー内手ブレ防止機能、イメージャーAF、E-3から継承された発色・高感度特性、RCフラッシュ、高速AF、小型ボディー 。
PT-E05
PT-E05
小型ボディのE-520にフィットした小容積3D設計、開口部から浸水を極力なくした圧着方式を採用、新型開閉バックル、ボディ前面部は遮光性の高いブラックボディ、光ファイバーコネクタ・電気コネクタ2系統のフラッシュシンクロシステム、接眼部分を広げて視野を広げた光学ピックアップファインダー、視認性の高いプッシュボタン。

E-520 + PT-E05のメンテナンス&セッティング解説映像はこちら。

ワイド・マクロ実写作例


清水淳 水中ワイドセット
ED 8mm F3.5 Fisheye、PT-E05、PPO-E04
UFL-2×2、光ファイバーケーブル×2、アテナ製 ATグリップ
アテナ製 ATキャリアー、INON製 アームMセットYS×2
水中ワイドおすすめセット

実写検証ワイド撮影1
実写検証ワイド撮影1
広がりのあるワイド撮影には8mmフィッシュアイレンズを使う。14-42mm(35mm判換算で28-84mm相当)、11-22mm(同22-44mm相当)のようなレンズでは画角が狭いだけではなく、距離感のデフォルメ効果が得られず、7-14mm(同14-28mm相当)では接写した場合に画像両端が流れてしまう。バラクーダ、サメのような被写体には、8mmフィッシュアイに1.4倍のテレコンバーター(EC-14)を装着して画角を狭め倍率を上げる手法をとる。E-3譲りの発色はE-410では出にくかったオリンパスブルーが再来した感じだ。
撮影地:モルディブ、撮影機種:E-520&PT-E05、使用レンズ:ED 8mm F3.5 Fisheye
露出時間 : 1/80秒、測光モード:中央部重点測光、レンズF値 :F5.6
撮影モード : マニュアル、ISO感度:100、ポート:PPO-E04

実写検証ワイド撮影2
実写検証ワイド撮影2
フィッシュアイレンズを使用した撮影では、如何に被写体に近寄るかが成功の鍵を握る。ドームレンズ直前で被写体を捕らえるほどに近づいて撮影する。フラッシュには減光拡散板を取り付け広範囲に均一照射するためにできる限り遠方からフラッシュ光を当てるようにセットする。
フラッシュのコントロールが全てカメラ上で行えるのは嬉しい。また、AFの速度もE-410に比べ上がった感触がある。
撮影地:モルディブ、撮影機種:E-520&PT-E05、使用レンズ:ED 8mm F3.5 Fisheye
露出時間 : 1/160秒、露出補正:-1.0、測光モード:中央部重点測光
レンズF値 :F5.0、撮影モード : 水中ワイドモード、ISO感度:100、ポート:PPO-E04

水面から見上げると迫力がでる
水面から見上げると迫力がでる
撮影地:モルディブ、撮影機種:E-520&PT-E05
使用レンズ:ED 8mm F3.5 Fisheye、露出時間 : 1/250秒
レンズF値 : F8.0、撮影モード : マニュアル
測光モード:中央部重点測光、ISO感度:100、ポート:PPO-E04

清水淳 水中マクロセット
ED 50mm F2.0 Macro、PT-E05、PPO-E03
UFL-2×2、光ファイバーケーブル×2、アテナ製 ATグリップ
アテナ製 ATキャリアー、 INON製 アームMセットYS×2
水中マクロおすすめセット

実写検証マクロ撮影1
実写検証マクロ撮影1
柔らかい仕上がりにするためにフラッシュを遠方からソフトに照射する。左右のフラッシュ光量を変え立体感を演出する手法が有効。フラッシュ一灯のみだと光量がきつく、影が強く出るのでできる限り二灯で撮影する。細かいピント合わせはライブビューで行うと拡大表示も使えて楽に行える。
撮影地:慶良間、撮影機種:E-520&PT-E05、使用レンズ:ED 50mm F2.0 Macro
露出時間 : 1/60秒、測光モード:中央部重点測光、レンズF値 :F8.0
撮影モード : マニュアル、ISO感度:100、ポート:PPO-E03

実写検証マクロ撮影2
実写検証マクロ撮影2
撮影倍率を上げるために、クローズアップレンズの併用が望ましい。INONやアテナのポートなら67mmクローズアップレンズが使用可能だ。
AFが効きにくい環境でレンズの繰り出しが激しい場合はフォーカスギヤ(PPZR-E04)を使いマニュアルでピントを最短にセットしてカメラを前後させてピントの山を掴む。露出はフラッシュ光のみで満たされるよう注意する。ピックアップファインダーも前モデルより大型になり見やすくなっている。 
撮影地:慶良間、撮影機種:E-520&PT-E05、使用レンズ:ED 50mm F2.0 Macro
露出時間 : 1/125秒、測光モード:中央部重点測光、レンズF値 :F6.3
撮影モード : マニュアル、ISO感度:100、ポート:PPO-E03

清水淳の裏テクニック情報 (他社製フラッシュを使いたい方へ)
光コネクターのキャップ 中央の穴に錐を差し込み貫通させる。
貫通した穴に他社フラッシュの光ファイバーケーブルを差し込みシンクロさせる。
光コネクターキャップ 中央の穴を貫通させる 光ファイバーケーブルを差し込む
他社製フラッシュを使用するときの注意点
内蔵フラッシュ光がレンズポートに反射して撮影画像に写り込みことを防ぐために、1/64のマニュアル発光に設定してお使いください。詳しくはこちら

PT-E05はE-510ボディーも収納可能



最後に、メーカーサイドは保証外としているが、2008年春まで製造していたE-510ボディーもこのPT-E05に収納できることを確認した。注意点としては、モードダイヤルの大きさがE-520とE-510 とでは少し異なるので、多少動きが悪い。液晶モニターの大きさが異なるので、座標位置も少しズレが見られ、モニター左側がフードで少し隠れる。それ以外は全てのボタンの使用が可能でファインダーも問題は無い。

使用アクセサリー


水中専用フラッシュUFL-2

カメラ側で発光モード、発光量をコントロールできる水中専用フラッシュ。

UFL-2
水中光ファイバーケーブルPTCB-E02

水中撮影用外部フラッシュ用接続ケーブル。

PTCB-E02
ED8mm F3.5 Fisheye

極端に深い被写界深度・パースペクティブの誇張・強烈なデフォルメ効果を活かした、日常性を越えた特殊な映像表現が楽しめる。

ED 8mm F3.5 Fisheye
防水レンズポートPPO-E04

ED 8mm F3.5 FisheyeとPPO-E04と組み合わせてご使用いただくことにより水中での広角撮影が可能。

PPO-E04
ED50mm F2.0 Macro

ズイコーデジタル随一の明るさを有する、高性能なF2.0大口径中望遠マクロレンズ。

ED 50mm F2.0 Macro
防水レンズポートPPO-E03

ED 50mm F2.0 Macroと組み合わせてご使用いただくことにより水中でのマクロ撮影が可能。

PPO-E03
ED14-42mm F3.5-5.6

クラス最小最軽量(*)と最短撮影距離25cmを実現した3倍標準ズームレンズ。 
* AF一眼レフレンズにおいて。2007年1月現在

ED 14-42mm F3.5-5.6
防水レンズポートPPO-E05

ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6を、PPO-E05と組み合わせてご使用いただくことにより、水中での撮影が可能。

PPO-E05

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