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E-M1+PT-EP11 レンズのポテンシャルを引き出し、最高の画質を提供するE-M1を、PT-EP11と共にレポート

清水 淳 水中カメラインプレッション

Vol.53 E-M1+PT-EP11 レンズのポテンシャルを引き出し、最高の画質を提供するE-M1を、PT-EP11と共にレポート E-M1の製品紹介はこちら  PT-EP11の製品紹介はこちら
  • このページでは、オリンパス防水プロテクタPTシリーズ、またはPTシリーズに関連した製品の性能を水中写真家、清水淳氏が実際に使用して感想や特長をそのままお伝えします。本コンテンツ内で清水淳氏が紹介する他社製品については、オリンパスが動作保証をするものではありませんのでご了承ください。

レンズのポテンシャルを引き出し、最高の画質を提供

OLYMPUS OM-D E-M1

OLYMPUS OM-D E-M1(以下、E-M1)が発売になり、専用防水プロテクターPT-EP11の発売もこの度、発表された。PT-EP11のβ機を入手できたので、早速その使い勝手をテストしてみる。E-M1は、本格派ミラーレスOM-D E-M5(以下、E-M5)の後継機というより、E-M5の上位機種になる。E-M5も併売されるので、E-M5のモデルチェンジには当たらないようだ。

今回デビューしたE-M1の大きな特徴は、フルサイズ一眼に匹敵する超大型 & 超高精細EVF、タフネスなフラグシップ機E-5と同等、もしくはそれ以上の防塵・防滴ボディーである。

さらに特筆すべきは、優秀なフォーサーズレンズ群を、実用レベルで使用できる像面位相差AFの採用と、そのチューニングが高レベルで行われたことだ。E-M5やPENでもMMF-3アダプターを装着することで、フォーサーズレンズ群の使用は可能だったが、AFは実用レベルとは行かず、歯がゆい思いをしてきた。特に、水中撮影で出番の多いZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheyeをストレスなく、水中で使用が可能になっている点は大きい。しかし、そのチューニングはまだ完ぺきとはいえず、低輝度環境で、特にZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+EC-20のAF動作はE-5より、若干劣る。像面位相差AFのチューニングは、これから進められていくと思うので、今後に期待したい

E-M1用防水プロテクター PT-EP11

水中関連では、水中モード自体が見直しをかけられた。E-300時代に設計された水中モードでは、現在の高感度の使用環境を想定していなかったが、E-M1の高感度特性を生かしたプログラム線図に、変更されている。今までの水中撮影では、フラッシュ光ありきの撮影だったが、水中ホワイトバランス(水中WB)と高感度性能の組み合わせで、自然光撮影の範囲が格段に広がり、水中モードも大きく変更が施された。具体的には、今まで感度はデフォルトでISO200に設定されていたが、AUTOに変更されたことで、フラッシュOFF時にISOをAUTOにセットしなおさなければならない手間が無くなった。
またフラッシュOFF、低輝度環境で、明るい開放F値のレンズを使用した場合に、解放F値まで開けているプログラム線図を、F4.0でクリップさせる設計へ変更した。

その結果、 M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroを装着した場合、水中マクロ設定時、フラッシュOFFでの撮影では、F2.8まで開いていたものが、F4.0で撮影できるようになり、揺れる水中撮影時の撮りやすさとボケ味が両立した。ワイド撮影でも同様で、フラッシュOFF時、低輝度環境ではF4.0~のプログラム線図となり、レンズポート使用時に起こりやすい画像周辺の解像感低下を防いでいる。

水中での発色についても、見直しを図った。E-M5のG味が強くコントラストがやや低く上品な発色は、大胆で重厚なE-5の発色に近付いた。高輝度下の水中自然光撮影で、やや赤みが出るようなホワイトバランス傾向は抑えられ、透明感ある高彩度な発色が持ち味となった。また、今までの高感度性能では、撮影ができなかった超低輝度環境でも、新しく搭載された「新16M NEW Live MOS センサー」 & 新開発の画像処理エンジン「TruePic Ⅶ」によって、ISO6400の感度が実用レベルになり、暗い水中洞窟での撮影可能となっているのには驚いた。防塵・防滴のマグネシウムボディーは、更に強化され、水辺で使うことの多い水中派にはうれしい。

専用の防水プロテクター「PT-EP11」も前モデル「PT-EP08」に比べ、大きく進化した部分が見られる。特記すべきことは、大型&超高精細EVFを100%駆使できる、ピックアップレンズを採用したことだ。このピックアップレンズを使い、大型化&高精細化されたEVFを使うことで、超高輝度下での撮影や背面モニターでは、正確に確認しにくい高倍率マクロ撮影も容易になる。カメラ本体のメイン、サブダイヤルを操作するダイヤルも、大型化と作動トルクの適正化が図られた。その結果、ファインダーをのぞいたまま右手だけで、露出補正、フラッシュ補正を行いながら撮影&確認することが、可能となっている。
一目見ただけでは、大きく変わったように見えないE-M1とPT-EP11だが、今回は大幅な性能向上が随所にみられた。今までのシステムでは、撮れなかった世界がこのシステムなら撮れる、そんなシーンがいっぱい出てきそうだ。

レンズ交換可能!シーンに合わせたレンズを選べる

■PT-EP11に収納可能なレンズ群

OM-D E-M1+M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
手前左から
ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
奥側
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ

このほかにも
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8、M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8 などが収納できる。

フォーサーズレンズを使用する場合は、マウントアダプター「MMF-3」を接続して使用する。

OLYMPUS OM-D E-M1の基本機能の紹介

フォーサーズレンズがサクサク動く!純正フィッシュアイレンズが使える

フォーサーズレンズ群を実用レベルで使用できる、像面位相差AFを採用。
水中シーンで何よりもうれしいことに、ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheyeがサクサクと動く。

最高画質

E-M1の画質は驚くほど良い!
マイクロフォーサーズの撮像センサーは、フルサイズ機に比べてサイズが小さいので、画質は不利と言われてきたが、E-M1の画質を見るともはや遜色ないと言える。

ダイナミックレンジ

ダイナミックレンジが広い。
目も開けられない程明るいビーチで、白とびを起こさずにディテールを残すところは脱帽。空のブルーの諧調、エメラルドグリーンの海の色を見ても分かるように、色再現性においても最高レベルだ。
水中での発色も同様に、今までで最高の画質を得られる。E-5の濃厚さに透明感が加わったような感じだ。

高感度描写


暗い水中洞窟内をISO6400で撮影。今まで撮れなかった世界にチャレンジできる。


ISO1600で夜景を手持ち撮影。暗部にノイズは全く見られない。

「新16M Live MOSセンサー」と画像処理エンジン「TruePic Ⅶ」の相乗効果で、高感度特性が大幅に向上。感覚的には1段分向上した感じだ。
最高感度はISO25600、高輝度環境に強いISO100程度のISO LOWも用意された。

解像力

レンズ毎、絞り毎に最適なシャープネスを設定する「ファインディテール処理」で、気持ち良いほど切れの良い画像が手に入る。
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroで撮影。

水中ホワイトバランス


プリセット晴天


水中WB

E-M1の水中WBは、E-M5に搭載したものよりさらに改良されている。フラッシュONとOFFそれぞれの設定で、最適なカラーバランスを、可変的にコントロールしている。背景のブルーと主要な被写体の色彩が、最適になるようにコントロールされる。

水中ホワイトバランスでのノンフラッシュマクロ撮影

水中WBの性能が上がりフラッシュ光なしで、自然光撮影が楽しめる。
ワイド撮影はもちろん、マクロ撮影でもフラッシュOFFの撮影が可能だ。
E-M1は新しい水中モードを搭載しているので、フラッシュOFFで撮影すると、手ぶれしないシャッター速度をキープできるよう、自動で感度調整が行われる。


レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3EV


レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro+EC-20
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3E

マクロ撮影(フラッシュON/OFF)

同じ場所、同じ被写体だが、趣の異なる仕上がりとなった。フラッシュONとOFF両方で楽しめる。


フラッシュ:OFF&ISO/AUTO

撮影モード:水中マクロ
絞り値:F4.0
シャッター速度:1/125
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3EV
ISO感度:ISO 200


フラッシュ:UFL-2(-1.3EV)

撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/125
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.3EV
ISO感度:ISO 200

水中HDR撮影

E-M1には、カメラ内合成が可能なHDR撮影機能が搭載されている。カメラの高速連写機能により、少し動きがあってもHDR撮影が可能だ。水中では無縁に思える方が多いと思うが、有効なシーンも多いのではないかと考えられる。


通常シルエットになるモデルさんの顔や水着が出ている。

撮影モード:Mモード HDR1
絞り値:F5.6
シャッター速度:1/125
ISO感度:ISO 200


浮遊物が多くフラッシュを発光させるとマリンスノーが出てしまうシーン。HDRでの撮影なら、逆光でもシルエットにならず、ギンガメの個体がハッキリと描写された。

撮影モード:Aモード HDR1
絞り値:F4.5
シャッター速度:1/160
ISO感度:ISO 200

デジタルテレコン


デジタルテレコンOFF


デジタルテレコンON

E-M5でもデジタルテレコン使用時の画質低下の少なさに驚いたが、E-M1では低下はほとんど見られない。フラッシュOFFでISOが1600以上になった時、デジタルテレコンを使うとノイズが出てくる場合もあるが、それ以外ではノイズレスだ。

PT-EP11

「PT-EP11」は、バヨネット式で、防水レンズポートを交換することが可能。標準の防水レンズポート「PPO-EP01」は、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ」、「M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」、「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」、「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」になる。別売の防水ポートアダプター「PAD-EP08」を用いれば、「フォーサーズシステム規格」に準拠した防水レンズポートを装着して「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye 」「ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro」「 ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro」の3本のレンズが使用可能。

さらに、今回新しく投入された「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」の水中使用を可能にするために、専用のズームギヤ「PPZR-EP04」も用意されている。耐圧水深は45mとなっており、E-M1のボタン、ダイヤルの水中における操作が可能にデザインされている。気になる浮力は、PPO-EP01を装着し、E-M1&M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZの組み合わせと、PPO-E02+PAD-EP08を装着、E-M1&M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの組み合わせで、海水中でゆっくり沈むよう、最良の浮力に設定されている。

前モデルPT-EP08との大きな違いは、大型EVFを自然に見ることができるように、ピックアップファインダーを採用したこと。それによって超高輝度下の撮影や高倍率マクロ撮影時のピントの確認が、シニアの目でも容易にできるようになった。カメラ本体のメイン、サブダイヤルを操作するダイヤルも、大型化と作動トルクの適正化が図られた。その結果ファインダーを覗いたまま、右手だけで露出補正、フラッシュ補正を行い、撮影することが可能となっている。このE-M1&PT-EP11の組み合わせなら、EVFをのぞいたまま被写体を確認して撮影、EVFでRECビューを確認後、覗いたままダイヤルでフラッシュを補正して、そのまま次の撮影に入れるので、被写体を探しなおさなくても良いことになる。これは大きな変化だと言える。

カメラ機能の使用をほぼ網羅している専用防水プロテクター


「PT-EP11」を背面から見る


「PT-EP11」を斜め上から見る

カメラの機能をほぼ網羅している専用防水プロテクター


大型EVFを水中で見るためのピックアップファインダーを装備


ダイヤルも大型化された

簡単にレンズポートの交換が可能

色々な種類のレンズポートが接続可能に!「フォーサーズ用レンズポート」&「マイクロフォーサーズ用ポート」


手前左から
PPO-EP01 マイクロフォーサーズ用ポート
PPO-E04 ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye用ポート
PPO-E02 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO用ポート
PPO-E03 ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro用ポート


バヨネット方式のポートを採用し、ワンタッチで交換ができる。非力な女性でも簡単に交換が可能で工具もコツも必要無し。フォーサーズレンズ用のポートを使用する場合は、アダプター「PAD-EP08」を接続して使う。
マウントアダプターMMF-3を装着するのでPER-E01が必要。

清水 淳 お勧め E-M1 水中撮影システム


UFL-1&PT-EP08+PPO-EP01

一番手頃な撮影システムはUFL-1×1灯のセットだ。容積的にも重量も予算的にも少なくて済む。ミニシューアームもレンズとの距離があるので短いPTSA-02タイプで十分だ。この組み合わせでは、水中でゆっくりと沈む浮力になっている。
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」との組み合わせは、水中でも撮影しやすいシステムになる。 M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZは電動ズームなので水中モードとの組み合わせでズーム操作が自動的に行われるので便利だ。E-M5では、電動ズームのコントロールをカメラ上で行えなかったが、E-M1では、十字ボタンに電動ズームを割りつけてズーム操作することが可能だ。やや広めのワイド撮影から、クローズアップレンズの併用での微少なカクレエビやウミウシのアップなども、1本のレンズで楽しめる。
より正確なフラッシュのTTL光量調整を望むエキスパートの方には、リモートコントロールフラッシュのUFL-2の搭載を、お勧めしたい。微調整が可能なマニュアル発光や、FP発光なども楽しめる。


UFL-2&PT-EP11+PPO-EP01


UFL-2×2&PT-EP11+PPO-EP01


UFL-1×2&PT-EP11+PPO-EP01

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの水中使用


UFL-1&PT-EP11+PPO-E02

高性能なM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROを水中で使いたいと思うユーザーも、少なくないと考えられる。
最高の防塵防滴性能も備え、全焦点域で撮像面から被写体に20cmの距離まで寄れる、最大撮影倍率0.6倍(35mm判換算)のマクロ性能を持つので、1本のレンズであれこれ撮りたい方にはお勧めのレンズ。
専用のズームギヤPPZR-EP04を装着すればプロテクターを介してズーム操作も可能だ。システム的には、ポート:PPO-E02、ポートアダプター: PAD-EP08、ズームギヤ:PPZR-EP04、遮光リング:POSR-EP06を用意すればよい。
ポートが長いので、フラッシュ1灯をプロテクター上部に固定にする方法は、フラッシュ光がケラレやすいのであまりお勧めできない。ポートが金属製になり、システムとして重くなるのが欠点。


E-M1&12-40mm F2.8 PRO&POSR-EP06


PPZR-EP04 ペンタブ前面より5mm離す


UFL-2×2&PT-EP11+PPO-E02

「E-M1+ M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」を PT-EP11 で使う手順

使用機材の準備


E-M1の専用防水プロテクター「PT-EP11」


防水レンズポート「PPO-EP01」

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZと、フラッシュ FL-LM2をセットしたE-M1を用意する。フラッシュはポップアップしない状態でセットする。ポップアップすると防水プロテクターに入らないので注意。水中モード使用時は、ポップアップしなくても発光できる仕様になっている。また、エレクトリックズーム機能が搭載されているM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZレンズの場合に限ってだが、ズームギヤを用意しなくても電気的にズームが動く仕様になっている。水中ワイドモードをセットした場合は、ズーム/ワイド端、水中マクロを選択した場合は、ズーム/テレ端に自動セットされる。M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZのズームの選択を「E-ZOOM」に、あらかじめ設定する必要がある。
ズームの選択がE-ZOOMからM-ZOOM変わらないように輪ゴムをはめておくと良い。E-M1の場合、十字ボタンにズームを操作できるように割り付けも可能だ。

PT-EP11 に防水レンズポート PPO-EP01 を取り付ける


ポートのOリングをメンテナンス。
Oリングを一度外して、Oリング溝&Oリングの清掃、グリスアップを行う。グリスは純正Oリンググリスを、使用する。


ポートリングのロック機構。スライドするとポートリングが回る。
ポートリングを反時計方向に回しポートを取り外し、取り付け可能状態にする。


ポートには天地左右の向きがあり、回り止めのパーツがプロテクターを持った場合、右手側に来るようにセットする。


回り止めがはまる穴を確認する。


回り止めがはまるようにポートをセットする。


斜めに入らないように両側を持って、ポートを押しこむ。


ポートを上から押さえたまま、ポートリングのみを時計方向に回す。クリック音を確認。


ポートリングがロックされた正しい位置。

PT-EP11 にレンズとフラッシュを装着した E-M1 をセットする


カメラをセットする。ストラップ取り付け部が干渉しないように注意。フラッシュはポップアップしない状態で入れること。


シリカゲルはスモールサイズ版のSILCA-5Sを使用する。


電源レバーを操作できるようにセットする。


リアケースについている、メイン開口部のOリングをメンテナンスする。Oリングを一度外して、Oリング溝&Oリングの清掃、グリスアップを行う。


リアケースを閉める。押しつけなければならないような場合は、カメラが正しく入っていないので注意。ロックは確実に。

E-M1 水中撮影向けカメラセッティング


詳細な設定をする為、歯車メニュー表示をONにする。


歯車メニューをONに設定。


Fnボタンに水中モードを割り振るための設定をおこなう。


ボタン機能から「Fn1」ボタンを選択。


「Fn1」ボタンに水中モードの切り替えを割り振る。


ボタン機能から「Fn2」ボタンを選択。


「Fn2」ボタンにデジタルテレコンを割り振ります。


次にダイヤルに露出補正とフラッシュ補正を割り振る。


メインおよびサブダイヤルに機能の設定をする。


続いてコントロールパネルの表示をセットする。


LVスーパーコンパネをONにセット。


撮影待機中、OKボタンを押すと一目でカメラの設定状態を把握できる。(この表示状態がスーパーコンパネ)


例:スーパーコンパネで色空間を呼び出し、SRGBに設定した状態。

水中モードの呼び出し


「Fn1」に水中モードをセットしてある。


例防水プロテクターではこのボタン。


カメラ上部のモードダイヤルをP、A、S、Mにセット。
「Fn1」ボタンを1度押すと水中ワイド、もう一度押すと水中マクロと切替わり、長押しでモードダイヤルでセットしたモードに戻る。


画面左下のマークでモードを確認。
魚3匹のマークが水中ワイド、魚1匹のマークが水中マクロ。

内蔵EVFの設定

初期設定では、内蔵EVFの自動切り替えがONになっているので、そのままプロテクターにセットするとセンサーが反応してしまい、EVFのみでの撮影になる。プロテクターに入れて撮影する場合は、内蔵EVF自動切り替え設定をOFFにセットする。

省エネの設定


バッテリーの持ちを良くするために
LCDモニターのバックライトを8秒間にセット。


バッテリーの持ちを良くするためにスリープを1分にセットする。スリープ状態から復帰させる場合は、ボタンやレリーズを操作すると、復帰する。

その他の設定


初期設定では撮影確認が0.5秒になっているため3秒~5秒位に設定する。


モニター上に格子表示をさせる。私は方眼を選んでいるが、好みのタイプで良い。EVFも同様にセットする。


自動切り替えをOFFにしたので、内蔵EVFと背面モニター(有機ELモニター)の切り替えはこのボタンを押して行う。


防水プロテクターではこのボタンになる。

水中マクロ撮影の作例

標準レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZの、ズームテレ側一杯で撮影。このレンズは、水中マクロ時にはズームテレ端、水中ワイドモードではワイド端に電動でズーミングされるので、とても便利だ。テレ端の開放F値が6.3と暗いが、被写界深度が深めにとれるので、自然光撮影でもピントを合わせやすいのが特徴。AFの反応も早く、動きの速い被写体の撮影に向いている。

AFの速度が速いので、動きの速い被写体のマクロ撮影にも十分ついていく。最短撮影距離が陸上値で20cmと、被写体のかなり近くまで寄れるので、倍率を稼ぐことが可能。ただし、近づいた場合フラッシュ光が大きなレンズポートに当たり、ケラレが出るトラブルが起きやすいので、フラッシュの位置に注意が必要だ。

レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
カメラ:E-M1
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/100
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.7EV
ISO感度:ISO200(AUTO)
フラッシュ:UFL-1×2(-1.0EV)
グリップ:MPBK-02
アーム:MPアームS
撮影地:フィリピン/ボホール

レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
カメラ:E-M1
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/80
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.7EV
ISO感度:ISO800(AUTO)
フラッシュ:UFL-1×2(-1.3EV)
グリップ:MPBK-02
アーム:MPアームS
撮影地:沖縄/慶良間

水中ワイド撮影の作例

標準レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZの、ズームワイド側一杯で撮影。広角側12mmと、やや広めの標準ズームは、水中でのワイド撮影にぴったりだ!収納するポートがフラットレンズなので、画像周辺の流れを心配したが、さほどではない。
AFが早いので、失敗の少ないレンズと言える。ポートが軽く容積の少ないPPO-EP01を使えるので、お勧めできるレンズだ。

新しい明るいズームレンズのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROは、非常に切れが良い!
AF速度もクラス最高の速度を誇り、水中でも守備範囲の広いレンズと言える。ただ、ポートが金属製のPPO-E02になり、大きさと重さがネックとなる。専用のズームギヤPPZR-EP04が用意され、水中でもズーミングが可能。

レンズ: M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ
カメラ:E-M1
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F5.6
シャッター速度:1/200
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-1.7EV
ISO感度:ISO200(AUTO)
フラッシュ:UFL-2×2(-2.0EV)
グリップ:MPBK-02
アーム:MPアームS
撮影地:フィリピン/ボホール

レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
カメラ:E-M1
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F7.1
シャッター速度:1/100
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-1.0EV
ISO感度:ISO200(AUTO)
フラッシュ:OFF
撮影地:沖縄/慶良間

ワイド系の発色はE-5の発色に近く、高彩度で重厚な発色が期待できる。
浮遊物の多い環境だったが、被写体にギリギリまで近づいて撮影することで、ノイズを目立たなくできるのは、フィッシュアイレンズの強みだ。最近コンパクトなドームポートに慣れていたので、大型の純正ドームポートが重く感じたが、周辺までしっかり解像できるので、作品撮りには欠かせなくなりそうだ。連写で撮影したが、バッファーの容量がかなり大きくなっているので、一度に撮れる枚数が格段に増えた。

動きの速い被写体でも、極端に低輝度環境でなければ、フォーサーズレンズのZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 FisheyeのAFは全く問題ない。
E-520やE-620ユーザーの水中機材資産も、E-M1ならそのまま使える。測光エリアとアルゴリズムがE-5、E-620のものとは異なり、露出補正を掛けた時の背景の明るさが、1.0EV程度明るく仕上がるので、思い切った露出補正がベターだ。
明るく透明感のあるブルーに仕上がるのは、うれしい。

レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
カメラ:E-M1
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/125
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-0.7EV
ISO感度:ISO200(AUTO)
フラッシュ:OFF
撮影地:メキシコ/カンクン

レンズ:ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
カメラ:E-M1
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F5.6
シャッター速度:1/250
ホワイトバランス:水中WB
露出補正:-1.0EV
ISO感度:ISO200(AUTO)
フラッシュ:UFL-2×2(-2.3EV)
グリップ:MPBK-02
アーム:MPアームM
撮影地:フィリピン/バリカサグ

システム構成例


防水プロテクター:E-M1専用プロテクターPT-EP11、アクセサリー
防水プロテクターPT-EP11
防水プロテクター:PT-EP11
水中専用フラッシュ
UFL-1

デジタルカメラの内蔵フラッシュに連動してスレーブオート発光する水中専用フラッシュ。水中の多彩なシチュエーションに対応できます。

UFL-1
水中専用フラッシュ
UFL-2

カメラ側で発光モード、発光量をコントロールできるRCモードに対応した水中専用フラッシュ。
※RCモードについては、UFL-2の水中カメラインプレッションをご参照ください。

UFL-2
ショートアーム
PTSA-02

水中専用フラッシュを防水プロテクターに接続するための短いアーム。

PTSA-02
水中光ファイバーケーブル
PTCB-E02

水中撮影用外部フラッシュの接続ケーブル。

PTCB-E02
防水レンズポート
PPO-EP01(マイクロフォーサーズ用)

防水プロテクター「PT-EP11(E-M1専用)」と「PT-EP08(E-M5専用)」に装着する防水レンズサポート

PPO-EP01
防水レンズポート
PPO-E02(フォーサーズ用)

ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 / 14-54mm F2.8-3.5 II / 11-22mm F2.8-3.5と組み合わせてご使用いただくことにより水中での撮影が可能となります。

PPO-EP02
防水レンズポート
PPO-E03(フォーサーズ用)

ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroを、PPO-E03と組み合わせてご使用いただくことにより水中でのマクロ撮影が可能となります。

PPO-E03
防水レンズポート PPO-E04
PPO-E04(フォーサーズ用)

ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F4.0 / ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6 / ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 FisheyeとPPO-E04と組み合わせてご使用いただくことにより水中での広角撮影が可能となります。

PPO-E04
防水ポートアダプター
PAD-EP08

防水プロテクター「PT-EP11(E-M1専用)」と「PT-EP08(E-M5専用)」に、フォーサーズ規格レンズ(※)を使用するために必要なポートアダプター。
※ピント合わせは、AFのみ使用可能です。MFには対応していません

PAD-EP08
防水延長リング
PER-E01

テレコンバーター EC-14を、ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macroと組み合わせてご使用いただく時に必要な防水延長リングです。

PER-E01
専用のズームギヤ
PPZR-EP04

マイクロフォーサーズ規格「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」用のズームギア。こちらのズームギアを用意することで、防水プロテクターを介して水中でズーム操作ができるようになります。

PPZR-EP04

使用レンズ

標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R(ブラック/シルバー)
35mm判換算で28-84mm相当と使用頻度の高い焦点域をカバーする、重さわずか113gと小型軽量な標準3倍ズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R(ブラック/シルバー)

電動ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ(ブラック/シルバー)
広々撮れる広角24mm始まりの約4.2倍電動ズームレンズです。マクロ撮影機能を搭載し、さらに防塵・防滴機構を採用。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ(ブラック/シルバー)

ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
防塵・防滴・耐低温性能を備えた、ズーム全域F2.8の大口径レンズです。フォーサーズレンズのハイグレード(HG)シリーズを超える光学性能を実現しました。

M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO

単焦点レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro
解像力とコントラストの高さに秀でた防塵・防滴性能の等倍マクロレンズです。

M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

単焦点レンズM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
焦点距離45mm(35mm判換算90mm)の中望遠単焦点レンズです。F1.8の明るさで被写界深度も浅く、被写体が際立った柔らかいきれいなボケのポートレート写真を楽しめます。

M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8

広角ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
35mm判換算で18-36mm相当の焦点域、画角100°をカバーする超広角ズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6

単焦点レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
開放F1.8からシャープでヌケのよい描写力で、「M.ZUIKO DIGITAL」シリーズ最高クラスの画質を実現。

M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8

フォーサーズマウントアダプターMMF-3
フォーサーズ規格のレンズ群を、マイクロフォーサーズ規格のボディーに装着する際に用いる、防塵・防滴性能を備えたマウントアダプター。

MMF-3

単焦点レンズZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
イメージセンサーの対角線方向に180°の画角を有する、高性能な対角線魚眼レンズ。

ZZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye

マクロレンズZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro
ズイコーデジタル随一の明るさを有する、高性能なF2.0大口径中望遠マクロレンズ。

ZUIKO DIGITAL ED 50mm F2.0 Macro

マクロレンズZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro
ズイコーデジタル随一の明るさを有する、高性能なF2.0大口径中望遠マクロレンズ。

ZUIKO DIGITAL 35mm F3.5 Macro

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