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シンプル・スリムなボディーに高機能が凝縮されたE-PM1をPT-EP06Lと共にリポート

清水 淳 水中カメラインプレッション

Vol.44 E-PM1+PT-EP06L シンプル・スリムなボディーに高機能が凝縮されたE-PM1をPT-EP06Lと共にリポート

E-PM1の製品紹介はこちら  PT-EP06Lの製品紹介はこちら

シンプル・スリムなフォルムに求める機能が凝縮されたOLYMPUS PEN Lite E-PM1


OLYMPUS PEN Lite E-PM1
今回インプレッションでテストしたOLYMPUS PEN mini E-PM1は、E-P3の高機能・高性能を継承しつつ、モニターの構造をシンプルにし、ボディー単体217gとスリムなPENだ。ファッションや流行に敏感な若年層を主なターゲットしていることもあって、ボディーカラーは従来のシルバー、ブラック、ホワイトに加えて、ピンク、パープル、ブラウンが投入されている。 一足早くリリースされたE-PL3に有ったモードダイヤルやボディー背面左上のボタンもそぎ落とされ、高級コンデジであるXZ-1にかなり近い印象を受ける。
液晶ディスプレイは、可動式だったE-PL3のものから固定式の3.0型46万ドット・縦横比16:9の高精細ハイパークリスタル液晶を採用しているが、見やすさ・明るさの点ではE-PL3と変わりはない。
E-P3譲りの“FAST AF”システムによる超高速AFは素晴らしく、「35点エリアAF&グループエリア選択」の機能により、動きの速い被写体や、透明度の良くない暗い環境においても、驚くほどピントの合う確率が上がった。
進化した水中ホワイトバランス 進化した水中ホワイトバランス
水中撮影については、進化した水中ホワイトバランスを搭載。彩度がのった抜けが良い発色の素晴らしさは、作例写真を見ていただければ納得していただけるだろう。 新搭載の「デジタルテレコン」の併用で、高倍率を手軽に楽しめる点はマクロ派水中ユーザーに強い味方となりそうだ。 ぱっと見コンデジと同じ大きさ、それでいてE-P3の高画質と機能を譲り受け、レンズも交換でき、水中撮影機能満載となると「これから一眼で水中写真を!」と考えている方にはぴったりのカメラだと感じた。
1.見やすいモニターで明るい野外でも仕上がりを確認できる
液晶ディスプレイは、大きく見やすい3.0型46万ドット、縦横比16:9の高精細ハイパークリスタル液晶を採用。上下左右176度の広い視野角で、視野率は100%。HVGAの高精細液晶は、発色性・色再現性に優れ、屋外でも見やすく快適に撮影可能。モニターは固定式。

大きく見やすい3.0型46万ドット、縦横比16:9の高精細ハイパークリスタル液晶 上下左右176度の広い視野角 HVGAの高精細液晶は、発色性・色再現性に優れている
2.個性的な写真が撮れる6種類のアートフィルター
「アートフィルター」は、人気のポップアート、ファンタジックフォーカス、ラフモノクローム、トイフォト、ジオラマ、ドラマチックトーンの6種類を搭載。上位機種に新設された「バリエーション」「アートエフェクト機能」はカメラ上には搭載されていないが、RAWデータで撮影した後に専用ソフトのOLYMPUS Viewer 2を使って現像すれば、「E-PL3」同様、「スターライト効果」「ホワイトエッジ効果」などの作画効果を楽しむことが可能だ。

6種類のアートフィルター ポップアート
ポップアート
ドラマチックトーン
ドラマチックトーン

■水中でのアートフィルター撮影
ポップアート&スローシャッター
ポップアート&スローシャッター
ドラマチックトーン
ドラマチックトーン
ジオラマ
ジオラマ
ラフモノクローム
ラフモノクローム
3.水中写真を楽しく簡単にする「水中ホワイトバランス」
水中ホワイトバランスはフラッシュON/OFFにかかわらず、周りの環境やフラッシュの発光状態に合わせて最適なホワイトバランスにコントロールする機能。各水中モード選択時にはデフォルトでこのホワイトバランスが設定される。

フラッシュを使わない半水面撮影や自然光撮影時、青被りしていた環境でも鮮やかな色彩が再現される。もちろん動画撮影においても有効で、様々な水中シーンにおいて自動的に自然な色合いのホワイトバランスが得られる。
プリセット晴天ホワイトバランス
プリセット晴天ホワイトバランス
水中ホワイトバランス
水中ホワイトバランス
撮影後にホワイトバランスを選択できる 従来の水中撮影のようにプリセット晴天が良い場合は、変更・選択も可能。フラッシュ光と重なって赤みが強く出る場合は、ホワイトバランス補正機能も利用できる。もっともRAWで撮影していれば撮影後にホワイトバランスを選択できるので心配は不要だ。

初めて水中撮影をされる方はもちろん、意図的に色や撮り方を変える場合以外は、まず水中モード+水中ホワイトバランスで撮影することにより失敗の度合いは大きく軽減されるだろう。
撮影環境ごとに毎回設定を変える煩わしさから解放され、被写体を見て、感じて撮影する本来の水中写真をまず楽しんでもらいたい。機種の特性などを把握し撮影に馴れてきたら、撮影環境によってプリセット晴天にホワイトバランスを設定したり、マニュアルで自分の思う設定にアレンジしてひと味足してみるのも面白い。
4.新搭載 ワンプッシュ/デジタルテレコン
手軽に望遠写真が撮影できる機能として、デジタル処理で撮影画像を2倍に拡大する「ワンプッシュデジタルテレコン機能」を搭載。この機能をFnボタンや録画ボタンに割り当てることで、ワンプッシュで2倍のクローズアップ写真の撮影が可能になる。M.ZUIKO DIGITAL 14-42mmⅡRの場合、ズームを望遠側最大にセットすれば35mm判換算168mmの望遠レンズとなり、小さな被写体も迫力の大きさで撮影ができる。仕上がりは、新画像処理エンジン「Truepic VI」のもつ優れた画像補完性能により、高画質なオリジナル画素数で出力される。
新搭載 ワンプッシュ/デジタルテレコン
撮影メニューからデジタルテレコンをOnに設定
新搭載 ワンプッシュ/デジタルテレコン
デジタルテレコンのON/OFFを頻繁にセットする場合は録画ボタンに割り振ると便利
デジタルテレコン 無し
デジタルテレコン 無し
デジタルテレコン 有り
デジタルテレコン 有り
デジタルテレコン 無し(クローズアップレンズ使用)
デジタルテレコン 無し(クローズアップレンズ使用)
デジタルテレコン 有り(クローズアップレンズ使用)
デジタルテレコン 有り(クローズアップレンズ使用)
5.高感度特性
E-PM1はISO200~12800まで可能となり高感度特性が良くなった。アシカ撮影のように、動きが素早くブレやすいシーンや、ナイトダイビングの様に超低輝度環境でもでも安心してシャッターを切ることができる。

通常輝度の環境でも背景の明るさを変える場合、低いシャッター速度を使わずISO感度で背景の明るさをコントロールすることで、手ブレから解放される。フラッシュを使わない自然光撮影では、ISO感度をAUTOセットすると輝度環境に応じてISO200~1600まで自動で手ブレしにくいISO感度を選択してくれて便利なので、重宝して使っている。
ISO:200
ISO:2000
ISO:1600
ISO:1600

純正防水プロテクター PT-EP06L



純正防水プロテクター PT-EP06L 純正防水プロテクター PT-EP06L
E-PM1を収納するPT-EP06Lは、内蔵フラッシュ光を撮影に利用できるようになった。フラッシュ部に透明のプラスチックを使い小さな窓から発せられるフラッシュ光だが、大型の拡散板を介して被写体まで照射される。水中ホワイトバランスを利用した撮影は、大量なフラッシュ照射が不用になり、ワイド撮影からクローズアップレンズを使った極小マクロ撮影まで、内蔵フラッシュ光で撮影が可能だ。
レンズポート部に新しくセットされた4個の高輝度LEDは、プロテクター内に収納される単4バッテリー2個で駆動する。
ON/OFFのスイッチはレリーズ下プロテクター前面に設置された。照射時間は、アルカリバッテリー使用で4時間とされているが、テストではエネループ使用で連続7時間を確認している。暗い環境では、このLED照射でAFの精度を低下させること無くスムーズな撮影が楽しめ、動画撮影ではメイン光源としても利用できる。
もっとも、明るい環境では点灯していることがわかりにくいのでLEDライトのON/OFFスイッチの状態に注意したい。

この防水プロテクターで使用できるレンズは純正の標準レンズ M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ(E-PL2の標準ズームレンズ)のみとなっている。PT-EP03で収納可能だった M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6(E-PL1の標準レンズ)は使用出来ないので注意が必要だ。水中での使用で気になる他メーカーのレンズとしてLUMIX 45mm MACROはポート全長が短くなった分、最大倍率が得られやすくなって使用可能であることを確認済み。

さらにPT-EP06Lではレンズポート前面に標準装備で67mmのレンズリングを装着している。収納するレンズをE-PL3の標準ズーム1本に絞った事には理由があり、今までは不可能とされていたワイドコンバージョンレンズの装着がポートの寸法をギリギリまで追い込むことで実現できた。1台の撮影システムで、ワイドコンバージョンレンズもクローズアップレンズも両方使いたいという要望にも応え、幅広いユーザ層に受け入れてもらえる撮影システムになったと感じたテスト撮影だった。このシステム単体では水中でゆっくり浮く程度の浮力がある。小さな片手グリップなどの使用が便利だ。

E-PM1+PT-EP06Lでの水中撮影を準備しよう


LEDライトのバッテリーを準備
LEDなので熱も持たず、色温度も高い。
LEDなので熱を持たず、色温度も高い。
バッテリーは単4電池。使用しないときは外しておく。入れたまま忘れて液漏れなどが起きないよう注意。
バッテリーは単4電池。使用しないときは外しておく。入れたまま忘れて液漏れなどが起きないよう注意。
ON/OFFスイッチ
LEDライトのON/OFFスイッチはこの位置。

結構明るい!ナイトダイブで役に立つほど。
結構明るい!ナイトダイブで役に立つほど。
LEDを光源として撮影。水中ワイドモード/フラッシュOFF/ISO:AUTO
PT-EP06LのLEDを光源として撮影。
水中ワイドモード/フラッシュOFF/ISO:AUTO
真っ暗な洞窟の中で撮影。LEDで真っ暗な洞窟の中でもオートフォーカスが作動する。水中ワイドモード/フラッシュON/ISO:200
真っ暗な洞窟の中で撮影。
LEDライトのおかげで真っ暗な洞窟の中でもオートフォーカスが作動する。
水中ワイドモード/フラッシュON/ISO:200

ズームギヤと反射防止リングをセットする
E-PM1 + POSR-EP05 + PPZR-EPO2 POSR-EP05(反射防止リング)とPPZR-EPO2(ズームギヤ)をセットする。プロテクター本体にPOSR-EP05は同梱されるので、ズームギヤのみ購入する。

POSR-EP05は、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R用だが、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱを使用する場合もPOSR-EP05を使用する。

E-PL2をお持ちの方、以前M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mmF4.0-5.6を水中向けに使っていた方は、お持ちのPPZR-EPO2(ズームギヤ)を流用する。

ズームギヤをセット
写真の位置にズームギヤをセットする。位置がずれると、ズームがきかない、レンズが外れるなどのトラブルになるのでチェックが必要だ。
ズームギヤとアイドルギヤのかみ合わせを確認
正しくセットできたかどうかは、一度フラッシュを外すと確認しやすい。ズームギヤとアイドルギヤのかみ合わせを確認する。

シリカゲルの準備
シリカゲル専用ポケット
プロテクター下部に専用のポケットがある。使用するシリカゲルは1gタイプ。
シリカゲルのセット方法
両端を少し折って入れるとよい。大きく折ると外れやすいので注意。プロテクター開閉時に交換が望ましい。

拡散板を取り付ける
流失防止のため拡散板にストラップを装着
流失防止のため拡散板にはストラップを装着。
2分割構造の拡散板
拡散板は不用意にぶつけても破損しないように2分割構造になっている。

外部フラッシュの接続
UFL-2の場合のRCモード設定
外部フラッシュは、UFL-1、UFL-2の両方のタイプが接続可能。
UFL-2を接続する場合には、メニューからRCモードをONにセットして使用する。UFL-1の場合RCモードは初期設定のOFFでOK。
光ファイバーケーブルの装着と流防止のストラップを固定方法
遮光用のフラッシュ窓カバーを挟んで光ファイバーケーブル、キャップを止まるまで押し込んで装着する。流失防止のストラップを固定する。

外部フラッシュ2灯使用時の構成例
外部フラッシュ2灯使用時の構成例
外部フラッシュ2灯使用時のセット方法
外部フラッシュ2灯使用時のセット方法
水中モードの設定
E-PM1には「水中モード」が搭載されている。水中撮影では陸上と撮影環境が大きく異なるために、陸上用の露出モードを使用しての撮影はお勧めできない。「水中ホワイトバランス」と「水中モード」を併用して撮影することが最も確実な方法といえる。私はワイド撮影に関しては半水面も含めて100%水中ワイドモードを使用している。水中らしい抜けの良いブルーの発色がこの理由の一つだ。
以下、画面キャプチャー通り進めて設定する。
メニューボタンを押して撮影モードを選択設定 再度、メニューからSETUPを選択
E-PM1はモードダイヤルが無いので、メニューボタンを押して撮影モードを選択設定する。メニューから一度 P(プログラムオート)に設定する。(P、A、S、Mのいずれでも可) 再度、メニューからSETUPを選択

■水中モードの切り替えを「連写/タイマー」ボタンに設定する方法
セットアップメニューからスパナマーク→歯車メニュー表示ON
以下、画面キャプチャー通り進めて設定する。

セットアップメニューのスパナマークタブから「メニュー表示」へ進む
セットアップメニューのスパナマークタブから「メニュー表示」へ進む
歯車マークのメニュー表示を「On」にする
歯車マークのメニュー表示を「On」にする
カスタムメニューが表示されたらBの「ボタン/ダイヤル」に入る
カスタムメニューが表示されたらBの「ボタン/ダイヤル」に入る

カスタムB画面の「ボタン機能」へ進む
連写/タイマーボタンへ水中モード機能を割り振る
連写/タイマーボタンへ水中モード機能を割り振る
連写/タイマーボタンが水中モードボタンに設定された
連写/タイマーボタンが水中モードボタンに設定された

連写/タイマーボタンによる水中モードの設定と切り替え
上記の設定を行うと撮影モードがP、A、S、M設定時に、カメラ背面の「連写/タイマー」ボタンを押して水中モードを設定できるようになる。(iAUTO、SCN、ARTの位置では設定ができない。) 画面左下に水中モード専用のアイコンが表示される。魚マーク3匹が水中ワイド、1匹が水中マクロだ。 「連写/タイマー」ボタンを押すたびに2つの水中モードが交互に設定される。 「連写/タイマー」ボタンを長押しすると選択した撮影モードに戻る。
水中モードの切り替え 水中モードの切り替え
写/タイマーボタンを押すと水中モードが入れ替わる
連写/タイマーボタンを押すと水中モードが入れ替わる
プロテクター上ではこの位置になる
プロテクター上ではこの位置になる

ワイド・マクロ撮影におけるホワイトバランス比較


フラッシュ使用時の水中ホワイトバランスと晴天ホワイトバランスを比較

フラッシュON/従来のプリセット晴天ホワイトバランス フラッシュON /水中ホワイトバランス
フラッシュON/従来のプリセット晴天ホワイトバランス フラッシュON/水中ホワイトバランス
ワイド撮影時の水中ホワイトバランスと従来のプリセット晴天WBの違い
水中ホワイトバランス(以下、水中WB)は水面から下りてくる太陽光を利用しているので、フラッシュ光の届かないエリアにも効果が得られる。従来のプリセット晴天WBの場合、青被り状態で全体的に緑が強い仕上がりになる。上の例では、特に魚にフラッシュ光があたった部分の発色の違いが大きい。

右の画像が水中WBで撮影したJPEG画像、左の画像は右画像のRAWデータを晴天WBで現像した画像。

レンズ:M.ZUIKO 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F9.0
シャッター速度:1/160
ISO:200
フラッシュ:ON(内蔵のみ)
露出補正:-1.0EV
撮影地:ラパス/メキシコ

フラッシュON/従来のプリセット晴天ホワイトバランス フラッシュON/水中ホワイトバランス
フラッシュON/従来のプリセット晴天ホワイトバランス フラッシュON/水中ホワイトバランス
マクロ撮影時の水中ホワイトバランスと従来のプリセット晴天WBの違い
ワイド撮影時と同様、マクロ撮影でも水中WBの効果は大きい。カサゴの発色が大きく異なる。手前の砂地も青被りのない温かみのある発色になった。浮遊物の多い環境だったが、内蔵フラッシュの発光量が少なくマリンスノーは発生していない。

右の画像が水中WBで撮影したJPEG画像、左の画像は右画像のRAWデータを晴天WBで現像した画像。
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL
14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F9.0
シャッター速度:1/160
ISO:200
フラッシュ:ON(内蔵のみ)-0.3EV
露出補正:-1.3EV
撮影地:ラパス/メキシコ

カメラの設定状況を一目で確認できる「スーパーコンパネ」機能

「スーパーコンパネ」機能 撮影の設定状態と設定が一覧表示される左の画面がスーパーコンパネだ。
水中ホワイトバランス、水中ワイドモード、フラッシュの設定などを、OKボタンを押すだけで一目で確認できる便利な表示機能。

■OKボタンでスーパーコンパネを表示する方法
設定は、いたって簡単だ。セットアップメニューから以下画面キャプチャー通り進めて設定する。

P、A、S、Mにセット
カメラコントロールを呼び出し→
P、A、S、Mにセット
LVコントロールをOFF、スーパーコンパネをONにセット
LVコントロールをOFF、
スーパーコンパネをONにセット

水中アクセサリーを使ってみよう


水中撮影も何度か経験してくると、「もっと広い画角で撮りたい!」「もっと近接して撮りたい!」「被写体に陰影をつけたい!」という欲求が出てくる。そんな欲求を手軽に実現してくれるのがアクセサリーだ。
PT-EP06Lはこれらのアクセサリーが簡単に装着できるように設計されているのが嬉しい。


ワイドコンバージョンレンズ
PT-EP06L + PTWC-01
ワイドコンバージョンレンズ PTWC-01を装着
ワイドコンバージョンレンズは画角を広げてくれるので、ワイド撮影時により広いエリアの撮影が可能になる。
PT-EP06Lには、ぜひ純正のPTWC-01を装着してもらいたい。レンズポートの寸法をギリギリまで追い込み純正のPTWC-01を使うときには、ケラレが出ないように設計されているからだ。
他のワイコンを装着すると、画角が合わずに画像周辺にケラレが生じるので注意が必要になる。

E-PL2&PT-EP03においてM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6を装着して撮影するより、M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱの標準レンズにワイドコンバージョンレンズ PTWC-01を装着した方が画角は広い。またM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6の場合画面両端に流れが発生していたが、純正ワイコンなので、ケラレ、流れ共に起きていない。

ワイドコンバージョンレンズ無し ワイドコンバージョンレンズPTWC-01 有り
E-PM1&PT-EP06L
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
ワイドコンバージョンレンズ無し
E-PM1&PT-EP06L
M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
ワイドコンバージョンレンズPTWC-01 有り
ワイコンをつけると広い画角での撮影が可能に

マクロコンバージョンレンズ
PTMC-01 + PTMC-01
マクロコンバージョンレンズ PTMC-01を装着
マクロ撮影時に、近づくことによって被写体を大きく写すための接写用のレンズ。67mmのネジが切られているタイプであればサードパーティー製でもOK。
レンズの焦点距離によって異なる倍率を持ち、純正のPTMC-01は165mm、UN製のUNCU-02は100mmとなる。数値が小さくなるほど倍率が高く、装着すると遠くにピントが合わなくなるので必要に応じて装着するのが使い勝手がいい。

私はPTMC-01とUNCU-02の2枚のレンズを使い分けしている。オリジナルグリップのTOPにレンズホルダーを装着しておき、状況に応じて装着する。各レンズでの倍率の違いをテストしてみたので参考にしてほしい。

マクロコンバージョンレンズ無し マクロコンバージョンレンズPTMC-01有り
マクロコンバージョンレンズ無し マクロコンバージョンレンズPTMC-01有り

マクロコンバージョンレンズUNCU-02有り マクロコンバージョンレンズPTMC-01+UNCU-02 2枚重ね
マクロコンバージョンレンズUNCU-02有り マクロコンバージョンレンズPTMC-01+UNCU-02
2枚重ね

PTMC-01+UNCU-02 2枚重ねにデジタルテレコンONで撮影
PTMC-01+UNCU-02
2枚重ねにデジタルテレコンONで撮影

水中ワイド撮影の作例


水中ワイド撮影 水中ワイド撮影
ジンベイザメは透明度が良くない場所で出会う事が多い。マリンスノーを避けるために、フラッシュOFF&水中WBでシャッターを切った!
コンパクトなシステムのE-PM1なら激しいスキンダイブでも邪魔にならず快適な撮影が楽しめた。
紫色のイソギンチャクとハナビラクマノミは、大好きな被写体の一つ。温かみのあるイソギンチャクの色がたまらなく、新しいカメラが出ると必ず撮影している。
浮遊物が多い環境だったが、ノイズレスで撮影できた。
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F7.1
シャッター速度:1/160
ISO:200
フラッシュ:OFF
露出補正:-0.3EV
WB:水中WB
撮影地:ラパス/メキシコ
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F5.6
シャッター速度:1/80
ISO:200
フラッシュ:ON(内蔵のみ)-1.3EV
露出補正:-1.7EV
WB:水中WB
撮影地:慶良間/沖縄

ワイドコンバージョンレンズを使用
水中ワイド撮影/ワイドコンバージョン 水中ワイド撮影/ワイドコンバージョン
たまたまワイコンの作例を!とダイビングをスタートしたら、きれいなアオウミガメに出会った。甲羅のきれいさを演出したいととっさに水中マクロを選択して絞りを2段絞って背景を落とした。
やや俯瞰気味の構図がワイド感、遠近感を演出させる。
慶良間の沖には、まだ壊されていない琉球菊花サンゴの群生地がある。このサンゴの持つ温かみを出すために、背景をかなり落とした。
また、フラッシュをプロテクターから外して、手持ちで左斜め上から照射させ、陰影を作り立体感を演出した。
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/60
ISO:200
フラッシュ:ON(UFL-1)-0.3EV
露出補正:-1.0EV
WB:水中WB
撮影地:慶良間/沖縄
ワイドコンバージョンレンズ:PTWC-01
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中ワイド
絞り値:F5.6
シャッター速度:1/160
ISO:200
フラッシュ:ON(UFL-1)-1.0EV
露出補正:-2.0EV
WB:水中WB
撮影地:慶良間/沖縄
ワイドコンバージョンレンズ:PTWC-01

水中マクロ撮影の作例


水中マクロ撮影 水中マクロ撮影
大好きなヤシャハゼ。この被写体も新しいカメラが来たら必ず撮る。ジックリ時間をかけて寄りカメラで砂を押し分けるくらいにローアングルで背景をブルーに抜く。デジタルテレコンONなら極端に寄る必要が無くハゼにストレスを与えないので、ヒレ全開のシーンを狙えた。 背景がきれいなポリプになる場所に黄色いスズメダイを見つけた。動きが素早く、しかも読めない被写体でも今度の高速AFは結構ついていける。ISO感度を少し上げてブルー抜きの部分を明るく仕上げてみた。
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/100
ISO:200
フラッシュ:ON(内蔵のみ)-0.7EV
露出補正:-1.0EV
WB:水中WB
デジタルテレコン:ON
撮影地:慶良間/沖縄
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/80
ISO:400
フラッシュ:ON(内蔵のみ)-0.3EV
露出補正:-1.3EV
WB:水中WB
撮影地:ヒルトゥガン/フィリピン

クローズアップレンズを使用
水中マクロ撮影/クローズアップレンズ 水中マクロ撮影/クローズアップレンズ
音符の様な模様のホヤ。なかなか探せないがとってもきれいだ。透明感を出すのに少し飛ばし気味に内蔵フラッシュを調整する。 赤い目をしたナデシコカクレエビ。目の色がナデシコ色ということらしい。
薄いピントと闘いながら撮影枚数を重ねピントが合うのを願う。AFの効きが良いのでイライラ感はない。
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/80
ISO:200
フラッシュ:ON(内蔵のみ)+0.3EV
露出補正:-0.7EV
WB:水中WB
デジタルテレコン:ON
クローズアップレンズ:PTMC-01
撮影地:ヒルトゥガン/フィリピン
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中マクロ
絞り値:F8.0
シャッター速度:1/80
ISO:200
フラッシュ:ON(内蔵のみ)-0.3EV
露出補正:-0.7EV
WB:水中WB
クローズアップレンズ:PTMC-01
撮影地:慶良間/沖縄

水中動画撮影の作例


※こちらの動画はWEB掲載用にサイズ変更・圧縮処理を行っております
ワイド撮影 マクロ撮影
ワイド撮影 マクロ撮影
ワイコンを着けた状態で撮影。水中WBが効いて、美しい発色となった。フルハイビジョンの動画撮影なら感動をそのままリビングルームに持って帰れる。 マクロの動画撮影も基本的には-0.3EVにセットすると良い。
ISO感度はAUTOにセットしておき、上限値をISO1600にすれば、暗くても手ブレが起きない感度まで自動で調整される。動画撮影時のC-AFの動作もいままでに比べ安定感が増している。
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中ワイド
露出補正:-0.3EV
WB:水中WB
ISO:AUTO
撮影地:慶良間/沖縄
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ
撮影モード:水中マクロ
露出補正:-0.3EV
WB:水中WB
ISO:AUTO
撮影地:慶良間/沖縄

E-PM1&PT-EP06L 清水淳スペシャル


E-PM1&PT-EP06L清水淳スペシャル
●小型軽量ブラケット:MPBK-03
超軽量+高剛性、水中での浮力はほぼ中世浮力
●オリジナル レンズホルダー(グリップの上部)
水中でワイドコンバージョンレンズ、クローズアップレンズを交換できるので不意に現れる被写体にも対応できる。
ワイコンは重いので不用な時は船上において撮影に臨むことが多かったが、今までのPENの場合、被写体に合わせてワイド系のレンズ、マクロレンズとプロテクターの蓋を開けてレンズ交換をしなければならなかったのでこのシステムなら水没のリスクも軽減する。結果的に今回のLEDポートはメリットが大きいようだ。
どうしてもワイド系のM.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6が使いたい場合は、PT-EP03のポートやサードパーティー製のポートなどで対応も可能だ。使い手によって多くの可能性があるシステムと感じたテスト撮影だった。


システム構成例


E-PM1専用防水プロテクター PT-EP06L、アクセサリー
防水プロテクター PT-EP06L
PT-EP06L
水中専用フラッシュ
UFL-1

デジタルカメラの内蔵フラッシュに連動してスレーブオート発光する水中専用フラッシュ。水中の多彩なシチュエーションに対応できます。

UFL-1
ショートアーム
PTSA-02

水中専用フラッシュを防水プロテクターに接続するための短いアームです。

PTSA-02
水中光ファイバーケーブル
PTCB-E02

カメラの内蔵フラッシュの発光信号を光ファイバーで伝達することにより、カメラのボディ側でフラッシュの発光を制御することが可能になります。

PTCB-E02
反射防止リング
POSR-EP05

周りからの反射光を防ぐためのリングです。M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R用。
※PT-EP05L、PT-EP06Lには同梱されます。

POSR-EP05
マイクロフォーサーズ用ズームギア
PPZR-EP02

マイクロフォーサーズレンズのズーム操作を可能にするギアです。

POSR-EP05
水中マクロコンバージョンレンズ
PTMC-01

水中で約2倍(面積比)の拡大撮影が可能な水中マクロコンバージョンレンズ。

水中マクロコンバージョンレンズ PTMC-01
水中ワイドコンバージョンレンズ
PTWC-01

デジタルカメラ用防水プロテクターの前面に、直接取り付けられる水中ワイドコンバージョンレンズ。

PTWC-01
ハンドストラップ
PST-EP01BLU(青)

防水プロテクターに装着可能なハンドストラップです。

PST-EP01BLU(青)
メッシュバッグ
PMBG-03(青)

ネオプレーン素材で、底がメッシュ地になっているので、機材を濡れたまま入れられます。

PMBG-03(青)

使用レンズ


標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R(ブラック)

35mm判換算で28-84mm相当と使用頻度の高い焦点域をカバーする、重さわずか113gと小型軽量な標準3倍ズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R(ブラック)
標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R(シルバー)

35mm判換算で28-84mm相当と使用頻度の高い焦点域をカバーする、重さわずか113gと小型軽量な標準3倍ズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ R(シルバー)
標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ(ブラック)

35mm判換算で28-84mm相当と使用頻度の高い焦点域をカバーする、重さわずか112gと小型軽量な標準3倍ズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ(ブラック)
標準ズームレンズM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ(シルバー)

35mm判換算で28-84mm相当と使用頻度の高い焦点域をカバーする、重さわずか112gと小型軽量な標準3倍ズームレンズ。

M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 Ⅱ(シルバー)

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