ホーム祭りの写真

プロが実践する。すぐに使える、お祭り撮影のポイント!

祭り 夏のお祭りの撮り方

プロが実践する。すぐに使える、お祭り撮影のポイント!

撮影 3つのポイント プロが伝授!夏のお祭りの撮り方

【1】お祭り全体の風景を撮る

それがどのような祭りなのか、知らない人が見てもわかるようにクライマックスと感じる部分は風景として広めにおさえておくことが大切です。時には観客も撮り込むことで、より臨場感のある写真が撮影できます。横位置だけでなく縦位置でも取ってみると、インパクトのある撮影ができるでしょう。ひとつの構図だけではなく、沢山構図を試してみましょう。

【2】集合体・個を撮る

祭り当事者や関係者、観客関わらず、祭りに集まる人々に着目しましょう。大人数の迫力を狙うことで、お祭りの雄大さを表現したり、個々の表情を狙うことで、お祭りの楽しさを表現することも出来ます。夏のお祭りは、体力を使いますので、撮影機材は極力少なめな方がいいでしょう。体調管理も大切な撮影ポイントです。レンズは厳選したものを持っていくのがいいと思います。

お勧めのレンズは「ZUIKO DIGITAL ED 150mm F2.0」35mm判換算で300mm相当の焦点距離をもつ、F2.0大口径望遠レンズです。望遠レンズ特有の遠近感の圧縮効果や、背景の柔らかいボケ描写との融合により、被写体を引き立たせようとする撮影者の意図を的確に作画に反映させることができます。

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【3】イメージカットを撮る

祭り道具や関係衣装は絶好の撮影ポイントです。人々の仕草などにも着目し、想像力をかきたてる1枚を狙いましょう。【1】や【2】で撮影した写真と並べて、組写真に構成するときにもアクセントになる様に、大胆な構図を探すのもいいでしょう。

撮影 表現力を高めるためのワンポイント プロが伝授!夏のお祭りの撮り方

  • お祭り撮影のポイント13
  • お祭り撮影のポイント14

動きを表現する(シャッター速度を変えて撮る)
高速シャッター(1/125秒以上)で動きを止めて、一瞬を切り取るのか、それとも低速シャッター(1/30秒以下)でブレをいかして躍動感を表現するのか、たったそれだけの違いでイメージはガラリと変わます。シャッター速度を意識する時は、ISO感度設定をオートにして、シャッター速度優先モード撮影がおすすめです。

プロカメラマン達が撮影した2011年東北の夏祭り プロが伝授!夏のお祭りの撮り方 Webギャラリー

桃井 一至先生が撮影した「東北六魂祭2011」
多くの人で賑わった六魂祭。
復興への期待や希望をお祭りと重ね合わせてご覧になった方も多かったことでしょう。私も会場で元気をいっぱいもらいました。その思いを胸に東北各地を巡ります。

清水 哲朗先生が撮影した「東北六魂祭2011」
当初の予想よりもはるかに人出がありましたが、六魂祭を通じて東北の方々の復興への熱い思いと魅力を肌で感じました。時には感極まって目を潤ませながらシャッターを押してました。それぞれの本祭も可能な限り、観に行きます!