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E-SYSTEMで世界の旅を届ける 地球クルーズ 第2章


Vol.03 兄弟セーラーを生んだロウズ家の軌跡

2009年01月27日 11:00 テーマ [ ]


ツバル出発前日。ラウトカ沖にて。 (E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

まずは今回の船旅の友であるロウズ兄弟の1人、ケン・ロウズを紹介しましょう。
彼はイギリス人の父と日本人の母との間に次男としてニュージーランドで生まれ、18歳までオークランド近郊のハウラキ湾に浮かぶワイヘキという島で育ちました。
ボクとケン・ロウズとの出会いはある客船上。それ以降会う度に「フライング・カーペット号」での様々な旅の話、海の話を聞きながら、いつの日かボク自身もそういう旅がしてみたいものだなぁ、と羨ましく思っていました。


フライング・カーペット号のクルーのケン・ロウズ。
E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

遡ること2007年某月、取材撮影で乗船したニュージーランドへと向かう客船上。
「ケンがニュージーランドに帰国しているよ。」
当時グアテマラの旅へと出発間近だった同じく今回のセーリングの友・イトウマサエから一通のメールが届きました。縁やつながりとは不思議なものでオークランド寄港の際に彼の故郷であるワイヘキ島をタイミング良くこのとき初めて訪れることができました。
ワイヘキ島はワインとオリーブが有名であることからも分かるように自然豊かな島です。彼の父であるバーナード・ロウズは30数年前、故郷イギリスから終の住処を求め、自ら設計・制作したヨットで旅立ちました。
そして大西洋を超え、太平洋の島々を訪れながら、このワイヘキ島へと辿り着きました。


フライング・カーペット号キャプテンのアンドリュー・ロウズ。
E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

この際の大西洋横断は当時のギネス記録として認定され、イギリスの新聞で大々的に掲載されたそうです。
彼が20年近く前に7年の歳月を費やして完成させたもうひとつのヨット、それがボクたちをフィジーの島々、そしてツバルへと誘ってくれた「フライング・カーペット号」です。
前回でも少し触れましたが、ロウズ家の人々は90年代前半にこの「フライング・カーペット号」でニュージーランド〜日本往復を4年の歳月をかけ、旅したことがあります。

最後にロウズ家の長男、アンドリュー・ロウズの紹介です。
「フライング・カーペット号」の現オーナーであり、キャプテンであり、なおかつシェフとして1ヶ月間にわたる毎日毎食の食事を作ってくれたのがケンの兄、アンドリューです。セーリング中は港々で食材を仕入れ、洋上では魚を釣り上げ、毎食用意してくれた料理はどんな豪華レストランよりも美味しいものでした。
今回の1ヶ月間に渡るフィジー・ツバルの船旅は外洋経験豊富なロウズ家の兄弟セーラーと一緒だったからこそ安全面でも、精神面でも全幅の信頼を寄せてボクは参加することができました。
「いつの日かヨットであの海を越えて…。」
かつて思い描いていた大きな夢が叶い、実現する日がやってきたのです。


ヤサワ諸島のある島。旅で出会った友人を再訪する。
E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

コメント(1)

双胴船をベースにした「フライング・カーペット号」、古代人はこの双胴船で日本まで来たらしいですね。もう一つのブログ「みどりの海へ」はシーカヤッカーで海洋ジャーナリストの内田さんのブログもはじまりました。面白いつながりです。

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