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E-SYSTEMで世界の旅を届ける 地球クルーズ 第2章


Vol.10 孤島ツバルをゆく (2)

2009年03月17日 11:00 テーマ [ ]


独立記念日を祝う島別対抗の踊り。
E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

2008年10月1日、ツバルは独立30周年を迎えました。歴史的にはボクの年齢より若いツバルという国。「ツバル」という言葉は1978年の独立時に人の住む島が8つだったことから、その「8つの島」を意味する「ツバル」という言葉が国名となりました。でも実際には紀元前にラピタ人(ポリネシア人)が航海カヌーでやってきてから、長い長い歴史が存在するのです。

8つの島に住む人々はこの10月1日に合わせて首都のあるフナフティ島にやってきます。この島にもそれぞれの島から移り住んできた人々のコミュニティーがあり、縁者や仲間を頼って、多くの人々が集まるのです。そしてフナフティ島では独立記念日の前後数日に渡って祝いのセレモニーがとりおこなわれます。今回、この絶妙なタイミングに合わせてツバルを訪れることができました。日本は幾千もの島々からなる国。同じ島国でも1都市だけで何百万人という人口の多い日本。一方でツバルの人口はおおよそ1万人。


ボクの育った町と同じ人口のツバルという国。
E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD
日本の大都市に住む方にはピンとこない数字かもしれませんが、ボクが育った鳥取の田舎町は平成の大合併前、人口がジャスト1万人だったので、その規模を容易に想像することができました。

集会所は各島出身者の憩いの場。
E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

ボクらのヨット「フライング・カーペット号」はラグーン内に停泊しています。夜が明け、島から朝日が昇ってきた6時前後。島内から大音量の音楽が聴こえてきました。いよいよ今日は独立記念日当日です。ヨットで朝食を取り、8時くらいに島におり立ち、メイン会場である運動場に向かいました。「セレモニーはもう終わりに近づいているよ。」と同じくツバルを訪れていた旅行者の方がすれ違いざまに教えてくれました。急いで会場に着くと、運動会の開会式のような行進が続いていました。


スピーチが主だったセレモニーはどうやら終わり、あとは島別対抗のサッカーやラグビーの試合の選手入場が延々と続いているようでした。赤道にほど近いツバルという国。早朝の涼しい時間帯にセレモニーを始めるとはなるほど道理にかなっています。午後はスポーツの祭典。空港滑走路が臨時のグランドになったりもしていました。そして夜には島別対抗の伝統舞踊の競技会。この数日間のために毎日踊りの稽古に励み、着飾る衣装を合わせて作るとのことです。前列、後列の目立つところで踊る人は容姿端麗、踊りのレベルが高い人が選ばれます。日が沈むと同時に始まった踊りは夜が更けるまで続きました。

誇らしく、可愛らしい瞳。
E-3 / ZUIKO DIGITAL ED 12-60mm F2.8-4.0 SWD

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