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E-SYSTEMで世界の旅を届ける 地球クルーズ 第3章 父子で旅する夏の南米・南極


Vol.06 南極への道(3)〜初めての南極、再訪の南極〜

2009年08月26日 11:00 テーマ [ ]


雪が降り積もった客船後部デッキ。
E-30 / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II

日本を発って早や6日目。時間に換算すれば百数時間。ようやく南極大陸に到達しました。ボクたちが上陸するのは南極半島にでしたが、南極点とも昭和基地とも陸続きとなっている紛れもない南極そのものです。今回、ボクたちを迎えてくれた記念すべき日にはなんと雪景色となりました。「南極=極寒」というイメージがありますが、夏の南極はせいぜい±5℃の世界。ボク自身にとって4度目の南極行きとなりましたが、吹雪く雪は目にしたことが何回かあれど、積もる雪というのは初めてだったので、とても新鮮な光景でした。

小高い丘を登ると眼下に船が見えた。
E-3 / ZUIKO DIGITAL 50-200mm F2.8-3.5 SWD)

感動に浸っている時間もそこそこに上陸開始のアナウンスです。南極クルーズでは前日におおまかな上陸地や遊覧地、行動予定、食事メニューが連絡ボードに掲示されるのですが、天候や気象予想によって、その都度変更となります。幸いなことに今回のクルーズではほぼ予定通りのスケジュールで行動することができました。最初の上陸地点はアークトースキー半島の北西に位置するオーン湾。切り立った断崖の反対側からアクセスする小高い丘なのですが、これを20代から80代の船客が列をなして登るわけです。上陸順は毎回グループごとに入れ替わります。最初の上陸では、ボクのグループは最後のほうだったので、本船からその光景を眺めていました。船客が坂を上っていくその様子はまるで「人間版ペンギンの行列」のようでした。


ようやく上陸の順番になりました。その麓に着いて驚いたのが、かなりの急斜面だということ。しかも雪の上を登らなければいけません。年代の層で言えば圧倒的に若年層に入るボクですが、この急斜面には正直足がすくみました。最初の上陸地で父・正作にせよ、ボクにせよ、怪我などしては堪りません。慎重に、慎重に坂道を上っていきました。下からは見えなかった最初の平らな地点には幾羽かのペンギンの親子が並んでいて、心を和ませてくれました。


午後に上陸したチリの観測基地。
E-3 / ZUIKO DIGITAL 50-200mm F2.8-3.5 SWD)
もう少し行くと今度は壮大な景色が目の前に現れてきました。雪原の向こうには雪に覆われた島々が連なり、氷塊が浮かんだ海が広がっています。「この景色を見るためにボクは再びこの南極の地を訪れたのだ。」と深く実感するとともに、父とこの風景を分かり合えたこの旅をとても嬉しく思いました。

父・池田正作が撮影した真っ白なペンギン。
E-30 / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II

[記事中、E-30使用写真は池田正作撮影。その他E-SYSTEM使用写真は水本俊也撮影。]

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