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E-SYSTEMで世界の旅を届ける 地球クルーズ 第3章 父子で旅する夏の南米・南極


Vol.08 楽園・南極の動物たち(1) ペンギン

2009年09月09日 11:00 テーマ [ ]


アデリーペンギンの横を素通りするジェンツーペンギンたち。
E-3 / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)

「夏の南極はペンギンとの出会いが面白い!」そう断言できます。南極の代名詞ともなっているペンギンですが、その分布は南半球の広範囲に渡り、18種に区分されているのが通説です。南極大陸にしか生息しないものは皇帝ペンギンとアデリーペンギンの2種類。ボクが過去に出会えたのはアデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギンの3種類です。皇帝ペンギンは昭和基地付近でよく見られるそうです。いつの日か皇帝ペンギンにも会ってみたい、撮影したいと夢見ていますが、南極観測隊員にならない限りは実現しないかもしれません。それでも夢だけはいつでも持っていようと思っています。

なぜ夏の南極で出会えるペンギンたちが面白いかというと、それは子育てにあります。12月は南極の春。飛べない鳥・ペンギンも多くの鳥たちと同じように卵を産み、抱えて、繁殖の時期を迎えます。1月から2月にかけて孵化し、2月から3月にかけてみるみるうちに成長していきます。12月は卵を抱いているので、その様子はあまり窺えないのですが、それ以外の時期であれば孵化したばかりの子ペンギンや短期間ですっかり親ペンギンと同じ背丈まで成長した子ペンギンと出会うことができます。 ボクが初めて南極を訪れたのは遡ること2004年。そのときはペンギン病の熱にうかされていたとも言えるくらい、帰国して現像するフィルム、デジタルデータともにペンギンばかりの写真でした。


南極の夏。ペンギンたちの繁殖。
E-3 / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)

お澄まし顔のヒゲペンギン。子供にはまだヒゲはない。
E-3 / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5)

今回の南極行きでそのペンギン病にかかったのが父・正作でした。半径5メートル以上近寄ってはいけない規則になっているペンギンたちですが、相手構わず好奇心から近寄ってきます。寄ってくるものからひたすら逃げるのも困難なことです。ペンギンたちを驚かせないよう自分が岩になったかのようにじっとしたまま黙ってやりすごし、隙をみて写真を撮ります。

傍から見ていたのですが、父・正作はペンギンに好かれるのか、いつの間にか彼らに取り囲まれていることが度々ありました。波打ち際で水遊びをする子ペンギン、トウゾクカモメに追われる親子のペンギンなど、父の撮影した写真の中にはボクとはまた違う視点でのペンギンたちが多く含まれていました。動物園とは全く異なる大自然・南極はペンギンたちの楽園です。そしてそこにある確かなものは、大自然・南極に暮らすペンギンたちの日常の営みでした。

ヨットでペンギンに出会う旅もある。
E-30 / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II

[記事中、E-30使用写真は池田正作撮影。その他E-SYSTEM使用写真は水本俊也撮影。]

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