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E-SYSTEMで世界の旅を届ける 地球クルーズ 第3章 父子で旅する夏の南米・南極


Vol.09 楽園・南極の動物たち(2) アザラシ・クジラ・オットセイ

2009年09月16日 11:00 テーマ [ ]


何か考え事をしているようなナンキョクオットセイ。
E-3/ ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

前回、南極はペンギンたちの楽園と称しましたが、もちろん彼らだけの楽園ではありません。もうひとつの極地・北極に住む動物たちの種類は限られていますが、南の極・南極にはクジラやシャチ、オットセイ、アザラシなど様々な動物たちが暮らしています。またカモメの類を始めとした鳥類も数多く生息しています。南極大陸を削った氷河によって、南極海は豊かな栄養分が海面に湧き上がるため、春になると光合成によってプランクトンが大量に発生します。南極の短い夏の間、ナンキョクオキアミなどを捕食するためにこの豊かな海にはクジラやシャチが南下してきます。

今回の南極クルーズ中、大変幸運なことにクジラの捕食を目の前で見ることができました。腕利きの船長はクジラを驚かせないように、エンジンの回転数を落とし、ゆっくりとクジラの出てくるポイントを予測しながら、船の舳先を移動させました。ゆっくりと船は進んでいるので、乗客たちは普段は立ち入ることのできない船の舳先にも陣取ることができます。ボクの撮影場所は船の錨を下ろすとき以外は開放されていた操舵室の横でした。


南極にも暮らすカモメの種。生きる親子の姿。
E-3/ ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

間近で見たクジラの捕食は圧巻。
E-30 / ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 II

父・正作のポジションはボクよりも良く、クジラが大きく口を開けた瞬間をE-SYSTEM ・E-30で見事に捕らえていました。何回か捕食の瞬間はあったのですが、父・正作が捕らえた瞬間と位置取りがベストでした。プロカメラマンである我が身としては少し悔しい思いもしましたが、残念がってばかりはいられません。能天気な側面も時には大事なもので「次回こそは!」と気持ちを切り替えています。

鳥類ではペンギンの天敵でもあるトウゾクカモメ、極地を行き交うアジサシ、名前の通り真っ白なユキドリなども生息しています。大型動物のオットセイ、アザラシなどはおっとりしているように見えますが、刺激を与えてしまうと猛突進してくることもあるそうです。彼らとはペンギンよりも2倍となる10mの距離を保つことが原則でした。そんな多くの動物たちに出会える夏の南極はまさに「楽園」の名に相応しいでしょう。動物たちは食や繁殖のため、南極を目指しますが、観光で南極を目指すボクたち人間も彼らの生態系を守るため、まずは南極を知るということが大切だと思います。ボクもまた近い将来の南極行きを目指しています。「いざ南極へ、再び。」という気持ちを常に持ちながら。

流氷に乗ってきたヒョウアザラシ。
E-3/ ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD

[記事中、E-30使用写真は池田正作撮影。その他E-SYSTEM使用写真は水本俊也撮影。]

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