オリンパス 花火フォトコンテスト 結果発表

応募された花火の写真を拝見すると花火の写真に拘って撮っている人達が増えてきた事を感じ嬉しく思います。また、手持ち花火や伝承花火の写真が増えてきた事も嬉しく感じています。
総合部門では合成写真の応募も可能です。しかし、合成する場合、テクニックの未熟さを隠すための合成ではなく合成で無ければ出来ない作品で、花火のサイズ、色、露出、構図、タイミング、環境、背景、風向き等々違和感の無い作品に仕上げて頂きたいと希望します。
秋や冬の花火は煙が少なく美しい写真が撮れます。玩具花火も被写体として楽しいです。花火は夏だけではありません。これからの季節も花火の撮影を楽しんで下さい。

審査員:金武 武

合成なし部門賞賞品:ご希望のM.ZUIKO PRO F1.2大口径単焦点シリーズを1本

丸三つ

「丸三つ」

ニックネーム:F.Koichi

講評:上空には大玉が三つ並び、中間には八方咲花火、低空には扇型に打ち上げる花火が並ぶ。上下左右がほぼシンメトリーに感じるワイドスターマインを正面かまたは裏側から画面一杯に捉えている。花火を沢山重ねすぎると露出オーバーになってしまうがこの写真は多過ぎず少な過ぎず丁度良い重なり具合で適正露出で撮れていて素晴らしい。ピクチャーモード(ピクチャーコントロール)とホワイトバランスの調整が上手く洋火花火の色が違和感なく再現されている。
ほんの僅かに大玉の上部が切れているのが残念な気もするが右端の外灯や下側の観覧客のバランスを考えればこの構図で良いだろう。観覧客を入れたので花火大会らしさと花火の巨大さを感じさせている。
花火の打上方法と、露出、ピント、構図、そしてシャッターのタイミングがシンクロすれば合成に頼らなくても見応えある写真が撮れることが分かる作品だ。

総合部門賞賞品:ご希望のM.ZUIKO PRO F1.2大口径単焦点シリーズを1本

2人きりの花火

「2人きりの花火」

ニックネーム:yos445

講評:連なる提灯を画面一杯に捉え、シルエットの二人と上空の花火三つの被写体のバランスが良い。映画のワンシーンの様なドラマ性を感じる。
花火は紅牡丹、紫牡丹、尾花または柳と花雷が重なっている。ホワイトバランスが洋火に合っているため色鮮やかな花火は美しく再現されている。提灯はもう少しタングステンの色を出しても良いだろう。花雷が何発も重なっているため露出オーバー気味だがこの写真では花火が脇役になっているためオーバー気味でも構わない。
撮影データが無いため合成写真なのかは断言できないが、「二人以外人が写っていない」「提灯が揺れていない」「人物の頭に花火の光跡が重なっている」「提灯の隙間に噴出が写っていない」等々を考えるとそれぞれの被写体を別々に撮影し合成したのかも知れない。
作者の感性の良さに惚れた一枚だ。

M.ZUIKO PRO F1.2シリーズ部門賞賞品:JTB旅行券 3万円分

光陰

「光陰」

ニックネーム:オリジャノ

講評:スパーク系手持ち花火を撮った写真だ。花火の芯にピントが合い前後に弾け飛ぶスパークは適度にボケていて美しい。解像度の高いレンズだからこそ撮れる写真だ。色の調整はアートフィルターを活用したのだろうか?ノスタルジックな雰囲気とメタル感から先進的なイメージも感じる。見る人の心情によって捉え方が変わる作品だ。

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