3/17(土)レビュー 『ながはまの色』トークショー

3/17(土)レビュー 『ながはまの色』トークショー

ある写真家が言っていた。「デジタル一眼が普及して以来、一般の方の作品レベルはとても上がった。プロよりすごいものを撮る人だっている。そりゃそうだ、毎日毎日何十枚も何百枚も、好きな同じ山の景色を撮っていればとてつもない陽の光や雲のカタチにだって出会うだろう。」(フィルム時代はそんなに沢山撮れるほど1枚あたり安くはないし、現像だって時間はかかる。)
そうなのだ。ローカルフォトもそこに住んでいる人を、そこに住んでいる人が撮るからとてつもないシーンに出会える。ましてや、自分が子どものころにあやしてくれた近所のおじちゃんが相手なら、いつもの笑顔をしてくれるのだ。いつも買いに行くお店のおばちゃんなら、いつもの笑顔で迎えてくれるのだ。写真家のように何年も通って仲良くなる手間も、精神的障壁もない。
ここに飾られている写真はすべてがそんな写真である。技術ではなくて相手との関係性、自分の気持ちと相手の気持ち、それが実際に暮らす町の中に存在することを感じさせてくれる。だから重くもあり、楽しくもあり、感動的である。
実際に撮った長浜市民が、自分が感じたことをそのまま話す。その中に、自分が元気になり、町が元気になり、思い描く明日が少しずつ近づいているように感じていることを思わせる1時間半だった。最後はいつもの出演者、観覧者いっしょになっての「ハイ、チーズ!」。だが、もちろん画像のトップ、である。

(長浜ローカルフォトアカデミーの2年目の活動を記した写真展『ながはまの色』。そのメンバーによるトークショー。前半には、その指導をされた写真家MOTOKO氏による講演もありました。)

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