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2021年9月16日~9月27日 中条 望 写真展 「今ここで生きる:ロヒンギャ難民キャンプ」

2021年9月16日~9月27日 中条 望 写真展 「今ここで生きる:ロヒンギャ難民キャンプ」

▶新型コロナウイルスへの取り組みとご来場時のお願い


中条 望 写真展「今ここで生きる:ロヒンギャ難民キャンプ」
オリンパスギャラリー東京 期間: 2021年9月16日(木)~9月27日(月)
10:00 〜 18:00 最終日15:00まで 9月21日(火)・22日(水)休館 入場無料

事前予約制・定員制の「作品解説」を開催します

【写真展案内】
 本作品はバングラデシュ国内におけるロヒンギャ難民キャンプ内での生活を2017年から2020年初頭にかけて、何度も時間を共にする中で撮影を行い纏めたものである。ロヒンギャ、彼らの苦悩は今この瞬間だけでなく連綿と今に至る過去、容易に辿り着けない未来に在る事を忘れてはならない。
 2017年8月25日、彼らにとって5度目の大きな人口流出に連なる悲劇が訪れた。彼ら、ロヒンギャ(仏教徒が多くを占めるミャンマーにおいてバングラデシュに程近いラカイン州出身の少数派イスラム教徒)はミャンマーでの虐殺から逃れる為、わずか半年間で約70万人もの数がバングラデシュに流入した。 バングラデシュ国内におけるロヒンギャ難民は、従来からキャンプ内に暮らす人達と合わせるとその数 優に100万人を越える。問題はこれら昨今の流入者だけにとどまらない。キャンプ内には既に2世3世といった世代さえも存在し解決の一途を辿れぬまま今日の状況に至っている。
 バングラデシュ国内には複数のロヒンギャ難民キャンプが存在するが、私は南部に存在するナヤパラキャンプ(1992年設立)を基点とし撮影を続けている。日々肥大化が進むキャンプとは裏腹に彼らの生活区域は極めて限定的である。彼らは「制限された生活を行うミャンマーからの避難民」としての立場に過ぎず、ここでは彼らの望む発展的な教育や雇用の機会は無いに等しい。
 本キャンプにおいて1992年から「一時的に」暮らし続けている彼ら。まるで真空地帯とも言える状況に生きる彼らの立場はこれからの世界の在り方を問い続ける。
彼らは今生きてここにいる、私は無視する事は出来ない。

出展作品数 カラー 50点予定

【作品解説】(事前予約制・参加無料)

新型コロナウィルス感染拡大防止対策を徹底し、事前予約制・定員制の作品解説を実施します。


※写真展の見学は予約不要です。

(但し、ソーシャルディスタンス確保の観点からお並びいただく場合がございます)

※お申込にはズイコーフレンドクラブ会員登録が必要です。
(ゲスト会員・スタンダード会員・プレミア会員)
 会員でない方はこちらからあらかじめご登録をお願いいたします。

■オリンパスギャラリー東京
  9月18日(土)14:00-15:00(定員20名)
「今ここで生きる:ロヒンギャ難民キャンプ」 作品解説
※2021年8月16日 11:00 申込受付開始
お申し込みはこちら



【出展者情報】
中条 望(ちゅうじょう のぞむ)
1984年三重県生まれ、同志社大学卒業。在学中よりアジアを中心とし難民・スラム・辺境といった状況に生きるマイノリティーに寄り添い撮影を続けている。
主な写真展に
「友人たちのポートレート : ASIAのMinority -難民キャンプ・スラム・辺境から- 」(2016年オリンパスギャラリー東京・大阪 )/「サゴッタ:11歳の女の子が過ごす難民キャンプ」(2018年オリンパスギャラリー東京・大阪) 等がある。
ウェブサイト:https://nozomuchujo.jp


オリンパスギャラリー東京
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