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星、生き物、水。OM-D E-M1 Mark IIIで撮る日本とアラスカ

OM-D E-M1Xの登場で発表された衝撃の性能、世界最高峰の手ブレ補正やライブND、5000万画素手持ちハイレゾショット。それらに、新しく”星空AF”の機能が加わったOM-D E-M1 Mark III。サイズはE-M1 Mark IIとほぼ同じ、ミラーレスカメラらしい軽量コンパクトなボディー。ですが、8000万画素(三脚ハイレゾショット)で撮影することもでき、AFも高速&直感的。自分の撮影スタイルによりフィットしたこのカメラを片手に、日本とアラスカを撮影しました。E-M1 Mark IIIとの撮影旅行は、まるで子供のようにワクワクするものとなりました。カメラ好きも写真好きもワクワクできるこのカメラの一部機能を紹介します。(写真家 佐藤 大史)

※星空AF(精度優先)と、ハイレゾショット(三脚)の設定の写真以外は全て手持ちで撮影しています。

E-M1 Mark IIとの出会い

私はアラスカをメインのフィールドに撮影をしていますが、基本的には興味を持ったものはなんでも撮影対象としています。日本では特に生き物や風景の撮影をしていますが、数年前までは大きなこだわりなくフルサイズカメラを使用していました。私がメイン機としてオリンパスを使うようになったのはOM-D E-M1 Mark IIと出会ったとき。アラスカの原野を大きなザックを2つも背負って歩く私のスタイルでは、少しでも機材を軽くし、撮影のパフォーマンスを上げたいので、軽量かつ高性能のものを探していたのです。そんな時に出会ったのがOM-D E-M1 Mark IIだったのですが、ミラーレスの大きな特徴である小型軽量に加え、世界最高の手ぶれ補正、それに私個人としてはオリンパスのレンズ群のキレの良さに驚きました。初めてアラスカ遠征に連れて行ったときには、24時間日が沈まない時期から、オーロラが舞う時期まで数ヶ月の間アウトドアで過ごしましたが、防塵・防滴・耐低温性能にも随分と助けられ、気づけば今まで使っていた機種よりE-M1 Mark IIにすっかり頼るようになっていました。

日が暮れた後に出会った樹上にいる子グマ。足元がぼんやりと見えるくらいの明るさだったので光が足りないと直感的に感じた瞬間でした。少し不安だったので感度を6400まであげ、シャッター速度をできるだけ稼ぎ1/13で撮りました。35mm換算で120mmを超える焦点距離だったにもかかわらず、手ぶれも被写体ぶれもしていません。この撮影時には「ひと昔には諦めていたカットがこのカメラなら撮れるんだ」と思い本当に驚きました。

こちらも日暮れ後の写真。ドールシープたちの静かな日常を写すことができました。

ボディーが約574gと軽いので、山に背負って上がるのも随分と楽になりました。大きな山脈の中を何日もかけて歩き、出会ったクマの親子。稜線に着くのがあと数時間遅かったら出会えていない瞬間でした。

軽さと物理的にサイズが小さいことも大きなメリットの一つ。生き物にストレスを与えぬよう最小の動きをしたいときに、体への負担が少ないのです。静音シャッターもストレス減少に一役買ってくれます。クマの兄弟のリラックスした瞬間は、このカメラでなければ撮れませんでした。

こちらも静音モード(電子シャッター)を使って撮ったカット。画面右側に見えているムースの母親を常に意識していなければいけないシチュエーションだったので、バリアングルモニターで画角を確認しつつ周囲を確認しながら撮影しました。

9月の北極圏で撮影したオーロラ。山脈の奥深くまで片道一週間近くかけて歩き撮影したもの。マイクロフォーサーズのシステムに変えてから機材は数キロは軽くなりました。そのお陰で体力の消耗が抑えられ、フィールドで野生生物のように彷徨える時間が長くなりました。

その後、2019年にはライブNDや5000万画素手持ちハイレゾショットなど新機能が搭載され、かつ手ぶれ補正が強化されたE-M1Xが世に出ました。個人的にはE-M1XのAF性能や操作性、ホールド感が相性がよく2020年2月現在もメイン機として使っているのですが、飛行機での移動も多い海外遠征ではボディーのコンパクトさに救われることがあるのも事実。E-M1 Mark IIのコンパクトなボディーにE-M1X並の操作性がついたら私にとって最高のカメラだなと思っていました。 そこに登場したのがE-M1 Mark IIIです。見た目はMark IIとほぼ同じ、ミラーレスらしいコンパクトなボディー。搭載された新しい機能と、このカメラにできること。それらについて次ページから説明します。

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