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野鳥撮影に革命をもたらす!
手持ちで撮れる600mmレンズフィールドレポート Vol.1
~600mmレンズの解像力、描写力の魅力~

4.強力な手ぶれ補正により手持ちの動画撮影も可能

「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」の「5軸シンクロ手ぶれ補正」の補正効果が非常に強力なので、手持ちで超望遠ビデオ撮影ができるのでは?と思い、梅林で花の間を行き交うメジロの姿をOM-D E-M1でフルハイビジョン動画撮影をした。梅林の中なので寄りかかる場所はなく、カメラを固定する三脚、一脚もない状態。これまでのカメラ、レンズであれば、手持ち撮影などもっての外、というシーンだが、「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」の「5軸シンクロ手ぶれ補正」は期待を裏切らず、想像以上に安定した映像をもたらしてくれた。

35mm判換算600mm相当のズームレンズはこれまでにもあったが、単焦点レンズならではの開放F値の明るさ、キレのよい写りは、他の何ものにも代えがたい。シャープでヌケのよい描写、強力な手ぶれ補正、最短撮影距離が1.4mと短いこと、防塵防滴仕様の信頼性の高さ、長時間構えても苦にならない比較的軽いレンズであることなど、「M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO」の魅力を書き出すときりがない。野鳥をはじめ、生きものを撮影するカメラマンには欠かせない一本であることは間違いない。

春、花の季節、梅、桜、桃には花蜜を求めて、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、イカルなどさまざまな野鳥が飛来する。

梅の花蜜を求め、木々を行ったり来たりするメジロの姿をフルハイビジョン動画撮影。三脚や一脚を使わず、すべて手持ちで撮影している。絞り、シャッター速度、ホワイトバランスはカメラ任せだが、非常に鮮明な映像となっている。なお、撮影した映像は、複数のカットをビデオ編集ソフトAdobe Premiere Elementsで1本にまとめた。

OM-D E-M1(HLD-7付き)に装着したM.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO。三脚を持たずに35mm判換算で600mm相当の撮影ができるコンパクトな超望遠システムだ。

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