木村 琢磨の

芸術の秋、小さな秋と秋の予感。
カメラを絵筆に自然のキャンバスに絵を描くように自分色の秋を表現する。
元々、絵を描くことが好きだったため写真を撮る時は絵を描くように撮影している。
あまり『写真』という言葉を意識して撮影をしたことはない。
今回撮影をしたのは8月下旬、今年は酷暑と呼ばれるほどの異常な暑さでネイチャーフォトを撮影する身としては非常に辛い夏だった。
そんな暑さの中でも近くの公園や近所の山に足を運ぶと秋の予感が感じ取れる。
先日まで青々しかった葉が赤く・黄色くなり、落葉し足元を彩る。
夏の色と秋の色が混ざって季節の変わり目を実感できる。
朝・夕は昼間の暑さはどこへやら、少し肌寒さを感じる秋風が吹き抜ける。
田んぼの稲も頭を垂れはじめ、空には夏雲と秋雲が同居していた。

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