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OM-D E-M1 Mark II M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO + MC-14 F4.5 1/2000秒 +1.0EV ISO200 | ゴイサギ(京都府)
水辺のサギたちと、季節を感じられる背景を取り込んだ身近な野鳥たちの写真でまとめてみました。サギたちの現場では川に入ったり、水際で水を浴びたりしていましたが、このような思い切った撮影は、身軽に動ける小型軽量、かつ防塵防滴の機材でなければ不可能でした。また、水のカタチを狙った撮影ではプロキャプチャーモードを使い、寄せた波がゴイサギの頭に直撃する瞬間にシャッターを切って水の形やゴイサギとの位置関係がいいものを選びました。基本的に三脚を使用しての撮影ですが、桜絡みのコゲラとジョウビタキは手持ち撮影です。あらかじめ背景を決めての待ち伏せ撮影でしたが、わずかな上下、左右のポジション差で背景が大きく変わるため、三脚に固定してしまえば咄嗟のポジション変更に手間取ると判断したからです。300mm F4.0 IS PROの換算600mm相当でも躊躇せず手持ち撮影を選択できるのは、強力な手ぶれ補正があるからこそです。
水中 伸浩
1961年京都生まれ。地元のフィールドを中心に、1種の鳥と数ヶ月向き合う長期撮影を基本スタイルとし『生息環境を取り入れた美しい写真』をテーマに野鳥撮影を続けている。 BIRDER誌に「Moment of Birds」連載中。
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水辺のサギたちと、季節を感じられる背景を取り込んだ身近な野鳥たちの写真でまとめてみました。
サギたちの現場では川に入ったり、水際で水を浴びたりしていましたが、このような思い切った撮影は、身軽に動ける小型軽量、かつ防塵防滴の機材でなければ不可能でした。また、水のカタチを狙った撮影ではプロキャプチャーモードを使い、寄せた波がゴイサギの頭に直撃する瞬間にシャッターを切って水の形やゴイサギとの位置関係がいいものを選びました。基本的に三脚を使用しての撮影ですが、桜絡みのコゲラとジョウビタキは手持ち撮影です。あらかじめ背景を決めての待ち伏せ撮影でしたが、わずかな上下、左右のポジション差で背景が大きく変わるため、三脚に固定してしまえば咄嗟のポジション変更に手間取ると判断したからです。
300mm F4.0 IS PROの換算600mm相当でも躊躇せず手持ち撮影を選択できるのは、強力な手ぶれ補正があるからこそです。