中野 耕志

全長約3000kmの日本列島。流氷の海や標高3,000m級の高山、そしてマングローブ林など、多様な自然環境がひとつの国に存在するという、世界的に見ても希有な存在だ。そんな豊かな環境には多くの野鳥が生息し、現在までに約600種もの野鳥が記録されている。僕は全国各地を旅しながら野鳥を撮影してきたが、なかでも北海道が一番のお気に入りで、30年近くこの北の大地に通い続けている。僕が考える理想の撮影地は、野鳥の種数と個体数が充実しているのはもちろんのこと、野鳥が暮らす生息環境も美しく魅力的であってほしい。北海道はそんな野鳥写真家の願いを満たしてくれる場所なのである。
北海道の自然は美しく、ときに厳しい。そんな環境下での撮影では撮影機材の信頼性とフットワークの軽さが求められる。E-M1 Mark IIとM.ZUIKO DIGITAL 300mm F4 PROの組み合わせは、堅牢な防塵防滴仕様だがシステム重量がわずか2kgと小型軽量で、僕の行動を妨げない。それでいて野鳥の鋭いまなざしや力強い羽ばたきを鮮明に写し止めてくれる画質の良さが魅力である。E-M1 Mark IIとPROレンズは、小さくても頼もしい相棒だ。

中野 耕志

「“Birdscape”〜鳥のいる風景」と「“Jetscape”〜飛行機の飛ぶ風景」を二大テーマに、国内外を飛び回り、広告や雑誌等に作品を発表する。近著に「デジタルカメラによる野鳥の撮影テクニック」(誠文堂新光社)などがある。

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